ドル・ショックの再来の続き(杏林大学)


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Posted by 倉西先生 on 2007/12/05 18:42:31:

     ドル・ショックの再来の可能性については、先日の記事で書きましたが、現在、アメリカと湾岸諸国や中国といった後進工業国との間では、ブレトンウッズ2というシステムが働いているそうです。これは、ドルに対して自国通貨安の相場に固定(ペッグ)し、自国からアメリカへの輸出を増やすとともに、アメリカから支払われたドルを、再びアメリカ証券市場などに投資をする、という仕組みです。しかしながら、最近となって、アメリカ市場への資金の還流が減少し始め、この制度が維持できなくなるのでは、という観測が流れているそうです。そうしますと、70年代の”ドル・ショック”ほどの大規模ではないにせよ、”ドル・ショック2”が発生する可能性は否定できません。先生は、むしろ、変動相場制への移行の方が、アメリカにとっても、世界経済にとってもプラスとなるかもしれない、と思っています。

    参考までに・・・

    http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/2ac804b582d5cb6ac26e762c2f76f1af/fa


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