人権擁護法案が危険な理由(鶴見大学)


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Posted by 倉西先生 on 2008/12/13 19:48:10:

    質問
     法案に潜む危険性では、人権侵害など、全員が不幸になってしまうということで、何故そうなってしまうのでしょうか。もっと、安全な法案にならないのでしょうか。

    回答 
     マイノリティーの保護の文脈から見ますと、社会が、監視する権利と準警察権力を持った側(マイノリティー)と、監視される側(マジョリティー)に分裂してしまうからです。これでは、双方の差が解消されるどころが、溝が深まるばかりとなります。また、より一般的な人権保護の文脈におきましても、発言に対する相互監視体制ができてしまうことになります。こうした欠点がありますので、小手先で法案を修正しても、本質的な危険性が低下しないのです。


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