TAKURO talks about TERU

■TERUと初めて会ったのは小学校6年生のときかな?オレが転校して行った先にTERUがいて、同じクラスじゃなかったけど1学年3クラスしかなかったから自然に友達になったりして、家も近所だったから友達の友達みたいな感じでたまに遊びに行って足りしてたと思う。その時の印象?”小さい子だな”って(笑)あれからもう15年ですか?長いですよね。あっという間のような気がするけど。SPEEDの人が生まれる前?うわぁ(笑)!
 TERUは変わらないですね。中高生ぐらいになってちょっと男らしくなったりとか、東京に出てきて仕事を始めたらそういうとこで責任感が出てきたりとか、そういう変化はあるけど、例えば明るかったヤツが何かをきっかけに暗くなったとか、そういうのはないです。
 上澄みだけど拾うとTERUは明るくて天然ボケで、みたいな印象があると思うんだけど、それはあんまり正しくないと思う。自分の抱えてる問題とか悩みごとは人には絶対言わないから。例えば”これはちょっと違うんじゃないか?”って仕事はあったとしても、それがGLAYに活かされると思ったら黙ってやって、それを後から俺たちが知って”イヤじゃなかった?”って訊くと”別に大丈夫だよ”って。彼にとってはものすごく苦痛だったはずなんだけど、周りに対する愛情からかそういうのを進んでやるようなところがあるんですよ。そういうとこではすごい深みがある男だと思う。GLAYの状況が忙しくなってくればくるほど男の器量が問われる中で”大きい人だな”とは思ってきた。
 2年ぐらいまえ、『 Beat out! 』が出た後かな?2人で飲んでたときに”最近のTAKUROの曲はひとつパターンが出来上がってしまってるからもっとアプローチを変えなきゃいけないよ”って初めて言われたのね、”TAKURO、曲作りで行き詰まってるんじゃないの?”って。そのときはちょっとハッとしたところがあった。それであえて自分は得意な曲作りの仕方をやめて、リズムから作るとか、そういう風にしたことがあったな。それで「 HIT THE WORLD CHART! 」とか作ったような気がする。もしあのままメロディだけを突き詰めてたら違ったバンドになってたかもしれない。
 TERUへのメッセージですか?そうだなぁ・・・次の作品辺りは思うことがあって歌詞が長くなるかもしれませんが、一生懸命覚えてください(笑)。

(TAKURO)


TERU's favorite GLAY song

『 HOWEVER』

■一番歌う機会が多かった曲だし、私生活でも助けられた曲だからすごく思い入れがあるんですよ。去年の年末とかすごく忙しかったじゃないですか?まだ遊ぶ時間があれば消化出来るんだけど全然なかったから本当に苦しくて。それで年明け早々にスノボに行ったんだけど、全然YUKIがなくてダメで。それで4日からもう仕事でしたからね。すごく神経質になっちゃって。誰とも会いたくなくなっちゃって。そんなときに家で「HOWEVER」を聴いてたら涙が出てきたんですよ。それで助けられたというか。GLAYの曲でそんな風になったのは初めてでした。

(TERU)

■写真もあるんですが・・・ウチのスキャナーの電源アダプターどこへ...?(涙)



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