2001 03/02 23:05
タクシー車内は、怪獣同士の戦闘の修羅場!往年の東宝映画・円谷の世界だ!
と、見紛うほどの、キョーレツなカップルの
揃い踏みだ・・・
みみ太郎のタクシーに、郊外の駅前乗り場の近くの路上で
アヤシイ、20代後半の男が乗ってきて
アヤシイ場所を指定する・・・
アポロキャップに、カーキ色のフライトジャケット、ジーンズに、
牛乳ビンの底のような
度の強いメガネ・・・
体型は、松村邦洋ふうで・・・
指定された、さびしい深夜の交差点で停車を命ずると、
「運転手さん、ちょっとここで待っててください、
あ、駅の北口から**寄りでエッソのスタンドの、あっとこって、ココしかないすよねえ・・・」
ウーン、怪しい奴だ・・・
でも、まあ、メーターは、まだ660円のまんまだし、ココは様子を見ることにする・・・
このご乗客、周囲をキョロキョロすること
3、4分、
パトカーや自転車の警官が通りかかったら、
まちがいなく、職質されんだろーなあ・・・
すると、闇の向こうから、怪獣が!!
おーっと、よく見たら、デップリタレントの
森公美子の体型、
パステルカラーのトレーナーと、ブランドもののジャンパーに
ピンクのコットンパンツ、
顔は竹中直人がカツラかぶって、
これまた、牛乳ビンの底のような、ド近眼メガネの、
20代後半の女性の登場だあ!
ふたり揃って、車内、客席に戻ると
もう、冒頭の怪獣同士のビジュアル合戦状態だ・・・
「すいません、場所、すぐ、わかりましたァ?待たせちゃいましたァ?」
「いえ、ダイジョブです、
あ、運転手さん、とりあえず、+++に向かってください
ところで、どうします?+++のデニーズにでも、行きましょうか?」
「そうですねー、
あのぉ、じゃあ、音楽カンケイのお仕事って、
じゃあ、***のバックバンドも、なさってるんですかァ?
ワタシ、好きなんだから・・」
「いやあ、ボクは、もっとマイナーな
仕事しかしてませんから・・・」
「わたしィ、こないだも、**スタジオ行って
−−−のメンバーに会ってきたんですゥ、
最近は+++の公演も行ったしィ・・・」
運転してる、みみ太郎にも、
この、男性客が、
この、ビジュアルと会話内容に激しい隔たりのある怪獣女性に、圧倒されつつあるのが
深刻に伝わってくる・・・
結局、「デニーズ」に行き先が決まった・・・
その後の車内の会話も、
男性が「引き」っぱなしだった・・・
どうやら、
テレクラか、ネットでのナンパで知り合って
即、デートに嬉々として
みみ太郎のタクシーを拾ったは、いいけんど・・
と、ゆう、泣き笑いのパターンのようだ
彼の残る戦闘オプションは、このファミレスで
文字どおり、お茶を濁して、
いかに、彼女から、離脱するかってトコだろう・・・
よい子の皆んなも、「出会い」系には、気をつけようね!!
2001 03/02 21:27
みみ太郎のタクシーに明日から、新装備!!カーナビ用のGPS受信機組み込み&全国1300箇所の速度自動取締りカメラ&Nシステムのメモリーで、「ソノ場所」の手前で警報だ!レーダー警報機の機能を除いたモデルを19800円で購入・・・・
大きさ、形は従来のレーダー警報機同様で
このキカイの中に、緯度、経度で現在地を測定するGPSアンテナと回路・・・
そして、あらかじめ、メーカーにてメモリーされた、自動カメラの緯度、経度と、GPSにて測定した
クルマの速度、進行方向から、
「ヤバイ場所、ヤバイ進行方向」にて、警報が鳴るって寸法だ・・・
つい、こないだまでは、
同じメーカーのサンヨーテクニカのΛ(ラムダ)シリーズで
レーダー警報機と兼用型で、カーナビ同様の
GPSアンテナを外部に出してたタイプが
実勢価格3万円半ばで売ってたが
今回の「Λ−101」は、そっから、レーダー警報機の機能を除いてあるから
いままでの、レーダー警報機と併用すればムダにならないし、
GPSアンテナが一体だし、5割がた、安いのが、よい・・・
また、速度取締りをせず、
単に、通過するクルマのナンバーを読みとって
ケーサツ当局が情報収集するだけの
「Nシステム」も区別して、表示されるのも
ベンリだ・・・
当然、この「オービス」とか「Hシステム」とか「LHシステム」と呼ばれている
自動速度違反車撮影システムは、レーダー警報機では探知できない、
つまり、レーダー電波を出さず、
道路に埋めこまれたループコイルなどのセンサーでの車体の金属反応にで、速度測定するタイプも多いから、
いままでは、書籍などで、アタマに入れるしかなかった・・・
たとえば、
講談社/三推社の共同で、毎年6月近くに発刊される、
「全国オービス&ネズミ捕りマップ完璧ガイド2000年最新版」、490円ナリ・・・
まあ、このキカイを買ったから、
もう、本読んでオボエる必要が、カナリ低減されるってなワケで・・・
ただ、GPSの受信単体だから、
カーナビの高価なタイプのように
高架道路の下とかトンネル内などの、
衛星電波が受信できないのをカバーするジャイロセンサーなどのシステムがないから、
そーゆートコは要注意だ
んで、毎年、メモリーポイントを
メーカーのサポートで更新してくれるってゆーし(このメーカーなら、まあ、信用できる)
ユーザーが新しい設置場所を任意に100ヵ所まで入力できるのも、評価できる・・・
ダッシュボードとフロントガラスの先端部分に
置いて、電源をシガープラグから取ればオッケイだから、
マイカーのクラウンにも、カンタンに移せるし・・・
まあ、高い買いもんには違いないが
タクシーで、関東一円走りまわって、
時には、ご乗客との打ち合わせで、
ときに
オービスの場所を忘れたり、見落としたりすることもあんだろうから、
まあ、数万円以上の罰金や、点数を考えたら
どーせ、買うなら、早め、早め、ってなワケだ・・・
2001 03/03 01:24
タクシー野郎、みみ太郎が大胆予想!いよいよ明けて月曜日に「三月危機=デフレスパイラルのフル加速=株暴落=国内アメリカ債の放出=日本発世界経済恐慌=半世紀以来の国家的壊滅」の封切りロードショーかも!そこで、この土日の娯楽にピッタリの文庫本があるぞ!!
