最近なんとなく疲れが取れない、肩はコリを通り越してバリバリ、1日中仕事でパソコンとにらめっこのせいで眼が疲れるし、立ち仕事で腰痛、足もむくんじゃって…でもこんな事、特別な病気じゃないしなぁ?
とお思いの方、多いのではありませんか? でも、東洋医学では普通の病院でなんでもないと言われてしまう状態の場合でも「未病・みびょう」という位置付けをし、治療の対象と見ています。 西洋医学では人間の身体は「健康」か「病気」の二つのカテゴリーに分けられます。 レントゲンや血液検査などの検査で異常が発見されなければ「健康」 本人がなんとなく感じている体の不調には答えが出てきません。 しかし、東洋医学では人間の身体を「健康」「未病」「病気」と三つのカテゴリーに分けています。
と、このように東洋医学では「未病を治(ち)す」という事がとても大切に考えられています。 ほんの些細な身体の不調が積もり積って本物の「病気」になってしまいます。 鍼灸はあなたの身体が本来持っている『自然治癒力』を高めていく治療法です 今までのあなたの心と身体にほんの少しいたわりの目を向けてみませんか?
私達、人間の最初の形はたったひとつの細胞'卵子'でした。それがある瞬間(つまり精子と結びついた時)から、いくつもの細胞分裂を繰り返し、繰り返していきながら多種多様の精神活動を行い、行動する人間に成長していきます。
西洋医学は人間が病気になった時、身体の内部を細かく分析して病気をつきとめようとしました。内臓を消化器、呼吸器、循環器、泌尿器…次に胃、肺、心臓、腎臓と区分けし…さらに今では細胞レベル、遺伝子レベルまで達しています。つまり西洋医学では高度な専門化と細かい分析が治療の基礎となっています。悪い部分は手術で取り除き、薬も主症状を抑えるために他の部位には多少ムリをさせるがしょうがない(風邪薬を服用するのに胃が荒れてしまうので胃壁を守る薬も一緒に飲むなど…)
しかし、西洋医学を否定するつもりはありません。急性疾患、様々なウィルスに対するワクチンなどこれまでたくさんの人々が命を助けられました。また、交通事故など緊急の外科手術なしには助かる命も助かりません。
それでは、東洋医学とはどんな医療なのでしょうか? それは「全身治療」といわれています。人間を個々の臓器の集まりとは考えず、精神と身体がひとつに統一された生命体と考えています。臓器は他の臓器と連絡しあい、さらにはその人の精神活動の偏りによっても内臓は反応し病気を発生させてしまう。 そして、人間をとりまく自然環境に対応した生活を行っていないと本人が無意識のうちに身体は健康を損ねていく 東洋医学では人間は自然界と調和し、バランスの摂れた食事、偏りのない心、適度に身体を動かすことを大事にしています。普段、普通に「養生しなさい」とよく言いますが、これが本来の養生なのです。
そして人間を含む万物すべてはその内部に「陰陽」というお互いに依存しながら対立している二要素を含み「陰」と「陽」の統一体として形成されていると考えます。
| 太陰太極図 <天の気の運行> |

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| 「陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となす」 |
陰は簡単にいうと静、陽は動と言い換えることができます。どちらかの力が強くなると、片方は弱くなっていきます。そして、陰陽は常に変化をしています。 四季のうちずっと寒い冬が続くということはありません。毎年春夏秋冬がめぐってきます。このバランス関係は自然環境のみならず人体にも当てはまります。「陰陽」のバランスが正しく均衡に行われる時、健康な状態でいられるのです。しかしそのバランスが崩れると人間の身体は病気に傾いてしまう その傾きを正していくのが鍼灸治療です。
さらに「天人合一(てんじんごういつ)思想」という考え方が東洋医学にはあります。人間と自然とは相応しているとする考え方です。言い換えればマクロコスモス(宇宙)とミクロコスモス(人体)と考えてもよいでしょう。あなたの身体の中にもあなただけの宇宙があるのです。現代のこのストレスフルな時代にあなたの宇宙の星たちはかすんでいませんか?
あなたの宇宙の星たちの本来の輝きを取り戻すお手伝いができればと思っています。
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