2005年7月大分県国東半島と山陰の旅


以前から行って見たかった国東半島を巡ってきた。
梅雨が明け暑い日であったが、予想とおりに好印象の土地であった。
お寺さんも幾つお参りしたか・・・1日で多く周ったのでご利益も薄らいだかも。


片道1200KMいつものように「車中泊」が原則で、高速道路のパーキングエリアや道の駅を利用した。
最近の道の駅は温泉施設なども併設され、我々の様な貧乏旅行者には大変助かる。
しかし今回誤算があった、それは梅雨が明けたため気温が高く、車の中は日大変暑く、
窓を開ければ「蚊」に刺されるし、時期を選んで旅先を選ばねばと反省することが多かった。
時期を選んで旅先を選ばねばと反省することが多かった。   

国東半島の旅 2005年7月16日(土)〜22日(金)
憧れなのか「大分県」はどんな所だろう?そんな単純な想いから西に向かった。宿の予約もせず気ままな旅を目指したのだが・・・・。
多くの仏教文化を伝える歴史的文化財が多いのも特徴だった。
7月16日(土)
大分県国見町権現崎にて

家を出発し途中高速道路の草津PAで時間切れとなり車中で1泊した。翌日小倉東ICを出て国東半島を目指すが夕日が見えるポイントが多くここも其の一つだった。時間は午後5時を回っていただろうか。








東京より日没が遅く7時になっても辺りはまだ明るかった。飛び込んだキャンプ場で車中キャンプをした。

海から吹いてくる風に向かって車を停めるが、夜中に風も止み二日続けて蚊に悩まされ睡眠不足となる。




7月17日(日)

ここは国東町営の「国東サイクリングターミナル」建物の裏側は海となっていて海水浴に最適なところ。今回の目的地はこの隣の武蔵町、車で15分ほどで大分空港もある。
暑さと蚊に堪らず飛び込みで宿泊をお願いするも、幸いに連休だったが空部屋もあり此処で2泊する。
町営なので1泊5500円程度、食事も美味しく、お勧め。
「国東サイクリングターミナル」の職員は非常に丁寧に見所を説明してくれた。地図にしるし付け順番まで指示してくれた。

熊野磨崖仏・・・一度見たかったところの一つだった。暗くて急な石段を半分ほど登って行くと、木々が途切れ急に其の場所だか明るくなって、突然大きな仏様が現れた。
横から見た磨崖仏
両子寺の仁王像
本堂には多くの観光客が足を運ぶが、少し離れた此処へは殆どの人は来なかった、静かで良い所なのに。


国東半島はこの両子寺のある両子山を中心とした半島で、道路が縦横に作られている。どこに行くにも快適なドライブが楽しめる。勿論自転車で走っている人などは一人もいなかった。
7月18日(月)
前夜、食事の世話をしてくれた宿の女性から「日の出が綺麗だよ」と言われたので、朝海岸に向かった。雲が多かったが暫くの間だけ楽しませてくれた。
太陽の左側は四国の方向。

朝食の後臼杵城へ向かう。
城から臼杵の海岸。潮が引いて広大な干潟となっている。満潮時には全面が水面となるようだが、想像もつかないくらいの干満の差がある。
武家屋敷の街並を歩く。
写真のように歩く人も殆ど見られなかった。

何か不思議な光景だった。
岩戸寺の帰りの石塔群

岩戸寺もここも私たちだけの参拝。
静かな世界。

7/19

国東半島を後に岐路は下関から日本海側を北上。
宿も決めず気の向くままの旅。
山口県浜田市の道の駅「ゆうひパーク浜田」での夕日

夕日には日本海側も負けてはいなかった。
7/20



この30年近くの私達のご縁に感謝し「出雲大社」に参拝する。

国東町の「阿吽」像

次の旅もアウンの呼吸で出かけられるか?