村上龍の「愛と幻想のファシズム」の
今は手軽な文庫本になってる
上下巻、二冊だ・・・・
世界恐慌の始まりが、作品では、南米の国々の対外債務不履行・デフォルト宣言という点が
現実と、違うくらいで、
いまから、12年前の作品とはいえ、
経済破綻から、日本社会の壊滅していく様子が
実に迫真力があるし、
その中から、主人公がカリスマ的能力で
日本の独裁者となって
スゴイ能力集団のブレーンを武器に
経済壊滅後、世界を牛耳る
巨大企業メジャーと対決するという、
アクションあり、
綿密な社会、経済シュミレーションあり、
陰謀、謀略ありの
もう、痛快活劇といってもいい・・・・
時節がら、とっても、オモロイ娯楽小説になっから、
ダマされたと思って、
とりあえず、大きな書店で、パラパラ立ち読みしてごらん!!
筋書きは、独裁者の成りあがり活劇だけんど、
この近未来シュミレーションのために
作者は膨大な資料を集め、学習したのが
よーく感心できる、オモシロさだ・・・
2001 03/03 19:46
ヤクザや格闘家どころじゃない!!タクシー客は、休日のビジネスマンかと、思いきや、なんと、体長3mのサメや大人のクマと渡り合った驚愕の冒険野郎だった!
立ち上がれば自分よりも背が高いクマは四つんばいのスタンスで
ゆっくり、しかし確実に攻撃の意図をもって間合いを詰めてくる・・・
もう、既にズラかって避難する選択肢はない・・・・
大人のクマの追跡速度は時速60キロだそうで、
木登りも、斜面を駆け上がる追跡も・・・
「え〜!!お客様!クマちゃんの、あんなにユーモラスな体型で、
手足もイモ版みたいにペタペタしてんのにですかぁ!!」
土曜日の午後、いかにも、休日のビジネスマン夫婦といった風情の30代半ばくらいの、ご乗客との
はじめの会話は、タクシー犯罪のことや
みみ太郎の携行武器のこと、
それらが人体に与える「効果」や法対策論議で盛り上がっていたのだが、
ハナシが、みみ太郎のもっている催涙ボンベが
実際にニンゲンを鎮圧したあたりで、
「クマ用のスプレー、あれも、鼻とかクチに命中すりゃあ
クマも一目散だけど、
当たらなきゃあ、コッチがボロ雑巾みたいな死体に、なっかんなあ・・・」
これには、みみ太郎、唖然、慄然、呆然・・・・
だって、みみ太郎、ニンゲン相手しかしたことないもん・・・
そこで、冒頭のような、ご乗客の体験ストーリーが始まって
「ドヒャー!」ってなもんで・・・・
・・・・人間が逃走、離脱するには
立ち木などの障害物の少ない急斜面を下るときしか
クマの走行性能が落ちないそうで、
山の林の中ではそれも、ダメ・・・・
死んだフリってのは、きわめて成功率が低いそうで
こんどは、クマちゃんが
「これ、なにかしら?チョイチョイ触ってしらべてみましょ」
ってなノリでも、凶暴なツメは人体を容赦なく、切り裂き、破壊るそうで、ケガとかの次元では、もはや、ないそうだ・・・
そこで、いったん攻撃の意志決定をしたクマを前に彼の残された生存の選択肢は
「クマ用の催涙スプレーを鼻、クチのあたりに
命中させる」・・・・・のみだったそうだ・・・・
水鉄砲状の液体の有効射程は
小型の部類だったので、2m足らず・・・・
四つンばいの状況では距離も4m以上あるし、
平面上の動きが敏捷だし、カオに当てるのは至難のワザ、
外せば、ボロ雑巾のホトケ様になるし・・・
そこで、相手が攻撃に二本足で立ち上がったときなら、
カオが動きにくいし、至近距離だから、ギリギリに引きつけて・・・
「運転手さん、そりゃあ、ビビってるから、当たるかどーかわかんねーよ!」
ひぇー!!それで、首尾よくクチのあたりに
液体が命中!!
「とにかく、その、狭いエリアに当たりさえすりゃあ、
効果バツグン、逃げてくワケよ、
いやあ、あれは、コワったねえ・・・・」
「それなら、アジア諸国からのマフィアの連中のほうが
よっぽど安全ですねえ、
だいたい、コッチが堅気でしかも日本人となりゃあ
そうそう、銃口や刀先を向けちゃー来ませんからねえ・・・・」
「あとねえ、運転手さん、海ィ潜っててね、
3mくらいのサメと『目が合った』ことあってねえ、
サメってのはニンゲンでいやあ、コメカミのあたりに
目があるカンジなんだけどね、
やっぱ、目があうってのがあんだよねえ・・・」
サメは、通常、海中で、あまり動かないで
対峙している他の動物に対しては
「もしかしたら、サメのオレより戦闘能力が上かもなあ、
うーん、ハラも減ってないし、
相手が激しく応戦したらヤだしィ・・」
と、サメはサメなりに考えることがあるらしいそうだ
だから、極端にハラが減ってれば
生き物ならかまわず、襲いかかるし、
逆に激しく逃げ惑う相手は「チョロイ」と判断して、
これまた、攻撃の意志決定をするそうで・・・・
「だからさあ、よく、水面でジタバタしてたニンゲンが
足を食われたりしてんでしょ?
