滝のある村 カナイマ
Kanaima


アスリータ、メリダ、パラモと巡りカナイマへ向かう。
一度首都カラカスに戻り飛行機を乗り継ぎいで行かねばならなかった。
飛行時間は合計3時間ほどだが、時刻表とおりに飛ばないベネズエラ流だ。
でも慣れてはきたが、移動だけで1日かかった。
カナイマは最近日本でも落差1000mのエンジェルの滝がTVで数回紹介されている。
ベネズエラでも今までと違う熱帯雨林の自然を味わった。



9/1 カラカスからカナイマへの途中の景色。オリノコ河が大きく蛇行している
、川の両側に人家は見当らないベネズエラの大きさがわかる光景だ。
この下流には隊員も一人派遣されている


カナイマへ着陸したビーチクラフト機。19人乗

りだが乗客は私達3人だけの貸し切り飛行だった


カナイマ空港 村民はまるでタクシーのようにセスナ機を使っていた。
飛行場と言うよりバス停のほうが似合う


空港からホテルへの送迎トラック 荷物も人間も一緒だ

歩いても10分程度でどこのホテルにも到着する  


空港からトラックで数分のところのホテル事務所兼食堂兼雑貨屋さ
ん。
公衆電話も2台あり地元の人はこの店へ買い物に集まってくる。

店内にはお土産から日用雑貨までありとあらゆるものが揃っていた


食事は宿からこの道を500mほど歩いて食堂に向かう。
夕食後は街路灯も無く真っ暗になるが、道の両脇には無
数の蛍が光り、また滝の音が低く響き幻想的であった



今夜の夕食は3人だけ
彼はカナイマと近隣を結ぶ飛行機のパイロット、
明日朝のフライトのため今夜はここで一泊する
協力隊員も以前彼の飛行機に搭乗した
と彼は隊員の名前まで覚えていた


ベッドとトイレと水シャワーがあった質素な宿。
バックで1泊する夜も荷物はここに置いていった 


湖畔から見たカナイマの滝。
雨季と乾季ではその水量が大きく
変わり景色も変わるようだ。
遠くにはテーブルマンテンも見える


ボートに乗って滝に近づく。コーラ色の水量に
圧倒されるが、それはまだ滝の全貌ではなかった


Sapito(サピト)の滝。ここで衣服を脱いで水着になって滝の裏側を進んだ。
水と風がもの凄い勢いで身体を打つ。潜り抜けた
先は怖いほどの迫力だった


これはHacha(アチャ)の滝だが、Sapioの滝もくぐりぬける
と同じような風景だった。(Sapioではカメラを置いていった)


滝の上部に出ると、さっきの迫力とは思えないほどの穏やかな流れで、
美しいカナイマの景色が広がっていた
,遠くにはテーブルマンテンが見えた