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んしゃくもち

戒厳令 【かいげん-れい】

     軍隊が市民の統制を行なうとの宣告。この統制の目的は市民の生命を守ることにあるが、市民がこれに従わない場合、軍隊は即座にその市民を殺害する。
解雇【かいこ】
     仕える主人を、組織から自分自身に変更せよとの命令。
外交官特権【がいこうかん-とっけん】
     他国で犯罪行為をやりまくることが出来る特権。
解散【かいさん】
     バンドにおける販売戦略の一種。同義語に「ソロ活動」等がある。[浜埜 宏哉さん]
会社員【かいしゃ-いん】
     従事している職業が特筆に価しない場合、もしくは伏せておきたい場合に使用する語。「公務員」なる語も実状は酷似している。
甲斐性【かい-しょう】
     女が男に求める結婚の条件のひとつ。馬車馬の素質。これが無い男は本来は結婚してはいけないのだが、馬鹿な男女はしてしまう。しかし結婚は大抵馬鹿がするものなので、やむを得ない。
解説【かいせつ】
     スポーツ中継や文庫本など散見される蛇足。
快諾【かいだく】
     相手が己の首を絞めるも同然のことを頼んできたときに、それを大喜びで引き受けること。
懐中電灯 【かいちゅう-でんとう】
     古びた乾電池が詰められている筒。
解答【かいとう】
     偉様の独断と偏見。
会話【かいわ】
     活発に動く舌を競い合うゲーム。競争にあぶれた者は「暗い」との烙印を押されるので皆必死になる。
画家【がか】
     絵画を描く人。運が良ければ、生きているうちに評価される。死後にはさらにランクが上がり、最高峰に列せられるようになると、生涯に描いた作品数よりも、市場に出回っている数のほうが多くなる。
鏡【かがみ】
     自分の顔などというおよそ見る必要があるとは思えぬものを見る道具。ナルシストの母。
鍵【かぎ】
     人間が人間を信じられなくなって最初に発明された平和的な文明の利器。
隠し味【かくし-あじ】
     どんな料理でも美味しくしてしまう魔法の調味料。しかし不可解なことに、いかなる料理人もこの逸品を常備していない。
格闘技【かくとうぎ】
     蛮行が少しだけ洗練されたもの。すなわち殺し合いにおける死体処理の手間を省いた結果。
学者【がくしゃ】
     高尚で高慢で高給取りのオタク。
賭け【かけ】
     人生の進め方。
過去【かこ】
     自分ではない自分が生きた時代。
家族【かぞく】
     最も身近な味方もしくは敵。なぜ身近にいるのかを根本的に問うと必ず後悔する。
家族連れ【かぞく-づれ】
     狭い場所においては周囲のイライラを引き起こす、非常に迷惑な集団と化し、広い場所(主に公園や遊園地等)では周囲にほのぼのとした感情を与える、非常に摩訶不思議な集団。引率(!?)する父親の疲れた顔が特徴。[三杉伶さん]
学校の怪談【がっこう-の-かいだん】
     各学校ごとに大抵7つある謎の噂。「誰もいない××室で…」で始まることが多い。最大の謎は「誰もいない教室で一体誰が見聞きしたのか」である。[八雲さん]
門松【かどまつ】
  1. 徳川家によって陰険に改変された正月用品。宿敵の竹[武田]を切り、自家の松[松平=徳川の前身]が栄えたことを、暗に江戸庶民に祝賀させた。
  2. 冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし[一休宗純]
金【かね】
     だれもができるだけ大量に所持もしくは保持したがるのに、手放さないと何の役にも立たない代物。
我慢【がまん】
     非生産的な節約。
神【かみ】
  1. 最大にして最悪の失敗作すなわち人類を創出した存在。
  2. 人類が創出した存在のうちで最大にして最悪の失敗作。
  3. たくさんいすぎてよくわからない。[エーシさん]
雷【かみなり】
     雷は電気である、という定説は疑わしい。雷は電気が発見される前から存在しているからである。
カムバック【come back】
     再び恥を晒しに戻ってくること。
カメラ【camera】
     ポラロイドカメラ、インスタントカメラ、デジタルカメラ、ビデオカメラなど様々な種類があるが、主に虚栄披露のために用いるという点ではみな共通している。
カロリーメイト【calorie-mate】 ※拝啓、大塚製薬殿。冗句ゆえ笑ってお許し願いたい。頓首。(編著者)
     世間ではダイエット食品としてもてはやされているが、実は体から発せられる熱量を増やすことで地球温暖化を推進する環境破壊メニュー。[章友さん]
可愛い【かわいい】
     無知で無力で無能で自分を陥れるだけの力量のないと判断される者に対して贈る称号。
可哀相【かわいそう】
     お為ごかしの侮蔑語。
勘【かん】
     他人や自分に対して論理的な説明を一切省くことが出来る利点を持つ、ある行動の理由もしくは口実。
関税【かんぜい】
     高価な舶来品の主成分。
寛大【かんだい】
     取るに足らぬことを許せる気持ち。
簡単【かんたん】
     極めて難解であるため、解明することを放棄あるいは断念された事象に与えられる称号。
緩和【かんわ】
  1. 崩壊の前段階
  2. 末永い存続の序曲
 