だいたい、ピラニアなんかに食われる家畜なんかも
イゴいてるヤツらしいしね・・・」
・・・・ふむふむ、それで、ユックリと、しかも背を向けないようにして、サメから、離脱したワケですな・・・・
「あとさあ、鹿もコワイよ、ホント!」
「はあ、お客様、野生のでデカイ鹿に突進されりゃあ、
ツノなくても、ニンゲンは死にますよねえ・・・」
「運転手さん、違うよ、奈良のシカ公園のシカに
オレ、背中やられて、
1ヶ月、痛みが取れなかったんだぜ!」
「あ、後ろ足で蹴られたんですね、
そりゃあ、馬ほどじゃなくても、危険ですよねえ・・・」
「いや、ちがうよ、前足だよ!」
「え、え〜!?」
なんでも、シカが、二本足で立って、
前足で、この、ご乗客をポカポカやったもんで、
居合わせた友人がたは、あまりにファンキーな情景に
大爆笑だったそうだが・・・・
「ブタや、猪と同じ、先が二本に分かれたツメでさあ、
いやあ、とっさに、自分のアタマをかばったから
背中ヤられたけどね・・・・・」
たとえ、シカがチンチンしての「ポカポカ」であっても、
ニンゲンのアタマに当たれば
致命傷になりうる、破壊力だろう、と、この、ご乗客・・・・
ありがたいことに、交通量の多い昼間のわりには
けっこうな距離のご利用だったので
ほかにも、オモロイ、お話をいただいて
盛り上がったので
下車なさるとき、
例によって、みみ太郎のURL入りの名刺を差し上げて、
「あとで、休憩のとき、日記ネタでアップさせていただきます」と
ご挨拶して、
いま、食後のファミレスのカウンター席でシグマリオン&PHSカード・・・・
おーっと、そろそろ、仕事すんべえ・・・飛ばすぜ!!
2001 03/04 14:37
この、↓きのうの日記を入力・アップした、長崎チャンポンのチェーン店、「リンガーハット」の大田区の環八の糀谷(こうじや)店、アジは最高だったけんど・・
もしや、「さすらいのチャンポン鉄人」とか、だったりして・・・
いや、なんか、ほかの従業員に
エラソーに親分カゼばっか吹かせてる、
ひと昔まえの、いや、ふた昔、み昔前っちゅーかあ、
モーレツサラリーマンみたいなオヤジが
チャンポン作ってたけんど、
あれ、きっと、本部のインストラクターか
店長じゃねーのかなあ・・・・
あっちこっちの、リンガーハットで食ってる
チャンポンより、ゼンゼン美味しかったぜよ!!
そんだけどお、
糀谷の店、厨房の換気が悪くて、
炒めアブラのケムリが、すげえ、スゲエ・・・
みみ太郎が、シグマリオン&PHSで
日記をアップしたりのHPアソビでカウンター席で食休みを兼ねて
二時間近く、居座ってたら、
服が、まるで、お好み焼き屋の鉄板のまえで
何時間も宴会したあとみたいに
アブラ臭くなってやんの・・・・
ゆうべ、みみ太郎のタクシーを
午後、8時以降に、ご利用のお客様で
お気付きの方には、謹んで、お詫び申し上げます・・・・
特に、みみ太郎がタクシーに乗りこんだ
直後にご利用の、お客様には・・・・
2001 03/07 01:56
えェ!転んでハナぶつけたり、殴られて、花粉症が発症したり、治ったりするって?タクシー客からの珍説!
ハナの奥、副鼻腔はフクザツな、「配管」と「袋小路」の組み合わせになってるんで、
それらの、デザインや、寸法が、微妙に変化しただけで、
花粉症という、アレルギー症になったり、治ったりするそうだ・・・
その、年輩ビジネスマンふうの、ご乗客によれば、
慢性副鼻腔炎、いわゆる蓄膿症の手術で
内部を手術で、削ったり、
ボクサーなどの、格闘技で、顔面を殴られたり、で、
花粉に対するアレルギー症状が治ったりすることがあるそうだ・・・
なんでも、この、ご乗客の友人が
酔っ払って転んでハナ打って、
急に花粉症になったので、
医師の診察を受けたところ、
そのような、ハナシを聞いたそうだ
んで、その医師に「ンな、バカな・・・」っつったら、
「じゃあ、もう1度、転んで、ハナぶつけて見たら?」なんて、
トンデモない、治療オプションを提案されたそうで・・・
うん、だから・・・
特定の植物の花粉とか、ハウスダストとか、
それぞれに、アレルギー性の体質になったヒトでも、
蓄膿手術とか、打撲とかで、治ることが
あるってな、オチでんな・・・
2001 03/07 18:09
あ、きのうの、花粉症ネタの日記で、寄生虫をオナカに飼う花粉症対策のハナシも思い出した!
まえに、TVか新聞で、「オナカに寄生虫を飼って研究してる大学教授」ってので、
回虫だか、サナダ虫だかで、花粉症にならないってェハナシを思い出したんで検索してみたら、
東京医科歯科大の藤田教授のHPが
でてきたんで、とりあえず、載っけときますワ・・・
2001 03/09 19:46
ゆうべのクソ寒さ、小雪の天候はタクシー営業にプラスするほどじゃなかったけんど、なんか、トクな気分・・・
トラック野郎時代の雪国行きの頃に比べたら
タクシーは、ホント、キラクだ・・・
だいたい、日本海側、東北地方北部のみならず
北関東あたりから、大雪になるような、気圧配置ンときは、
昼間の晴天の東京にいても、
ボカシ模様のような上空の雲の配置やパターンとか、
冷たい風の吹き具合ってなカンジの
「空模様の声」が、
みみ太郎に、イジワルに語りかけてきたものだ・・・
いわく、
「今夜の雪の山越えは、キミの引っ張る、
20フィートの海コンのトレーラーじゃあ、
いくら、スタッドレスでも、
チェーンつけなきゃダメだねえ・・・
付けたり、外したり、マメにね・・・
サボるとチェーンが切れんぞォ!」
まあ、雪の名神高速の関が原の峠越えなら、
手前のサービスエリアで待ってれば、
公団の除雪車部隊に追従して、なんとかシノぐ方法もあるし、
みみ太郎のコロがしてた、
いろんな、種類の大型トラック、トレーラーの中では、
ツーデフ・三軸タイプのトレーラトラクタとか
低床・四軸タイプの10トントラックだったら、
スタッドレスどころか、ミックスタイヤと呼ばれる、通年兼用タイプのタイヤでも新品なら、
かなりの雪道での峠越えも、オッケイだが、
20フィート海上コンテナ用トレーラーで
(このタイプは駆動軸部分にかかる荷重が軽くて、走らない、止まらない!)
ワンデフ、ニ軸タイプのトタクタで
カラのコンテナで
下り坂で、
しかも、前後のほかのタイプのトラックの
走行ペースにある程度合わせての、
速度60〜70キロ前後での走行は
ハンドル、ブレーキの扱いはモチ、
アクセルの踏み方、ひとつで大事故!!
いわゆる、トレーラー特有の「ジャックナイフ現象」ってヤツで、
けん引してるトラクタと引っ張られてるトレーラが、連結部分を支点にして、
「くの字」に折れ曲がって、スピンする事故だ・・・
だから、峠の下りは、モチ
長い直線の下り坂でも、運転席についてる
「台車ブレーキ」と呼ばれる、
トレーラーのプレーキのみを作動することのできるレバーを
時折、チョイチョイと、微妙に使いながら、
「ジャックナイフ」の前兆である、
後のトレーラーが、こちらのトラクタを
「押してくる感じ」を、
これまた、ビミョーに感じとって・・・
ンもう、全身、キンチョーのゲームってカンジで
まあ、オモロイっちゅーか、スリリングっちゅか・・・
気分は「戦闘モード」だったけんど、
それに比べりゃあ、
タクシーで、大雪の降った都心で
ドリフトやスピンターンで
車体のオシリをフリフリなんて
完全、「エンターテイン・モード」でキャハハってなもんで、
雪で50キロくらいで
平坦な高速道路を走ってるよーな
ジャマな大型トラックなんかで、
運転席のヤローが
いいトシのオヤジだったヒにゃあ・・・
「ドシロートが、甘ったれんな、もっと気合いれて仕事しろ!」ってなもんだねえ・・・
あー、でも、ホント、大雪の季節は
タクシーやってて、よかった、
ありがたや、ありがたや・・・・でやんす・・
2001 03/11 06:40
タクシー野郎から見れば、政府の楽観的、妄言的、「大本営発表」的な景気観測よりも、都内の道路は正直!景気はドン底だあ!!
だって、土曜日の夕刻の都内の道路のマイカー渋滞が少なくなりやんの!
まーず・・・去年の今ごろは景気の悪化と共に、土曜日のマイカー渋滞が、ヒドクなってたもんだった・・・
こりゃあ、みみ太郎の分析では、
景気のいいとき、一家のアルジが家族と娯楽に外出すんとき、
「酒飲みたいから、マイカーの運転は、せんゾォ!行きは電車、帰りはタクシーじゃあ!」
だったのが、
「景気も先行き不安だから、家のマイカーを活用して週末を楽しもう」ってなカンジに
ダンナが運転手役に狩り出された、んで、土曜日のマイカー渋滞の激化・・・
とーころが、最近の、土曜日、とくに、株価が一万二千円台になってからは、
ホント、道路、空いてる路線が、多いんだぜ!
やっぱ、もう、週末に出かけるのまで、
皆んな、控えだしたってェことだろうよ・・・
いやあ、蔵相の宮沢ジーサンが「破局的」と白状したのとリンクしてた、
三月十日、土曜日の道路の、空き具合でやんした・・・
2001 03/12 01:36
タクシー野郎がマイカーで帰宅途中に、大火災に遭遇!倉庫全体が猛煙に包まれて・・・
とにかく、数百m先の道路が
数台の消防車やパトカーで塞がれて、
道路左側の火災延焼中の大きな倉庫が
おりからの、深夜の強風で
ケムリが右、真横にマッスグ流れている・・・
たまたま、帰り道が同じで、
みみ太郎と年齢も近い、
これまた同じく「武闘・騒動マニア」の
Iさんが、みみ太郎のマイカーに便乗してたんで
「オーシ、クルマ停めて、見に行くベエ!」と
色めきたった・・・・
でも、あんまし、火炎がヨク見えないし、
ケムばっか、すごいし、
なんか、みみ太郎のアタマに疑問がよぎる・・・
「Iさんよォ、アソコは倉庫かなんかみたいだけど、
あれ、中をまだ、ゼンブ扉あけてねーんじゃねーのォ?」
「あー、そーだねェ、
まあ、オレんとこの地元だから、知ってけど
あそこァ、窓とか、あんま、ねえしねェ・・・なんかケムばっかだしなあ・・・」
「ってェこたァ、密閉状態でェ蒸し焼きになってんじゃねェのォ・・・?」
「あー、そーだねェ・・・」
ウーム、だとしたら、ちょっとヤバイ・・・
まえに、TV番組の火災実験をみたけど、
密閉された建物が周囲の火災の熱に包まれると
高熱で気化した、可燃性のガスが内部に充満して、突然、大爆発すんのを見たことがあった
たしか、「フラッシュ・オーバー」とか
「バック・ドラフト」っつったけかなあ・・・
だいたい、閉鎖空間になってる建物じゃあ、
途中からガス漏れでもしてりゃあ、
突然、「ドカン」かも知れない・・・
「Iさん、やっぱ、ヤバそうだ、
ドカンとくっかも知んねーや・・・」
彼に、みみ太郎の「状況分析」を説明すると
「あー、そーだよなー
いいトシして、ガンクビ揃えて、ヤジウマやって
吹ッ飛ばされて死んだんじゃあ、みっともねーやなあ・・・」
「そー、そー、ま、死んじまえば、
そりゃあ、ソレで笑いもんになっから
シャレになっけどさァ、
半身不随になっちまったら、シャレになんねーしよォ・・・」
結局、まだ、始まったばかりの、
深夜のスペッシャル・エンターテインメント、
「エキサイティング・スペクタクル・ウォッチング」は見送ることにした・・・
やーっぱ、みみ太郎も、Iさんも、
「中年の分別」ってぇトコだなあ・・・
バクハツの心配なきゃあ、二人して
「ソレ行け、どんどん!」だったんだけどね・・・
2001 03/14 22:16
タクシー野郎、みみ太郎、売上10%アップに成功!朝の営業開始を90分早めて、午前チュウの流し場所もガラリと変更!
恒例の職場の仲間との、朝10時のファミレスでの会食に
出られないのが、チト痛いが、
これから、世の中が大不況になっことを
考えたら、これも、しゃーない・・・
これまでは、朝10時に江東区内での会食ってェことで、
東京の東北部の葛飾区の四つ木の車庫を出てから、
午前中は、墨田、江東と、都心とは、隅田川を隔てて、おおむね、東側を流していた・・・
まあ、だいたい、このエリアは、
昨今の不況では、朝は9時近くならないと、
そうそう、ご乗客ゲットも、ママならぬし、
とにかく、地元の足立ナンバーのタクシーが
やたらと多く、供給オーバーの極みだ・・・
んだから、みみ太郎は
自宅のフトンから、ノソノソ出るのが6時近く、
会社出勤が8時近く、
それから、エンジンルーム洗浄とか、
すでに前日の運転手が洗車済みながらも、
みみ太郎でナットクの行く追加清掃作業とか
レーダー警報機やイロんな、装備品の搭載作業とかやって、
8時半ころ、車庫を出て、
チョット、前述の下町を流して・・・
どーせ、この、不景気街&空車ダラケの地域は
やっても、多寡が知れてるかんなあ・・・
午前11時半ころ、ファミレスでの会食が終わって、
ヒルまでの、売上は、せいぜい5千〜8千円だった・・・
そんでもって、午後からは、都心での、ビジネス客中心
宵の口から、深夜は、大田、品川
そのへん、も、ダメそうなときは
武蔵野、三鷹・・・・
このところの、不景気で、平日の都心の盛り場の深夜は、
ダブついた、空車ダラケなんで
あんまし行ってない・・・
んで、朝から、翌、明け方4時頃までの
売り上げは5万〜7万円くらい・・・
ところが、最近の風雲急を告げる
我が国の経済崩壊の情勢をみてると、
日中の都心のビジネス客とか、売上ダウンの
可能性も、濃厚じゃあ、っちゅーのが
みみ太郎の危惧すっとこであってー・・・・
そこで、かねてから、
空車のダブつきが少なくて
朝のタクシー需要が多い
大田、品川、いわゆる、城南地区で
午前チュウ、目一杯稼ごうって、戦略転換したってなワケだ・・・
そこで、
朝の4時半まえにはフトンをノソノソ出て
まだ空いてる道路を古いクラウンでカッ飛ばして
5時半スギには会社に出たら、いつもの
通り、
エンジンルーム洗浄&清掃&スペシャル・セッティング、
第一回目の会社の始業点呼にカオだして、
朝の7時まえには出庫、
朝の8時まえには、
品川、大田区での営業ってスタイルを
始めてみての、乗務を数回・・・
だいたい、午前チュウの売上は
9千〜1万3千円・・・・
よし、ヨシ、みみ太郎の目論見どおりジャて・・・
トレンド的には、5千円以上の売上アップとなった・・・
でも、これから、
世の中、経済大破局だから、
稼ぎ、収入ダウンに備えて、
仕事の工夫、生活の工夫の、正念場だ・・・
オーシ、翌朝の寝室のTVのタイマーは
午前4時10分に・・・・
TBSのテレビショッピングのあと
早朝ニュースが流れるってメニューで行くべえ・・・
2001 03/17 16:49
タクシー野郎の、年イチの健康診断結果は、大幅改善!残りは体重とコレステロール値を下げるこったァ・・・・
異常だった、血糖、中性脂肪値がバッチリ正常に!
前回、ちょうど、1年まえの検診では
検便で大腸から血液反応が出て
後日、ケツから、バリウムを注入しての大腸X線検査で、ポリープが見つかったり
太りすぎが嵩じて
糖尿病、肝機能低下に
高脂血症と・・・
まあ、大腸ポリープはケツからファイバースコープ突っ込んで、切除する2泊くらいの入院だし、
太りすぎが原因の糖尿、肝機能低下、高脂血は
食習慣が改善できっかどうかのモンダイだった・・・
ところが、
ウマイ具合に、お世話になった病院が
糖尿病治療に熱心な方針だったのと、
手術の順番待ちの調整が、あったのと、
みみ太郎が外資系生保と契約してる、
入院ホケンで「ソンしたくない」という思いから
40日も、入院させてもらうことが出来たし、
(去年の4/21〜6/20の日記を、ご参照あれ!!)
体重も7キロも減量できた・・・
そこでは、毎日、1600Kカロリー制限の食事で、「精神改造」できたので
まあ、いまの、適正カロリーの生活ペースになったワケだし、
太りすぎから、肝臓に脂肪がついて
機能低下してたのも、
今回の検診では4項目の肝機能の血液検査の数値は適正に戻ってたし・・・
あと、高脂血のほうも、
今回、初めて、中性脂肪が適正値になっていた!
いっぽう、体重は、1年まえは115キロだったのが、
98キロと、15%もの減量と順調だが、
身長173の、みみ太郎の適正体重は
66.2キロだし、
コレステロール値も、検診日の三日まえから
低コレステロールの食事を意識的に食ったにもかかわらず、
249という、値、去年は254・・・
適正範囲は「130〜219」だかんなあ・・・
ウーン、毎日の筋トレと、低カロリー食は
これからも、根性で続けんとなあ・・・
みみ太郎の人生コンセプトは
「生活前向き、人生後向き」
「総論厭世的、各論楽天的」ってなワケで、
命がプツっと、リセットなり、オフできるよーな
安楽死なら、いつでも、オッケイだが、
病気やビンボーで苦しむ生活がヤだから、
まあ、健康やカネ儲けには気ィつけてるのだ・・・
2001 03/18 22:24
タクシー野郎の怒り爆発!開通式典の都合で、道路の四車線化を延期するってか?都知事シンタローから、クソ区長・市長・役人まで万死に値する罪業だァ!多摩川で世田谷通りと津久井道を結ぶ多摩水道橋の慢性渋滞での莫大な社会的損失の日数ぶんのオトシマエをつけんかい!処刑だ!
開通予定日が雨天なら「式」ができねーから順延だとォ!
ここはよォ、東京の世田谷と川崎の多摩を結ぶ、都民、県民のみならず、
長距離物流の大動脈のひとつだって、わかってて
ンなマネしようってんだから、
日夜、勤労に励むわが日本国民に支えられた民主社会に対する、
これは重大な挑戦であり、国民に与える経済的損失、社会背信の罪責は、極刑をもって臨まざるを得ない!
「開通予定日より式典優先」てェなことに
何の疑問も持たない役人どもは
橋脚の近くの河原にコンクリート詰めにして埋めて「人柱」になってもらおうかいのォ・・・・・・
あー、アタマきた・・・・
ってさあ、ンな看板でさァ、
『多摩水道橋は3月26日に開通予定です
ただし雨天の場合は順延になります
川崎市多摩土木事務所
調布警察署』
ほんで、今ァ、調布ケーサツの電話したら、
「いま、担当の警察官は不在ですが、
たぶん、式典のせいで雨天順延でしょう、
工事作業での雨天順延は考えにくいですね」
ってなもんで・・・・・
まあ、ンなワケで、完全にウラを取ったハナシじゃないけど、
みみ太郎、アタマ、カっときて、
タクシーの商売を中断して、シグマリオン&PHSカードで、アップしたんよ・・・・・
ま、いーや、とにかく仕事、仕事・・・アクセル、オン!加速、加速・・・・
2001 03/21 05:57
タクシー野郎が、思わずニンマリ!クスクス・・・お釣り銭を受け取る、ご乗客の人物模様の千変万化!キャラクター・バリエーション・・・・
ぜーんぶ、五百円玉で、9千円ぶんの釣り銭・・・・
「はい、料金660円、一万円の、お預かりで9340円のお返し・・・
あの、申し訳けございませんが、ただいま、千円札を切らしてしまいまして・・・まことに、あいすみません・・・」
みみ太郎に、660円とかの少額ご乗車に一万円札で払って
みみ太郎に、そーゆー「対処」を、お受けになるご乗客は、
『ホントに五百円玉しか、釣り銭がない!』
という『例外チュウの例外』を除けば、
だいたい、次の二つのパターンに尽きる・・・・
1、複数でご乗車で、払う方が、
「あ、オレが、払っとく、万札くずしたいし・・・」
ってな場合と、
2、ざーとらしい笑顔、イヤミな口調で
「スイマセ〜ンねえ〜、ワンメーターなのに、一万円札しかなくて・・・ふっ、」
って差し出した場合だ・・・・・
但し、「運ちゃん、悪いけどよォ」っちゅーよーな、敬語すら知らないような方でも
誠実な表情、態度、口調だったら、ハナシは全く別で、
ありったけの千円札、五千円札でお釣出すけどね、エヘ!
ま、『1』や『2』のシーンに出っくわせば、ボロは着てても心はニシキ、ならぬ、心もボロの、
ココロの貧しい、みみ太郎の本領発揮!
みみ太郎の秘技、『オール五百玉ショットガン攻撃』ってなヤツで・・・
ま、みみ太郎にしてみれば、
「そーゆー相手だったら、怒らせても、バチ当たんないっしょ?笑顔で丁重な接待用語使ってんしサァ」
ってなもんだ・・・・
そこで、そんときの、ご乗客のリアクションの、
『みみ太郎セレクション!リカバリー別カッコ良さのベスト5ランキング!』だ・・・・
チャカチャーン、シャカシャカ!ジャキーン!
まず、第5位!
「しぶしぶと、万札を引っ込めて、小銭で払う」
→だったら、最初っから払えば?・・・ポリシー、根性に見劣りアリだな・・・・
つづいて、第4位!
「文句タラタラ・・・」
→もう、出るトコ出たって勝ち目ないよォ・・・運転手はキチンと謝ってるし、五百円玉は補助貨幣じゃないから、使用制限ないしね・・・
ほんでもって、第3位!
「ムスっとしてサッっと受け取って降りる」
→そう、ココを黙って堪えるトコはエライ!モンク言ったら負けってのを、ご存知で・・・
そいで、見上げたもんだよ、第2位!
「はいはい、たしかに、9340円、スイマセンねェ、へへへ!」
→みみ太郎の笑顔に、笑顔で応酬する、このプライド、ツッパリ根性は、ポイント高いゾ・・・・
そして、ドッカーンと第1位!!
「激怒して、釣り銭をゼンブ、みみ太郎に投げつける!」
→キャッホー!身もココロもビンボーな、みみ太郎には、エクセレント!!
