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 皆さん、ノーギャラで何の特にもならにのに嬉しかった

----では、EXPO会場別にうかがっていきます。先ずは7/28、29の東京スタ不編む。いきなり各界著名人のメッセージ・コメントで驚きました。


JIRO:場所柄、東京だけどうしてもイベント感が弱かったので、なんかEXPOは始まるっていうお祭り感を出したかったのね。でも初めてライヴ会場として使うから、会場側も不安があったみたいで、アクロバティックな事は避けて欲しいっていう感じだった。それで、あのアイディアが出たんですよ。でも最初は自分達の友達を集めようって言ってたんだけど、あんまり居なかったの(一同笑)。ミュージシャン仲間は、意外とメイクやらにこだわるから、簡単に撮影出来なかったりして、最終的にはスタッフに交渉をお願いしました。チョイスは基本的には『自分達が好きな人』です。・・・TERUのは叶美香さんとか(一同爆笑)。


----美香さんの方なんだ!(笑)


TERU:・・・(笑)・・・いやぁ(辛笑)・・・誤解される・・・(一同大爆笑)。


----ハハハハ・・・・。いきなり石原都知事は貫禄ありましたね。


TAKURO:・・・『スタジアムはもうからないんだよっ!』なんていきなりグチられちゃって(一同笑)。迫力あったなー(笑)。その後、ジャッキー・チェンとか坂本龍一さんとか、もう凄かったね。
JIRO:ジャッキー・チェンさんは、僕らが香港にプロモーション活動しに行った時に香港の雑誌に載って(・・・?それはJIROさんじゃないっすよね?)、それをたまたま読んでてくれてて、打診した時に『何か大きなイベントをやるの知ってるよ。喜んで協力させてもらうよ』って言ってくれたんだって。一応、ダウンタウンがラストというのはお約束で?
TAKURO:出演を打診した後、逆にご本人の方から『やらんのか、やらんのか?!』って問い詰められまして、思わず『一番いいところで使わせていただきます』って言っちゃったんで(一同笑)。
TERU:タモさんのも感動したよね、凄い優しくて。
TAKURO:皆さん、ノーギャラで何の特にもならないのにホントありがたかった。嬉しかったナ。


----長介さんも嬉しかったでしょ?


一同:嬉しかったっ!
TAKURO:『オイッス!』の一言であれだけの人がいっぺんにつかめちゃうんだもん、凄いよ。


----『チー様(=松山千春)』が出てきた時は観客も一瞬、シャキッってなってたよ(笑)。


HISASHI:ハハハ、なんか起こられそうだったりして(笑)。
TAKURO:やっぱり『先ずはチー様に頼もう』って。先ずいきなり説教した後にご挨拶だもんなー。あの絶妙な間はさすがですね。


----D.I.E.ちゃんも大喝采だったね。


TAKURO:ねー。早くD.I.E.(大)復活してもらわないと。あっ、今度CD出すんでしょ?


----そうなんだよ!なんとpause100号記念で新星堂独占販売させてくれる事になったの。聴いた?凄くいい曲揃いだよ。「ALIVE」っていうタイトル。


TAKURO:うん、聴いた。1曲目とかサイケデリックで、全体的に凄いD.I.E.ちゃんらしくてカッコ良かった。特にヴォーカルが前に出てて、今までの作品の中で一番いいなって思った。
HISASHI:D.I.E.ちゃん、もう1回モヒカンにしてほしいなぁ(笑)。


----また会うから伝えておきます。


TERU:あっ、思い出した!俺、D.I.E.ちゃんに『元気?』ってメール打ったの。そしたら自分がメールアドレス変更したの忘れてて、D.I.E.ちゃんから『お前、誰だ』ってメールが帰ってきた(一同爆笑)。

 

 『こんなもんじゃねーだろ、もう1回やろう』って

----さて、EXPOに戻って衣装の話を。HISASHIは幕張に続いてチャイナ・ドレス風だったね。


HISASHI:動き易さを第一に考えると、どうしてもこれになっちゃうの。あれ、以外に動き易いんですよ。


----そういえばドクロの指輪、東京はしてたけど他は外してなかった?


