MASHの「ホームページのススメ (Windows版)」


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ホームページを今すぐ作ってみよう!「テキスト・エディター編(その1)」

どうしても、お金を掛けずに自分でホームページ(以降 HPと呼ぶ)を書いてみたい人は、テキスト・エディターを使ってトライしてみよう。テキスト・エディターっていうのは、無償ソフト(以降、フリーウエアと呼ぶ)であるテキストが書けるソフトなどを指す。例としては、Windowsにオマケで付いている「メモ帳」などである。
1)まずは、これからの練習用に HTML専用のフォルダーを自分のPC内(デスクトップ以外)に作ってみよう。フォルダーの名前は、半角英数字の名称にしておこう。ここでは、hp_spaceとしておこう。更に 今後、画像ファイルを使用するので、このhp_spaceフォルダー内に、事前に giffile, jpgfile というサブフォルダーを作成しておこう。

<1>フォルダー hp_space を作ろう!

<2>フォルダー giffile, jpgfile を作ろう!

guidance1.gif (5797 バイト)

guidance2.gif (9259 バイト)

2) では、「メモ帳」を開いてみよう。すると、白紙のページが開くので、その中へ下の文章(正確には記述=Script)をコピー&ペーストしてみよう。この時、<!--   と   --> で挟まれた記述は、皆さんへの単なる説明文である。 不要なら消去しても支障はない。ひとつだけ覚えてほしい言葉は、タグ (TAG) である。<html>や</html>など< >で囲まれた記述のことである。これが、ホームページの土台なのだ。
<html>

<head><!--
次のtitleタグで囲まれた「Home Page Style Sheet」は、あなたの好きなタイトル名
書換えておくと、見る人へのアピールにもなるよ。ブラウザーで見ると ウィンドウの上に表示されているかどうか確認しておこう。

-->

<title>Home Page Style Sheet</title>
<!--
次のタグは、ページに使用する文字コードの指定
Winsユーザーは、通常、shift_jisですね。尚、x-sjisは、shift_jisもどき
であり、正式な文字コードではないので お忘れなく。ただし、実使用上は支障なさそう。

-->
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=shift_jis">
<!--
次のタグは、検索エンジンにヒットされたいキーワードを指定。
-->
<meta http-equiv="keyword" content="HTML関連ページ,ホームページ作り">
<!--
次のタグは、このHPの制作者(Author)名を示す。なくても良い。
-->
<meta name="author" content="MASH">
<!--
次のタグは、このHPに使用されている言語セットを明記するもの。
-->
<meta name="content-language" content="ja">
</head>
<!--
次のタグは、背景画像(giffile/sakanabak2.gif)をタテ(Y)方向へ繰り返し表示するのと
背景色(bgcolor)の指定。画像ファイルのディレクトリーは、最初に作成したフォルダー hp_space内に
サブフォルダー giffile を作成し、その中に 例えば sakanabak2.gifという画像を入れておけばOK。
それと、背景に合わせて、フォント文字色を調整する方が親切なので、linkやvlinkで指定した色も重要な
カギだ。link="#FFFF00"は、リンク前のリンク表示部の色指=黄色のこと。vlinkは、すでにリンク先を
表示済み部分の色指定=赤紫のこと。

-->

<body style="background: blue url(giffile/sakanabak2.gif) repeat-y fixed" link="#FFFF00"
vlink="#FF00FF">
<!--
次のタグは、フォントと背景色(bgcolor)の指定。ただし、フォント名に日本語を使うと、
NetScapeでは無視されて、指定外の標準フォントになってしまうので、後で調整が必要。Osaka にしておく手もあり。
それと文章の位置揃えは、<p align="center">と</p>で、中央(横)になっている。左揃え(横)なら、
centerの代りにleft, 右揃えなら rightと入れ替えよう。


-->

<p align="center"><font color="#00FFFF" font-family="MS UI Gothic" font-size="12pt">MASHのHPのススメ
ちょっとオシャレな背景サンプル</p>
</font><!--
次のタグは、文章の囲みを定義し、その枠線の太さ(ここでは、8pt)と(ここでは、#FF00FF)を指定。
    自分の好きな数値に換えて変化を見てみると判りやすいよ! <div align="center">と</div>では、枠自体をブロックと
    称して、この位置関係を示すもの。その次の<center>と</center>で、その枠内の文章の位置揃えを示している。

-->
<div align="center"><center>

<table border="8pt" bordercolor="#669999">
<tr>
<td><font color="#00FFFF" font-family="Osaka" font-size="12pt">枠付のこんな文章表示もできちゃうよ! </font></td>
</tr>
</table>
</center></div><!--
次のタグは、段落内だけの背景表示。ただし、背景に使用する画像 green.jpgは、
最初に準備したフォルダーjpgfile内にファイルされていること。

-->
<div align="center"><center>

<table border="0">
<tr>
<td background="jpgfile/green.jpg"><p align="left"><font color="#000000">この段落内だけ
別の背景画像表示が<br>
できるようになっています。背景画像green.jpgを<br>
フォルダーjpgfileへ先に入れておくこと。<br>
段落の範囲はここまでです。<br>
m(_ _)m<br>
</font></td>
</tr>
</table>
</center></div><!--
次のタグは、箇条書きの表示。よく メニュー画面なんかで利用されます。ただし、
単なる表示じゃなく、実際はリンクなので、後で これとミックスしてみよう! 番号なしと番号付きの
2種類をご紹介しよう。よーく見ると、タグの<ul>と<ol>の違いだけなのだ。なんと簡単!
もう少し、上達したら これらの通し番号表示を英数・大小文字に変更できるという奥深さもあり。


