弱い日本から強い日本へ（鶴見大学）

質問
　戦後の”弱い日本政策”から”強い日本政策”への転換は、何時頃行われたのですか？

回答
　農地改革は、終戦の年である１９４５年（昭和２０年）に立案され、翌年に第二次農地改革法として制定されましたので、この頃までは、”弱い日本政策”であったことになります。しかしながら、その後、米ソ対立は避けがたくなり、アジアでも、ソ連の南下と朝鮮半島の分断、中国における共産党の勝利、朝鮮戦争と動乱が続きますので、４０年代後半には、”強い日本政策”に転換せざるを得なくなったと考えられます。

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