≪フィッシングスタイル≫
閉伊川でサクラマスフィッシングを行う際の基本スタイルは『釣り下り』になります。
釣り下りとは『流れ込み(瀬頭・淵頭)から釣りを始めて、流れ出し(瀬尻・淵尻)まで移動する』方法で、本流釣りでは餌・ルアー・フライ共通の基本スタイルになります。


≪マナー&ルール≫
※先行者がいる場合は必ず一声掛け、先行者より上流側から入川してください。
※『先行者の下流側から入川する』『一ヶ所で粘って釣り下らない』等の行為はNGです。(下流域・堰堤上下のポイント等は除く。)
※対岸に先行者がいる場合は、先行者が釣り終わるのを待つか別ポイントへ移動してください。(川幅のあるポイントは除く。)
※中流域〜上流域のポイントでは『流芯に向かってキャストする』が正しく、流芯側からのウェーディング・キャスティングはNGです。


≪流域別の特徴≫
【下流域:コープケミカル前〜4番堰堤(花輪橋下)】
川幅があるので1つのポイントで複数のアングラーが釣りをする事が可能。公園・河川敷が隣接しているので駐車スペースにも困らず、比較的足場の良いポイントが多い。
【中流域:花輪橋〜新里物産センター(梁場)】
川幅が狭くなり、瀬・淵が連続する流れに変化する区間。ウェーダ―は必須アイテム。一ヶ所で粘らずにポイント移動を繰り返す『ラン&ガン』スタイルが主流。
【上流域:湯ったり館前〜腹帯放水口】
川幅が更に狭く落差の激しい渓相に。フィッシングスタイルは基本的に中流域と同じだが、大渕や岩盤のポイントが連続するのでウェーディングには細心の注意が必要。
【最上流域:腹帯〜小国川合流点】
発電所の取水により常に渇水している為『涸れ川』と呼ばれる区間。サクラマス狙いではあまり一般的なポイントではないが、増水により他のポイントが釣りにならない状況では好ポイントになる場合も。

≪注意事項≫
近年、サクラマスアングラーの増加に伴いそれと比例して釣り人による様々なトラブルが多発しています。
最低限のマナーとして以下に該当する行為は絶対にしないようお願いします!
私有地・牧草地への車乗り入れ・ゴミの放置・農作業や走行の邪魔になるような駐車。

無理な渡川やウェーディング。(※増水時は特に危険です!)



≪遊漁規則等に関するお問い合わせ≫
閉伊川漁業協同組合