HISASHI:ああ、そうそう、なんか指が凄いかぶれちゃったんですよ!(一同笑)
TAKURO:石鹸、落としてないんじゃない?
HISASHI:そうだと思う、ハメっぱなしだといいけど、一旦外して石鹸で洗って、その石鹸とかが付着してるとかぶれちゃうみたいで、今は外してます。


----JIROのサッカーパンツはいいアイディアだったね。なんてったって東京スタジアムだし。


JIRO:あれ、凄い快適だったですよ。ちゃんとpuma(有名なスポーツブランド)のスタッフに色々な希望を言って、世界で一つの特注品作ってもらった。


----TERUは幕張で真っ赤な衣装だったけど、今年は東京・青、札幌・青、福岡・赤だったね。


TERU:やっぱりEXPOは赤だって思って赤は絶対着ようって思ってて、3日間あるから、『そうだ、青も着よう』って。
TAKURO:キミはすこぶるシンプルな発送をしてるね(一同爆笑)。


----TAKUROはお得意なロック・スタイルを貫いてたね。東京スタジアムがこけら落としっていうプレッシャーとかはあった?


TAKURO:それは無いけど、俺らから始まってこれから色々なアーティストが使っていくかもしれないじゃないですか。だから出来るだけ『いいイメージ』を残したいっていうのはあったかな。ちょうどあの日の前に明石市の花火大会の事件とかあったから、本当にスタッフとはよく打合せをして、特に警備は万全にしたつもりです。


JIRO:さすがは元・警備員バイトの隊長!


----警備員の隊長やってたの?!どこ行ってもリーダーだね!


TAKURO:警備界のカリスマだったから(笑)。あの日も警備の陣頭指揮取ろうかと思ったもん。血が騒いだ(一同笑)。


----オープニングSEはHISASHI作?


HISASHI:そうです。幕張の時のSEのデータがまだ残ってたから、それを元にEXPO SEのシリーズ化をイメージして作りましたね。次がもしあったら、それをさらに進化させていきたいですね。


----そしてオープニング。胸の高鳴りとかはいかがでした?


TERU:1曲目の「GLOBAL COMMUNICATION」をバシッとキメれば、全国から集まってくれた皆が、一気にコミュニケーション取れるはずだって思いで1曲目に臨みましたね。歌い終わった時に皆見てたらあったかいキモチになったし、何か楽しい事が始まる予感が自分もしましたね。


----無事に序盤を乗り切ったけど、中盤は「HIT THE WORLD CHART!」ではJIROがアンプ・トラブルに見舞われたね。


JIRO:その前からちょっと変だった。今までベースの音が出ないなんて1回も無かったのにね。俺は別にそれでも楽しんじゃってたんだけど、ベースのローディのヤツが、どんどんなきそうな顔になっていってたね(一同笑)。いつも生意気なやつなんだけど、どんどん小っちゃくなっていってた(笑)。そいつの周りが真っ暗になっていってたのが印象的でした(一同笑)。
TERU:まぁ、そういうトラブルがあったりすると、見てる人達も思い出が増えていいですよね。
TAKURO:・・・それ、なんかボジティヴ過ぎねぇーか?(一同爆笑)


----ハハハ、失敗が名場面と言えば、2日目にTERUが「HOWEVER」失敗しちゃって、もう1回あとから歌い直したじゃない。あれ凄いオーディエンス感動したと思うよ。ホントにジンと来たもん。


TERU:失敗した後にHISASHIが近寄って来てくれて耳打ちしてくれたんですよ。『こんなもんじゃねーだろ、もう1回やろう』って。メンバーに相談したら、じゃぁ最後にもう1回やろうって言ってくれたんです。


----東京スタジアム2日目、2度目の「HOWEVER」はホントに感動した。歌も演奏も、もの凄い迫力だったよ。TERUは全身全霊込めた表情だったし。


TERU:表情といえば前にさぁ(笑)。あ、やっぱいいや(想出笑)。


----なに?!(怒笑)話落とすタイミングじゃないよ!(一同笑)・・・まぁ言ってみてよ。


TERU:あのね、前に誰かの前でスプーン曲げやってたの。でも曲がらないからもの凄い悔しそうな顔してたらしくて、その時に『そんな悔しがんなくても、キミは5万人を感動させられる歌があるんだから』って励まされたの。・・・・(一同無言&大爆笑)


----ハハハハッ!なんだよ、それ?!(笑)


TAKURO:そうね、キミの歌も超能力の一種だから、気にしなくていいよ(一同笑)。


■9月13日 都内/某レコーディング・スタジオ



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