レポートの課題(鶴見大学)


[コメントツリー表示を見る] [発言時刻順表示を見る]

Posted by 倉西先生 on 2007/12/21 22:14:32:

    以下に、レポートの書き方についてのプリントを掲載します。
     

     政治学概論Uでは、単位の認定と成績の評価は、皆さんのレポートに基づいて判断します。レポートは、以下に述べる作成の概要を踏まえて、提出期限までに作成するようにしてください。

    1.テーマの選び方

     政治学概論Uにおきましては、政治および政治学上の論点を含む、様々な問題を扱って解説してきました。しかしながら、講義で取り上げた事柄は、今日、私たちが直面している政治的な問題のほんの一部分でしかありません。そこで、より政治に接近するために、自らが、日頃、特に関心を寄せている時事問題や政策論争を、レポートの対象として選んでみてください。今回の講義は、ケース・スタディーが中心でしたので、是非、問題解決を目指した政策提言型のレポート作成に挑戦してみてください。

    2.目的の設定

     対象が決まりましたら、レポートの論述を通して筆者が追求しようとしている目的を明らかにします。これは、筆者の視点を明らかにすることでもあります。例えば、「ある問題について、その解決策を、・・・の視点から提示する」、というように(序論部分)。

      テーマの提出日:12月14日(金)

    3.要因の分析と解決策

     論じるべきテーマ(問題)が決まりましたら、結論(解決策)を模索します。しかしながら、そのためには、自らが選んだ問題の本質を見極める必要があります。解決への道筋を見つけるには、それに先立って、問題発生の要因は何かを分析し、複雑に絡み合う諸要因の関係を予め整理しなくてはならないのです。こうした作業を行うことによって、現実的な解決策が見えてくるかもしれません。

    4.参考文献を探す

    せっかく、すばらしい解決策を提示したとしても、論証と説得力がなくては読者を納得させることはできません。そこで、自らの説を証明したり、補強したりするために必要となる、いろいろな資料や書物を探します。これらの資料が参考文献となります。参考文献は、必ず、文末に記載するようにしてください。

    5.レポートの構成を考える

     レポートの構想が、凡そまとまりましたら、レポートの構成を考えます。結論が、読者に対して説得力を持つように、序論(問題の提起)から結論(解決策の提示)までのレポートの流れを作ってください。









    6. レポートの提出日

    レポート提出の日は、1月11日(金)の最終講義の日です。

    7. レポートの字数とレポートの様式

    レポートの字数は、最低2000字(400字詰め原稿用紙で5枚程度)です。
    形式は、手書きでも、ワープロでも、パソコンの打出しでも結構です。
     なお、レポート提出用の表紙は、講義中に配布します。


    それでは、皆さん、レポートの作成に臨んでみましょう!


このメッセージに返事を書く

ハンドル:
タイトル:
内容: