(record1)
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秘蔵(?)レコード集(1)


B.B.KING
「LIVE AT THE REGAL」

だいぶ以前に買ったものだが、彼の代表作と謳われることが多いアルバム。
約40年前の録音だが、古さは全く感じない。彼が奏でるギタートーンがぎっしり入っている。
何年か前の来日時に、ライヴ終了後、会場の裏口から出てきた彼と握手できた時の感激は、一生忘れません。
BLUES BREAKERS/
JOHN MAYALL WITH ERIC CLAPTON

エリック・クラプトンが、若いエネルギーをブルースにぶつけていた頃の音が聴ける、ホワイトブルースの代表的なユニットのアルバム。
黒人が奏でるサウンドとは、やや趣が異なるが、当時としては、スゴイことをやっていた人達に変わりはありません。
JOHN MAYALL
「LOOKING BACK」

クラプトンをはじめ、ジャック・ブルース、ピーター・グリーン、ミック・テイラー、ミック・フリートウッドなど錚々たるメンバーが参加しているアルバム。
当時は、皆、若いが、その後の活動が、どのようなものかを考えれば、このアルバムの貴重さがわかる。
THE YARDBIRDS FEATURING JEFF BECK

ヤードバーズに対する評価は、さまざまだが、ブルースを基本とした曲が多く、個人的には好きなグループ。
このアルバムは、ジェフ・ベックがリードギタリスト時代のもので、かなり若い頃の彼のギターサウンドが、たくさん入っている。
彼の音の原点ここにあり、といった印象あり。
DIRE STRAITS

マーク・ノップラーが奏でるペキペキとしたギターの音が、気持ちよい。
曲によっては、スライドギターも聴ける。
楽曲が、しっかりしていて、流行を追わない大人のロックという感じがする。
騒々しい音楽が好きな人には、おすすめできないかも。




U2
「The Unforgettable Fire」

この頃から力強さだけではなく、余裕も感じられるようになったと思う。
基本的なサウンドは、すでに完成されているが、曲の深さというか重量感が増しており、彼らの世界がどんどん形成されているという事を実感できる。

(裏)

(表)
JOE JACKSON
「NIGHT AND DAY」

A面、B面ではなく、DAY SIDE、NIGHT SIDEと分けられているが、レコードだからできた事だろう。
発売当時は、A・O・Rと称されていたかも?
一曲一曲のセンスが良く、都会のニオイがプンプンしてくるようなアルバム。
IGGY POP
「LUST FOR LIFE」

顔のどアップのジャケットが、とても印象的。
盟友であるデビッド・ボウイとの共作の曲が多く、全体に共通したひとつのトーンが感じられる。
イギー・ポップのギラギラした部分が伝わってきて好きなアルバムです。
THE MOTELS
「LITTLE ROBBERS(可愛い泥棒たち)」

80年代ロックの中での全米大ヒット曲が収められているアルバム。
ヒットを狙ったような感じではない、淡々とした佳曲が多く、一発屋で終わってしまった感があるグループだが、もし、現在も活動中であれば、新譜が聴きたい。



JOHNNY THUNDERS& THEHEARTBREAKERS
「LIVE AT THE LYCEUM BALLROOM 1984」

ジョニー・サンダースのロック・スピリッツに小細工は一切なし。
とにかくシンプルで、ガツンとくる。
気持ちに任せてコードをかき鳴らす彼の姿は、もう見ることはできないが、生きていれば、今頃どんな音を出していたのだろう?




KISS
「LOVE GUN」

オリジナルメンバーでの黄金期の頃の作品。
ハードさとポップさが混在しているのは、彼らならでは。
アルバムタイトル曲も良いけど、リードギタリストのエース・フレーリーがボーカルを担当している曲もとてもカッコイイ。
THE JAM
「DIG THE NEW BREED」

ザ・ジャムの初期から解散前までのいくつかのライヴ音源をまとめたもの。
当然、曲によってライヴの時期は異なるのだが、ひとつの公演と言っても良いほど曲の緊張感があり、最初から最後までパワー全開、ストレート勝負といった感じです。
SEX PISTOLS
「FLOGGING A DEAD HORSE」

デビューの衝撃はスゴかった。
結局はコマーシャリズムの食い物にされてしまったような彼らだが、曲は結構ポップ。
これ以前にも、彼らと似たような活動をしていたグループはあると思うが、「パンク」というひとつのカテゴリーを世間に突きつけた意味での偉大さはある。
時々、聴きたくなります。
ELVIS COSTELLO
「TAKING LIBERTIES」

ジャケ写を見てもわかるとおり、彼がとても若い頃のもの。
分類上はロックの範疇に入るのだろうが、彼の多才さというか、ロックにとどまらないような楽曲もあり、独特のセンスの持ち主であるということがわかる。
BAY CITY ROLLERS
「ROCK AND ROLL LOVE LETTER」

実は、生まれて初めて買ったレコードがこれ。
当時の彼らの人気はものすごく、「第二のビートルズ」なんて評されていたっけ。
これは、イアン・ミッチェルが在籍時にリリースされたベスト盤のようなもの。
今でも、たまに聴いています。




MARTHA AND THE VANDELLAS
「GREATEST HITS」

古いモータウンの女性グループ。
シュープリームスも良いけど、なんとなくこっちが好み。
いくつかのロックグループや個人アーチストがカバーしている曲をはじめ、良い曲がいっぱい入っており、いつ聴いても楽しめまる。
ミュージシャンにウケるグループなのか?
LED ZEPPELIN
「CODA」

過去のアルバムでお蔵入りになったものをまとめたもの、だったと思う。
曲によっては別テイクで、オリジナルアルバムに収録されているのだが、こっちのほうが良い、と思わせるものもある。
いずれにしろ、聴くたびに、ZEPの凄さが実感できる一枚。
THE JAM
「IN THE CITY」

ザ・ジャムのファーストアルバム。
当時はロンドンパンク・ムーブメントのまっただ中、彼らも当初は同様のバンドとみなされていた。
このアルバムを聴いた限りでは、若いポール・ウエラーが吠えまくっており、なるほど、といった感じ。
ERIC CLAPTON
「RAINBOW CONCERT」

1970年初頭、音楽シーンから姿を消したクラプトンが、約2年のブランクの後に復活するきっかけとなったライヴアルバム。
元気のないクラプトンは聴いていて淋しいが、それを盛り立てようと一生懸命のバックのメンバーが、ピート・タウンゼント、ロン・ウッド、スティーブ・ウインウッドなど。
これをきっかけに、再び独自の道を歩んでいく彼の活動の顕著さは、言うまでもないだろう。
JIMMY REED
「HIGH AND LONESOME」

弾むようなギター・リフと独特のハープスタイルは、一聴して彼のものとわかる。
重く泥臭いブルースというよりも、むしろ軽快で温かい。
ヘヴィな内容の唄も、さらりと歌ってしまうような大らかささえ感じられる。
レスポールを抱えているジャケットが素敵な、とても気に入っている一枚。




THE KINKS
「ONE FOR THE ROAD」LIVE

1980年頃のライヴ録音盤。
なんでこんなに元気なの?と、思わず声に出してしまうほど。
もちろん彼らの代表曲がいっぱい収録されている。
スタジオ録音とは全然違う雰囲気で、多少戸惑う部分もあるが、ヴァン・ヘイレンを意識したのかも?と、ニヤリ。
10cc
「GREATEST HITS 1972-1978」

1972年から78年までの彼らの曲をピックアップしたベスト盤。
ロックなのか、ポップスなのか、よくわからないが、今でも時々FMなんかでオンエアされる曲も入っており、彼らの代表曲は、やっぱりこれなのかぁとうなずいてしまいます。
The Smiths
「HATFUL OF HOLLOW」

パンク、ニューウエーブから派生して、また新たな流れをつくったのが、彼らだと思う。
耳に残るボーカルとギターサウンドが、バンドの特色になっており、少し湿った感じは、かなりブリティッシュな雰囲気。
唯一無二の個性を持ったバンドだと思う。
THE ROLLING STONES
「GIMME SHELTER」

ロック好きなら一枚は持っているであろうストーンズ。
これは、初回プレス盤で、なんと、色つき。まるで大きいソノシート(わかる人にしか通じないかも)。
おなじみの曲も入っていて、B面はライヴ盤になっている。ギターがミック・テイラー時代のもの。
FLEETWOOD MAC
「RUMOURS」

ブルースバンドから一転して、女性ボーカルを中心にした人気バンドになってしまった。でも楽曲がとても良いので、納得してしまう。
この頃のスティービー・ニックスは、かわいかったなぁ、と思いつつ、実は、ちょっとお姉さんのクリスティン・マクビーの歌声のほうが、好きです。




SIOUXSIE AND THE BANSHEES
「NOCTURNE」

ボーカルのスージー・スーの妖しげな重暗さが十分に堪能できるライヴ盤。
ニューウエーブ全盛の頃のものだけあって、全編にわたって時代を感じさせるサウンドが、鳴り響いている。
ギターのエフェクトが、すごいなぁ。
THE DAMNED
「LIVE AT SHEPPERTON 1980」

パンクムーブメントもそろそろ終わりに近づいた頃のライブ盤。
数多いパンクバンドの中では、独特の佇まいがあると思う。
少なくともピストルズとは、ちょっと違う。どちらかと言えば、ニューウエーブ寄りの所もあり?
T・REX
「BOLAN BOOGIE」

ノリのよいリズムと不思議なボーカルとの絡み。
一度聴いたら忘れないようなポップさは、時代を経ても新鮮な感じがする。
これは、いくつか出されたベスト盤の一枚で、もちろん「ゲリロ〜ン」も入っている。
GENUINE HOUSEROCKIN’
MUSIC・ALLIGATOR 101

11組のブルース・プレイヤーのオムニバスアルバム。
アルバート・コリンズをはじめ、ココ・テイラー、ジェームス・コットン、ハウンド・ドッグ・テイラー、などギタリストや女性ボーカル、ハーピストにこだわらず、とてもバリエーションに富んでいる。
THE KINKS
「SOMETHING ELSE BY THE KINKS」

発売された当時は、イギリスを代表するいくつかのグループのうちのひとつだったが、それ以降彼らほどイギリス臭いバンドの出現があっただろうか?
今でこそ彼らの影響を受けたであろうグループもいくつか出ているようだが、「これ、キンクスっぽい」以上のものは感じない。
独特のセンスを持った曲は、聴いていると、ある種のノスタルジーを抱かせる。




WILLIE DIXON
「I AM THE BLUES」

たとえば、ツェッペリンやクリーム、ストーンズ、そしてドアーズ、などなど ...。数多くのアーチストがカバーをしていることからも、彼の偉大さがわかる。
かく言う私もカバーされた曲をはじめに聴いているので、このアルバムでオリジナルを知りました。
まさに、ウィリー・ディクソンという人は、アルバムタイトルが示すとおりです。
LOU REED
「BERLIN」

率直に言って、暗いです。
落ち込んでいる時に聴くと、どんどん引きずり込まれて、どこまでも沈んでいきそうで恐ろしくなるくらいだ。でも、好きな人にとっては、この雰囲気が、たまらないのでしょう。
ヘヴィです。
GO・GO’S
「beauty and the beat」

今は女の子バンドがいくつあっても驚かないけど、このグループが出てきた当時は、新鮮だった。
キャッチーなメロディとルックスのかわいさで、ずいぶん話題になったっけ。
気軽に聴いて楽しめます。
FOUR TOPS
「REACH OUT」

力強く、時に優しい歌声は、今聴いても全然色あせていない。
それにしても、モータウン躍動期(?)のグループは、なんでこんなに良いのでしょう。
THE KINKS
「THE SINGLES 1964-1970」

1964年〜70年のベストセレクション。
どれも馴染み深い曲ばかりで、これが彼らの音楽の全てというわけではないが、選曲はかなり良く、キンクス初心者であれば、入りやすいのでは?




This is June Christy

少しハスキーな歌声が、とても良い雰囲気です。
聴いていると、今よりも時間がゆっくり進んでいた頃のセピア色の風景が見えてくるようです。
HOWLIN’ WOLF・MUDDY WATERS・BO DIDDLEY
「THE SUPER SUPER BLUES BAND」

ブルースの大御所達がセッションしています。
掛け合いを聴いていると、全曲アドリブの一発録りのような雰囲気もあって、思わず「う〜ん」です。
本当にシンプル。だからこそ伝わってくるのでしょう。
MUDDY WATERS
「MORE REAL FOLK BLUES」

この人がひと声歌えば、ブルースになってしまう程の圧倒的な個性。
ブルースマンの数だけブルースはあると思うが、他に類を見ない独自性が彼のブルース。
タップリ聴けます。
MUDDY AND THE WOLF

マディ・ウォーターズとハウリング・ウルフが、それぞれ片面ずつ他のミュージシャンとセッションをしている。
マディ側は、マイク・ブルームフィールド、ポール・バターフィールド、など渋めの面々。
ウルフ側は、エリック・クラプトン、ビル・ワイマン、チャーリー・ワッツ、など、とても豪華です。
皆若い頃の演奏だけど、実力派揃いで楽しめます。
THE LONDON MUDDY WATERS SESSIONS

1971年の録音。
マディとロリー・ギャラガー、リック・グレッチ、スティーブ・ウィンウッド、ミッチ・ミッチェルらのセッションアルバム。
さすがにブルースというよりは、ロック色が強いが、マディの存在感は圧巻。
マディを目の前にした皆の緊張感が伝わってくるような気がする。
THE JAM
「SETTING SONS」

デビュー当時からのパワーを残しつつも、徐々に落ち着いたサウンドに変化しており、もはやパンク、ニューウエーブのバンドとは呼べない程。
それまでの音よりも、ずいぶん奥行きや広がりが感じられる一枚。




STEVIE RAY VAUGHAN AND DOUBLE TROUBLE
「COULDN’T STAND THE WEATHER」

ストラトばりばり弾きの音がいっぱい。
ブルースを基本にしてはいるものの、ギターのサウンドはロックでしょう。
ほんとにガンガン弾きまくってます。
ジミ・ヘンの曲のカバーもあり。
THE JAM
「ALL MOD CONS」

ザ・ジャムのサードアルバム。
それまでのパンキッシュなイメージから離れて、だんだん彼らの個性が垣間見られるようになったと思う。
彼らなりにアレンジしたキンクスの曲のカバーもあり、Goodです。
THE JAM
「THE GIFT」

曲のバリエーションや全体を通しての緊張感など、ジャムのサウンドが確立したと言って良いと思う。
これからどんな音をつくっていくのだろう、と思わせておきながら、このアルバム発表後、彼らが解散を決めたというのも、なんとなくうなずける。
ERIC CLAPTON
「SLOWHAND」

音楽好きであれば、一度は目にしたことがあるであろうお馴染みのジャケットです。
このアルバム以前とは趣が異なるギタープレイで、このあたりからファンになった人も多いのでは?
THE BEST OF SAM & DAVE

ご存じR&Bの男性ボーカルデュオ。
シンプルでもしっかりと聴き手に伝わってくるのは、ボーカルに力があるからだろう。
親しみやすいメロディとノリの良さが、とても心地良い。




U2
「THE JOSHUA TREE」

U2の世界が全開という印象。
彼らの曲を特徴づけているエッジのギターが本当に冴えてます。目立ったリードプレイはないのに、すぐ彼のものとわかるギターサウンドは、どんな速弾きにもまさるフィーリングを感じます。
ISABELLE ANTENA
「HOPING FOR LOVE」

かわいくて、ちょっとけだるい感じの女性ボーカル。
ジャジーな曲が多いが、ぼんやりしたい時にBGMで流れていると落ち着きます。
THE JAM
「THIS IS THE MODERN WORLD」

ザ・ジャムのセカンドアルバム。
この頃は、まだポール・ウエラーのギターがギンギンで、パンクバンドとして見られても仕方ないかな、という曲が多いが、R&Bのカバーもあったりして、「おっ!」と思わせます。
THE DOORS

ジム・モリソンが、レコーディングという枠の中に収まっただけでも不思議な感じがする。録音時は、一体どんな状況だったのだろう?
ロック史上、伝説をつくったアーチストの一人として、ぜひ聴いておきたいアルバム。
THE JIMI HENDRIX CONCERTS

いくつかのライヴのオムニバス。
エレクトリックギターの可能性を大幅に変えたギタリストの面目躍如といった感じで、ギターのフィードバックが気持ちよいです。
あえて多くを語る必要はないでしょう。




ECHO AND THE BUNNYMEN
「CROCODILES」

ドロドロとした大人の暗さではなく、若い青年であれば誰でも一度は抱いた事があるだろう不安や憂鬱な感情を音にしているような、そんな爽やかな暗さがあるグループ。
曲のメリハリがあって、結構カッコいいアルバムです。
JIMI HENDRIX
「ISLE OF WIGHT」

彼の死の20日前位に録音されたというライブ盤。
彼のギタースタイルについての云々や、もし彼が生きていたら今頃どんな音を出していたのだろう、などと野暮なことは言わずに、まず聴いてみて下さい。
THE SMITHS
「MEAT IS MURDER」

邦題が「肉喰うな」のいきなりなインパクトや、ジャケットの兵士の写真が印象的。
モリッシーの暗く悩ましげな歌声と、それに相反するようなジョニー・マーの軽やかなギターの絡みがあってこそ、彼らの音と思わせる一枚。





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