転換契約は、最近「朝日新聞」でも数回の記事に特集を組んだくらい、話題になっています。 まず、転換を考える前に、基礎知識を身に付けましょう。 予定利率 転換での話題は「予定利率」の変更があげられます。予定利率とは、将来の運用を見こんで、保険料からその運用効果分を差し引く事です。
金利による選択 金利が下がる傾向にある場合は、運用期間を長くとり、上昇の傾向がある場合は運用期間を短くするのが一般的です。
転換の普及 日本の経済が上向きの時は、昔にかけた保険の価値が低下しつつありました。インフレの状態ですね。その為、保険金額も情勢に合わせて、 見なおす必要があったのです。とくにバブル前などは、随分前の契約を見直す需要が相当あったと思います。 さらに、以前の入院保障特約は「20日以上入院した場合、支払われる」という内容の特約でした。それを変更することも、サービスだっ たのです。 また、バブル前から、経済の過熱による金利上昇傾向にありましたので、保険会社の予定利率も上がり始めました。予定利率の上昇により、 転換しても有利になっていました。それと、保険料を決める元になる「死亡表」が変更になったり(長く生きるので、保険料を下げられる)しましたので、転換 はむしろ「お客様のため」という事でした。 しかし、完全にバブルがはじけたあとの現在では、全く逆の構図になっています。 新契約の獲得が難しくなり、既契約の見なおしに力を入れ始めました。従来の予定利率では運用が出来なくなり、逆鞘が深刻な問題として発 生しました。その逆鞘はすぐにでも解消したい!と思うのは保険会社の社員でなくても分かります。 しかし、転換する理由も無くなっています。(予定利率の低下) そこで考えたのは、新しい保障を付けるときに、転換することです。三大疾病保険やリビングニーズ特約が発売になり、それを餌に転換を勧 めました。(リビングニーズなんて保険料を取らないし既契約につけても問題無いだろう!と思いますが、新規契約のみの保障としています。(例外もありま す)リビングニーズは、医師が余命6ヵ月と判断した場合、契約上の保険金額(規定上)を支払うものです。(日本の医師は、そんな判定はめったにしませんの で、支払い例もごくわずか。) ・・・と言うことは、顧客の契約の見なおしという事で「会社の経営」を改善しようとしか考えられません。(しかし、保障の見なおしで、 本当に必要な場合を除きます) それでは、転換の仕組みについてです。 |