・・・でも、残念ながら、この展開だけは、未だ、お目にかかってござりませぬ・・・・
この日に備えて、今日も五百円玉は、フンダンに、ご用意申し上げてますのよ、ウフフ・・・
2001 03/22 10:43
社会の木鐸の看板降ろした、大新聞やTVのジャーナリストの象徴的言葉使いは、政治家を「さん」付けで呼ぶことだ・・・
森総理を「森さん」、亀井氏を「亀井さん」とか、
彼等、政治家を「公人」として、報道、批評するよりも、
ふだん、ねんごろにしてる「私人」的表現なのが、ミエミエじゃん・・・
やっぱ、政治部記者なんて、
税金で作られた、通信回線付きのリッパな記者クラブなんかの施設で
永年、のうのうと暮らして
大物政治家なんかに、丸め込まれるよーな
付き合いしてっから
「さん」づけで呼ぶよーになんだろう・・・
だいたい、読売、日経のトップ連中なんか
ソーリなんかと、ウマイもん食ってんのが
報道されるくらいなんだから、
我々の見えないウラじゃあ、何やってんだか・・・
2001 03/24 22:32
タクシー客は茶髪に派手なメイクの女子高生3人組、放課後の時間帯に六本木ベルファーレまで・・・ああ、伝説のディスコ、「トゥーリア」のあったとこのソバだァ・・・
都心から少し離れた場所からだったんで、
日中の午後にしては、マアマアの料金の距離だったし、
渋滞のテレ朝通りや、六本木通りを使わずに
少し回り道の、星条旗通りから回り道するという
みみ太郎の提案にも快くオッケイしてくれたし、
彼女たちは、結構エキセントリックなビジュアル、
車内で、弁当食べたり、食後のイップクをフカしたり、結構スゴかったのの、
ご乗客のなかでも、かなり、礼儀正しい方々といえた・・・
みみ太郎は、いつも、六本木ベルファーレのある一方通行路の入り口で、ご乗客を降ろしたことしかないし、今回も同様なので、
彼女らに、詳しい場所を聞いてみた・・・
ってぇと、その路地入ってスグがベルファーレなら、
さらに、数十m入って、右側が、昔、「トゥーリア」のあった、場所だ
彼女らに、問うてみたら、知らないというので、
昭和の終わりころの六本木ディスコ全盛時代の
代表的な「大バコ」で、
地下から2階部分までが吹きぬけで
その空間を照明器具が満載された、乗用車ほどの大きさの機械が
クレーンのようなもので上下したり
いろんな形になったりして、
みみ太郎も、一回、行ったことがあったこと、
入り口で、客の服装をモニターカメラで
チェックして、
店長のオッケイがないと、入場を断られること、
・・・そうそう、みみ太郎は
カーキ色のフライトジャケットに
カーキ色のキャップの軍人スタイルで、入れたなあ・・・反面、女性はチェックが甘かった・・・
その機械の落下事故で、客の女性が何人か犠牲になる大きな死亡事故をキッカケに
閉鎖されたことなどを話したら、
「えー、そうなんですか、
私たち、小学校入る前じゃないッスかあ」
「ええ、その事故の当日は
たまたま、仕事が休みだったんで、
女房に、一緒に行こうって誘ったら
ミゾレの降ってた夜で、寒いからヤだってんで
行かなかったンだけどねえ・・・」
「エー、じゃ、ヤバかったじゃない!」
あと、全館カラオケ屋になった
六本木スクェアビルなんぞ、各階にいろんなディスコがあったなんてのも、
彼女達には、初耳だったそうだ・・・
なんでも、今日のベルファーレには
「バイト」で行くそうだ・・・
まあ、イベント関係か、店のバイトか、
詳しいことは尋ねなかったが、
ま、仕事があるのは、いいもんだ・・・
こーやって、割り勘ででも、タクシー使ってくれるんだし・・・・
2001 03/26 15:55
へえ、わが、千葉県、伝統的な汚職腐敗利権の保守王国も、今回、いくぶんかは・・・
永年、ジミンを支えた組織票の農村部の投票率ガタ落ちで
従来シラケ傾向の都市部の投票率がフタケタ向上ってのは
てえしたもんだ・・・
しかも、当日の千葉は雨模様で、フツー都市部の無党派層よりも
ジミン支持の農村やソーカ学会の組織動員が優位なハズなのが、逆なワケで・・・
やっぱ、ジミンや、イケダ私党の集票マシーンの
農村も、ゼネコンも、
ソーカ学会に属するひとびとも
さすがに、いまのデタラメ利権政治には消極的スタンスに
なってきましたな・・・・
まあ、千葉も今回は、恥ずかしい最悪の結果には、なんなくてヨカッタ・・・・
とにかく、ココは伝統的に、ひでえトコだかんな・・・・
2001 03/27 13:22
タクシー客は不倫デートがキャンセルになって深夜、家族の元へと、帰宅だけど、モンダイがひとつ・・・
地方出張を装ったデートゆえ、奥様への中止の説明が・・・・
「運転手さんねェ、オレの嘘は、鼻もとで女房に見破られるのよ、
だーから、あんまし、早く帰りたくないよォ・・・」
「はあ、そうしますと、お客様、
至近距離で、フツーに会話するってェとバレるワケですね・・・」
そこで、みみ太郎、二つの作戦を、ご進言申し上げた・・・
作戦その1・・・
まず、帰宅するなり、奥様に何か問われても
「ンなこと、どーでも、いいだろ!」と怒鳴って
サッサと着替えなどの、就寝の準備をして、から
トイレの中などから、頃合を見計らって
「さっきは、済まなかった・・・
会社で、急に大きなトラブルが起きて
その処理でスッタモンダしてて、もう、出張も中止になるし・・・」
要は、非日常的な雰囲気で、表情や息遣いを
察知されずに、会話をすれば、かなり秘匿性が高まるハズで・・・・
作戦その2・・・
「その1」のような、キレた夫、強圧的なカンジがマズイ場合は
「泣き」路線で行く・・・
帰宅するなり「あ〜、参ったよォ」などと、泣き顔で
「オレの会社も、もうオシマイかも知んねェよォ・・・」などと、
イロイロと、まくし立てて、「その1」と同様の展開を・・・
「いやあ、運転手さん、ウマイこと考えるねェ!
