さらに地域通貨について詳しく勉強されたい方には、以下の本をお勧めします。
なお、本のタイトルをクリックすると、amazon.co.jp内の関連サイトにジャンプします。
(1)『なるほど地域通貨ナビ』(丸山真人・森野栄一編、北斗出版、2001)
2001年夏現在の、日本の地域通貨の現状が詳しく記されています。現在でも地元での地域通貨の導入目的で各地の事例を収集している方をかなりお見受けしますが、そういう方はまずこの本をお読みになられることをお勧めします。
(2)『エンデの遺言』(河村厚徳など著、NHK出版、2000)
日本に地域通貨ブームを起こすきっかけとなったBSスペシャル「エンデの遺言」の単行本です。世界各地の地域通貨の実践例が詳しく紹介されています。しかし、できれば「エンデの遺言」のDVDを早く売り出してほしい…。
(3)『エンデの警鐘』(河村厚徳など著、NHK出版、2002)
前述の「エンデの遺言」の続編。「エンデの遺言」放送後に続々と生まれた日本各地の地域通貨の実践例や、今までとは異なった新たな金融システムの模索例などが紹介されている。これもDVDが出ないものか。
(4)『マネー崩壊』(B・リエター著、日本経済評論社、2000)
長年金融コンサルタントとして世界各地で活躍してきた著者が、現在の経済システムの根本的な問題をふまえた上で、その問題の解決を行う「補完通貨」として世界各地の地域通貨を紹介。
(5)『貨幣の生態学』(R・ダウスウェイト著、北斗出版、2001)
文章は短いが、その割には非常に内容が詰まっている本。永続的な成長を持続の根本条件としている現在の経済システムの根本的問題を指標などを使ってわかりやすく紹介している。
(6)『この世の中に役に立たない人はいない―信頼の地域通貨 タイムダラーの挑戦
コ・プロダクションのすすめ』(E・カーン著、創風社出版、2002)
米国で、貧困層の相互扶助などを目的として長年行われてきたタイムダラーの実践報告。「ふれあい通貨」として地域通貨を考えている人は、まずこれを読むべし。
(7)『マネーの正体−地域通貨は冒険する』(デイヴィッド・ボイル著、集英社、2002)
英国人が米国に行って、イサカアワーやタイムダラーなどを取材した旅行記。英国人らしい皮肉があちこちにちりばめられているので、一般の日本人読者はその部分は読み飛ばしたほうがよいだろう。
(8)『やってみよう!地域通貨』(ぶぎん地域経済研究所著、学陽書房、2003)
2003年現在での、地域通貨のマニュアル本とも呼べるもの。全国の有名事例をカバー。
(9)『地域通貨ルネサンス−まち起こしマネー戦略』(T・グレコ著、ほんの泉、2001)
英語の原書がかなり昔に書かれているため情報自体は古いものが多いが、世界各地の事例集という意味ではこの本でしかわからない例も多いため、非常に貴重な一冊。
(10)『だれでもわかる地域通貨入門』(あべよしひろ著、北斗出版、2000)
地域通貨マニュアル本の草分け。現在はこれよりもよい本がたくさん発行されたため、この本の価値はかなり落ちてしまった感があるが、LETSゲームの翻訳は今でも十分役に立つ。
(11)『パン屋のお金とカジノのお金はどう違う?』(子安美知子監修、廣田裕之著、オーエス出版、2001)
これは拙著になるので恐縮だが、著者個人の地域通貨へ至った経緯と、世界最大規模になったアルゼンチンの地域通貨の運営状況が書かれている。