-->
<font color="#FFFF00">

<ul>
<li>このHPの良いところは、無料で教えてくれること。 </li>
<li>MASHのHPとリンクしていること。</li>
<li>JavaScriptのページも用意してあったりして便利なのだ!</li>
</ul>
</font><font color="#00FF00">

<ol>
<li>このHPの良いところは、無料で教えてくれること。 </li>
<li>MASHのHPとリンクしていること。</li>
<li>JavaScriptのページも用意してあったりして便利なのだ!</li>
</ol>
</font><!--
次のタグが、さっき言った通し番号の表示変更だ。
-->
<font color="#FFFFFF">

<ol>
<li type="1">数字による箇条書き </li>
<li type="a">英小文字による箇条書き。 </li>
<li type="A">英大文字による箇条書き。</li>
<li type="i">ローマ数字(小文字)による箇条書き。</li>
<li type="I">ローマ数字(大文字)による箇条書き。</li>
</ol>
</font><font color="#00FF00"><!--
次のタグで、 リンクを張る。<a href="目的のHPのアドレス(URL)”>ここは、目的のHPに関するコメントやHP名を
書く</a>でOKなのだ。

-->
<font color="#FFFFFF">

<ol>
<li><a href="http://www3.plala.or.jp/mash/">MASHのHPへリンク!</a></li>
<li><a href="http://www3.plala.or.jp/mash/aquarium1.html">MASHのAquaWorldへリンク!</a></li>
<li><a href="http://www3.plala.or.jp/mash/js_tips.html">JavaScriptのtipsがあるので リンク!</a></font></font><font
color="#FFFFFF"><font color="#00FF00"></li>
</font>
</ol>
</font>
</body>
</html>

2)そして、このファイルをフォルダーhp_spaceへ、ただし、ファイルの種類=すべてのファイル として、ファイル名の拡張子 html または htm にして ファイル名=try1.htmlで保存する。保存先は、最初に作成した専用フォルダーhp_spaceへ。ここでいうhtmlやhtmとは、Hyper Text Markup Languageのことで、簡単に言えば、ホームページ用文書ファイルの拡張子のこと。次に、背景用画像ファイルsakanabak2.gifを フォルダーgiffileへ  画像ファイルgreen.jpg をフォルダーjpgfileへ保管しよう。そうしないと 背景が表示されないよ。

注)事前に拡張子が見える設定になっていないと付けたつもりの拡張子がファイル名の一部として誤認される。だから、エクスプローラー →メニュー「表示」→ フォルダーオプション→タブ「表示」→「登録されているファイルの拡張子は表示しない」にチェック(v)が入っていたら、外すこと。

3)保存したファイル try1.htmlのアイコンを見ると、ブラウザーの書類アイコンになってるはず。例えば、Internet Explorerだと 小文字のeがついた書類風アイコンになっているだろう。さて、このアイコンをダブルクリックすると、何と さっき 訳のわからんおまじない(タグ)である<head>、<body>などの文字は見当たらず、MASHのHPのススメ    ちょっとオシャレな背景サンプル」という文章と背景が2分割された状態で見えるだろう。これが、いわゆるHTMLというホームページになるファイル形式。

さて、実際に このHP try1.html を開いてみよう。ただし、OSやブラウザーの違いで見栄えに差があるかもしれないけど、これが現実なのでプロやマニアは、日夜 このギャップをどうするか悩んでいるらしい。(笑)

4)「こんなに簡単だったら、もうちょっと 文字色を変えたり、絵も描いたり貼ったりできそうじゃん。」ということになる。そう! 簡単なのだ。ということで、少し 色のことを勉強しとこう。
色は、OS(Wins/Unix/Macなど)によって、また、ハード、ブラウザー側での表示設定によって異なる見え方をする。なるべく、どんな環境下でも同じように見えるように決められた色に関するルールが、WebSafe カラーコード だ。上記のHTMLの中で、#00FFFFなどとフォント色を指定している箇所があるが、これは、#赤色(RED)緑色(GREEN)青色(BLUE) の配列で、赤・緑・青 それぞれの三原色の中での色の強度(彩度と明度をトータルしたもの)を16進数の2ケタ表示で表している。
ここで、なぜ、16進数表示なのかというと、要するに 三原色毎に 0-255の256段階にもなること、また、これは、2進数による8ビット基準なので、これら両方の事情を考えると、16進数(4ビット単位)が便利になるのだ。例えば、#CCFF66 :赤=CC   緑=FF  青=66  --->> 10進数にすると 赤=204   緑=102  青=102 ということになる。ちなみに、Wins アクセサリーの電卓で、16進数/10進数切替表示ができるので、是非、見てもらいたい。
5)最後に リンクを張るという作業をマスターすれば、初級編はクリアー。後は、ひたすら試しては作り直して覚えていくだけ。とにかく、ジャンプしたいところのアドレス(URL)を記載すれば良い。このHPと同じディレクトリーにあるページならば、そのフォルダー内での呼び名だけでOK。他人様のアドレスならば、基本的には おなじみのhttp://から始まるURLをリンク先として記載することになる。
これで、自分用の背景用の画像ファイルをインターネットで壁紙専門サイトでダウンロードして、そのファイル名とディレクトリー名をMASHのtry1.html内で入れ替えてしまえばOK。
有名・強力壁紙関連サイトへのリンク MASH厳選 素材リンク集

次回 「テキスト・エディター編(その2)」 で 画像を使ったサンプルを紹介する予定。

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