◆小児はり・お子さんの治療◆

 鍼灸の世界には「小児はり」という伝統的な治療法があります。江戸時代から行われるようになった日本独自の療法で乳幼児・小児を対象としたものです。

 「えっ、子供に鍼灸なんて痛くないの!?」と思いますが大人と違い鍼を身体に刺入することはありません。
 子供は身体の面積が小さいですし、皮膚もとても薄いので刺激に対して大人よりも敏感です。鍉鍼(ていしん)という先の丸くなった棒状の鍼や薄いヘラ状の鍼など特殊な「小児はり」で皮膚を軽く刺激することで内臓の働きや血行が良くなり、心身のバランスが整い、心と身体の発育を助けます。

<小児はりで効果のある症状>

 疳の虫、夜泣き、乳吐き、イライラ、奇声、噛みつき、食欲不振、下痢、便秘、
チック症夜尿症、喘息、アトピー性皮膚炎などさまざまな症状に効果があります。その他、特に症状がなくても健康増進、健康管理の意味でも効果があります。お子さんの健やかな成長に小児はりはとても役立ちます。




カンの虫>

 小児はりでは特に疳の虫に効果が高いと言われています。疳の虫は現在では「小児神経症」といわれています。とくに病気ではないのにぐずったりキーキーかん高い叫び声を出したり不機嫌な様子で夜もなかなか寝ず、熟睡していないなどの状態を呈します。
 お子さんにはどの子にも一時的にこのような状態の時があります。これは、身体の発育と心の発達のアンバランスによる小児特有の神経症と思われます。神経症というと大変な病気と思ってしまいがちですが心配ありません。これは外からの刺激に対してお子さん自身が思うように対応できない為です。脳の発達が早いのに身体はまだ自由に動かないのでお子さん自身がイライラしてしまうのです。イライラするとは自律神経のバランスを崩しやすいという事です。逆に考えると疳の虫の出やすいお子さんは感受性の豊かなお子さんともいえます。
 でも、親御さんは心配ですよね。そんな時に「小児はり」を受けていただくとイライラが落ち着いてきます。表情も穏やかになっていきます。

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<対象年齢>
 生後1ヶ月(0歳)の赤ちゃんから小学生(10歳くらい)までのお子さんが対象になります。

<治療時間>
 お子さんの年齢や症状によって異なりますが長くて5分ほどです。短いと思われますが、やりすぎは逆効果です。お子さんの小さな身体を考えると有効な刺激は5分ほどの時間で充分なのです。特に最初のうちは「えっ、こんな少しで効くの?」と思われるかもしれませんが効果はありますので大丈夫です。
 また、最初のうちはお母さんから離れる時にぐずったりする場合、お母さんが抱っこしたままでも治療できますのでご安心下さい。

<治療回数>
 回数は何かハッキリした症状がある場合は3〜5回連続して治療を行い、その後いったん様子をみます。通常の疳の虫はこれで治まります。しかし、疳の虫は成長過程でまた表れてきますのでその後も月に1〜2回の治療をお勧めいたします。
 慢性の症状(アトピー、喘息、夜尿症など)には、やはり3〜5回の連続治療の後に週に1〜2回の定期的な治療をお勧めいたします。


<料金>

平成21年1月1日より乳幼児の場合は初診料1500円を頂戴いたします。
小学生の場合は初診料2000円を頂戴いたします。

・乳幼児(0歳〜6歳まで)…1000円
 (3回連続の料金です。3回目以降は1回毎に1000円です)
※パパママ応援カードをご利用いただくと初診料を
500円引きとさせていただきます。






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