鎌倉幕府の支配集団(鶴見大学)


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Posted by 倉西先生 on 2008/04/18 21:23:44:

    質問
     たとえば、鎌倉幕府は、将軍の下で少数の集団が幕府を構成していましたが、これについてはどのように思いますか?

    回答
     鎌倉幕府では、実権は将軍にはなく、執権が握っており、それを11人の評定衆が補佐するという形式を採っていました。重要な政府は、この評定衆で合意されましたので、この側面において、集団的な支配体制ということができましょう。しかしながら、この制度は、あくまでも支配集団、つまり、政府の形態についてのお話であって、本講義で述べた”集団”とは異なっています。本講義で述べた”集団”とは、政府と国民とを合わせた人の集まりなのです。


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