日本熊森協会のホームページ NHKラジオ深夜便「こころの時代」(08年5月11日午前4:05〜40分)
に森山まり子会長が出演され話をされたのを聞いて「日本熊森協会」を知りました。
金剛山もスギ・ヒノキの人工林が多く、同じ危機に直面していると思われます。
1.日本熊森協会とは
 (にほんくまもりきょうかい)
豊かな森の指標、クマがシンボルです。
大きな動物たちがすむ巨木の森は、この国のすべての生き物の命と全ての産業を支えてきた
大切な森です。
この森を次世代に残すため、奥山の保全・復元活動に、汗まみれ泥まみれで取り組んでいる
実践自然保護団体です。
2.活動 都市と郡部が力を合わせて、
@針葉樹であるスギ・ヒノキ一色の人工林政策を転換し、行き過ぎた部分を広葉樹の自然の森
 に戻そうとしています。
A森造りに必要な、クマをはじめとするすべての野生動物たちの絶滅を止めようとしています。
B国内第一次産業(林業、農業、漁業)を、もっと大切にしようと訴えています。
3.起こり 1992年、兵庫県尼崎市立武庫東中学校の生徒たち260名が起こした、「クマを絶滅から救う運動」
が、日本の自然を私たちの手で守ろうという運動に発展しました。(当時の教師が森山まり子会長)
1997年、日本にも欧米並みの100万人規模の自然保護団体を作ろうと、日本熊森協会が設立
されました。
4.そのた 戦後、林業発展のため、スギ・ヒノキの人工林政策を国は拡大してきましたが、途中輸入材が安く
国内に入ってきたため、この人工林が置き去りにされました。このため自然林が減少し自然林と共存
していたクマや他の動物も食べ物が無く山に住めなくなり、人間の住むところへ下りてき、畑を荒らし
たり人間に被害を与えたりしています。
国は輸入材に高い関税をかけて輸入を抑えれば、国産材が売れ、人工林を伐採したところへ再び
元の自然林を植えることができる、という意見もあるようです。
とにかく自然を元に戻し人間、動物、植物等が共存できるよう次世代のためにも努力していかないと
いけないと思います。

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