俺ァ、2番目の、『泣き』が良さそうだな・・・
でも、しょっちゅう、会社ツブれそうなハナシしなきゃなんねェなあ・・・」
・・・・お客様、ンなしょっちゅう、やってちゃあ、ダメですよォ・・・
2001 03/29 11:25
ひと、死に出会う・・・みみ太郎の担当タクシー、188号車の反対番のドライバーのKさん、60代になったばかりで、数ヶ月間の、ご闘病中に、ご逝去。
彼は、ふたまわりも若い、みみ太郎よりも
遥かに高い売上をコンスタントに叩き出していた・・・・
みみ太郎が188号車を24時間乗ったあと
24時間乗る、もうひとりの担当がKさんだった・・・
彼は、みみ太郎よりも、遥かに、ご乗客をゲットする、流し方のノウハウと
24時間、殆ど休憩しない、根性とスタミナのひとだった・・・・
でも、去年の11月、重症の腹膜炎で
大病院に緊急入院、手術、
そして、一昨日に至るまでの数ヶ月間の闘病も、むなしく帰らぬ人となった・・・
みみ太郎は、とうとう、Kさんには勝てずじまいだった・・・
でも、彼は、仕事の無理が健康に与えたダメージを後悔している、とのことを
共通の友人のAさんは、つい最近、打ち明けられたと話してくれた・・・
そう、彼は休憩を取らなさ過ぎだった・・・
彼を想うとき、オーバーラップするのが
1960年代のF1レーサーチャンピオンの
「ジム・クラーク」・・・
60年にオランダGPにF1デビューし
レースのみならず、幾多のラリーなどをも席捲し、
トップを疾走しつづけたまま、
68年のホッケンハイムのF2レース中に
謎の自爆的激突死・・・
当時、中学1年の、みみ太郎に、焼きついた言葉が、いま、再び、鮮烈に燃え始める・・・
ジミーの、ロータスでのチーム・メートの
たしか、グラハム・ヒルだったかな・・・・のコメント・・・
「彼は、いつも、私よりも先を走っていた・・・
そして、彼は私よりも、先に命を・・・」・・・合掌
2001 03/30 10:19
みみ太郎のタクシー会社も決して自慢できるレベルじゃないが、アソコの会社のオバさん運転手はスゴかった・・・タクシー会社、準大手、「日の○自動車」の更年期ヒステリー障害女性ドライバー軍団のひとりだな・・・
「なんで、プップー鳴らすのよ!ウッサイじゃない!」
○の丸自動車の深■営業所と、足■営業所の中年女性ドライバーは
みみ太郎の職場でも、「ヒステリーのおばさんが多い」と評判だ・・・
この会社、バス部門では、ごく一部ながら、ボルボやベンツなどの安全構造の最先端のを入れてるし
ハイヤー部門ではロールスがあるし
タクシーの最初の1キロ乗車なら
ワンメーター340円を未だに続けてるし
タクシーのリヤウィンドには
「腕よりも、心で運転する人、募集中!」と
個性的な営業スタンスの会社なのだが・・・
労働組合も、みみ太郎の組合と交流、共闘があるし・・・
「日の○さんねえ、乗り場の行列が一台進んで、
空いたら
スグ前進しないと、
それを見込んで
入ろうとする、
ケツのタクシーが
通路の交通を塞いじゃうだろ!」
・・・ここは、平日の昼間の某オフィスセンタービルの地下ロータリー・・・
乗り場に並ぶことのできるタクシーの待機スペースは数台ぶんしかないから
残りのタクシーは、納品のトラックや、有料駐車場に出入りする乗用車、
車寄せに出入りする、社用のVIP車の通行のために
グルグルと「旋回飛行」を続けなきゃなんないし、
その、待機スペースの先頭が動けば
それをアテにして、最後尾に目敏くタクシーが
入ろうとして、後続の交通を一時的に塞いでしまうから、
並んでる待機タクシーは前の動きに
機敏に対応することが要求される・・・
ここでの、クラクションは「抗議」「警告」という意味あいではなくて、
「合図」「案内」という意味あいで
お互い、鳴らし合うもんなのだ・・・
だいたい、この女性ドライバー、このビルに入構するときも、警備員の指示にモタモタしてたし、
まだ、よく、ここでの要領を知らないようだ・・・
そこへもってきて、
クルマから降りてガラス拭きでもするみたいで
もう、論外・・・
まあ、だから、彼女のナマの耳に
みみ太郎が独自に取りつけた特大音の電気ラッパを
地下の反響する場所で聞かされりゃあ、
ビックリすんのも、キモチは、わかるが・・・
「ガタガタゆーんじゃないのよ、
プップー鳴らさないでって言ってんでしょ!」
「あなたねえ、ヒス起こすくらいなら
その気合で、クルマを前に出しなさいよ、
ここのビルの並びかた、わかんねーなら、
オレが今度、よーく教えてあげっからさ」
「ウルサイわよ!」
「なんだ、オレにモンクいいたいんじゃなくて
オレに因縁つけて、ケンカしてェのか?
だったら、この坊主アタマでも
このバカ面でも殴れよ、オラ!」
・・・考えてみりゃあ、みみ太郎のビジュアルみてヘーキで噛みついてくんだから、
攻撃してくるかも知んねーな、ワクワク・・・
「何いってんのよ、アンタみたいなバカ相手にしないわよ!」
「だったら、もうちょっと
仕事の勉強してアタマ良くすりゃあ、
カオも良くなんぜ、
わかんねーなら、みんなのメーワクだから
二度とこのビルに付けにくんじゃねーぞ、このブス!」
さしもの、更年期障害ヒステりー女性も
みみ太郎の、後半の、
挑発、侮辱、セクハラ反撃はコタえたようで、
瞬間、すごい形相になってから
運転席に戻っていった・・・
ったく、ブっとんだ女性がいたもんだ・・・
スグ前に並んでいる彼女のタクシーの車両番号を見ながら、
日の○自動車の深■営業所にデンワして
乗務員教育について、抗議してやりたいトコだが、
ここは、クチゲンカ両成敗、お互い、ドッチがドッチの会社に噛み付いたトコで、テキトーにあしらわれるだけだ・・・
とーころが、二時間いじょうたってから
職場の大先輩のWさんから、ケータイにかかってきた!
「あんた、○の丸のオバサンからかったろ、
オレがタクシーで付け待ちしてたら
トコトコ歩いてきて、みみ太郎君の名前まで言ってたよ、
オレに言われてもしゃーないから、
勝手にウチの事務所の電話番号でも調べて電話しろ、っていってやったよ・・・」
とりあえず、概略をWさんに説明する・・・
「アーッハッハ、てっきり、あのあと、
ウチの事務所に電話して軽くあしらわれてっとおもってましたけどねえ、
まさか、都内で300台以上稼働してる
ウチのクルマん中で
よりによってWさんトコにヤツあたりすっとはねえ・・・」
「だけど、みみ太郎君、
やっぱ、ブスとか、ヒトの身体的欠点を
あんまし言っちゃあ、ダメだどう・・・」
Wさんは、わが職場の仲間でも
ご意見番的存在、
大企業や組織にヘーキでケンカするところは
みみ太郎と似ているが
地方の裕福な旧家で厳格に育てられた
60代の道徳的権威には
軽〜い、みみ太郎と、雲泥の違いで・・・
「ヤハハ、Wさんには、トンだご迷惑をおかけしまして申し訳けありませんでした」
ホント、偶然とはオトロシイ・・・
←トップページに戻る