 

ちがい

記憶力【きおく-りょく】

     ものを覚える力。昨日の晩飯のメニューを忘れても焦ることはない。晩飯を食べたことを忘れたら問題だが。
儀式【ぎしき】
     滑稽な仕種を厳粛に行なうもの。
奇跡【きせき】
     他人の偉業を最大限に侮辱する際に用いる語。
吉日【きちじつ】
     世の中に怒りや哀しみが氾濫しているので、人工的に楽しみや喜びの日を作ろうとして失敗したもの。
キッチン【kitchen】
     動植物の死体処理場。
機動隊【きどうたい】
     暴動の鎮圧や参加に活躍する目的で設けられた武装役人。
疑念【ぎねん】
     信念や信仰を盲信に堕させないための洗礼。
記念碑【きねんひ】
     事実かどうか疑わしい出来事も含めて、過去の出来事を葬るための墓標。
寄付【きふ】
     手元に戻ってこない貯金。
希望【きぼう】
     美化された欲望。絶望の引き立て役もつとめる。
肝試し【きもだめし】
     いかに蚊に刺されないように歩くかが問題とされる夜間散歩。
脚線美【きゃくせんび】
     ある種の女性の顔に美しさが認められない場合に活用する目的で発明された美学の一種。
ギャンブラー【gambler】
     負け知らず。彼らにとっては「負け」ではなく「勝てるはずだった」である。
ギャンブル【gamble】
     意見の相違の重要性を証明する遊戯。
球技【きゅうぎ】
    球を使うスポーツの総称。野球、サッカー、バレーボール、ボーリング、パチンコ、けんだま、お手玉、シャボン玉など。
救急箱【きゅうきゅう-ばこ】
     イブプロフェン、マレイン酸クロルフェニラミン、日局アセチルサルチル酸、塩酸フェニルプロパノールアミンなど、早口言葉の雛形として使えてしまうような名称を持つ、得体の知れない数々の物質の棺桶。
求婚【きゅうこん】
     相手の返事が是でも非でも不幸に陥る愚行。
急死【きゅうし】
     憎まれている奴が行なうと喜ばれる慈善事業。
休日【きゅうじつ】
     何もすることがない日。
キューピッド【Cupid】
     天使の名を騙る悪魔。国際問題となっている人口爆発を助長している。
急ブレーキ【きゅう brake】
     地上を走る交通機関が急停車する際に発する高音の源。その直後に激突の音が続くことが期待されることが多い。
教育【きょういく】
     知識を過剰に与えて個人の能力を減退させる行為。「知りたい」という学習意欲を増進させるには「教え惜しみをする」ことが肝要なのに、昨今の教育者はそんな簡単なこともわからず、熱心さに任せてすっかり教え込んでしまう。
恐怖の大王【きょうふ-の-だいおう】
     詳細どころか概略も不明の存在。すなわち、なぜ恐怖に値するのかも不明。
嫌う【きらう】
     自分と大差の無い人間を遠ざける。または遠ざけたいと願う。
キリスト教【Christianity】
     歴史上最も多くの異教徒を殺した世界最大のカルト教団。[八雲さん]
銀行【ぎんこう】
     大金を所持していなければならぬとの強迫観念に駆られた巨大な箱。
禁止【きんし】
     特権の下地。
禁断【きんだん】
     好奇心を煽る魔法の言葉。
金木犀【きんもくせい】
     トイレの香り。[山和閑人さん]
 

 

るくるぱー

悔い【くい】

     過去から推参する反省の督促状。破り捨てても支障はない。
クイズ 【quiz】
     腕力に自信のない連中によって、(誤解され易いのだが)知力ではなく単に「知ってる・知らない(もしくは、きいたことある・ない)」を喧嘩道具にまで昇華させたもの。
口紅【くちべに】
     女が(多くは一時的に)男を所有する証明として口唇で捺印する際に使用される朱肉。
靴【くつ】
     外反母趾養成用具。
苦悩【くのう】
     人生観を製作する際の材料。つまりこんなもの人間には必要ない。
クリスマス【Christmas / Xmas】
     親が一年で最大のウソをつく日。[reikoさん]
軍事費【ぐんじひ】
     無駄遣いとの意見があると同時に、無駄に終わることを期待されている公共支出。
 

 

ったくそわる

警官【けいかん】

     警察官。人並みもしくはそれ以下の能力でも他人に指図できる職業。しかも税金で拳銃を撃てる特典付き。
警句【けいく】
     盗作と傍観から成る鋭い短文。
芸術【げいじゅつ】
     森羅万象に対して用いることが可能な極めてオールマイティーな賛辞。
携帯電話【けいたい-でんわ】
     音声によって身柄を捕獲・遠隔操作する、もしくはされるための小道具。メイン機能がメールに移行されつつあるので、少しはマシになりつつある。
※参照→【電話】
芸能人【げいのう-じん】
     二度死ぬ人種。ブラウン管から消えるときが最初の死であり、棺桶に蓋をされたのを機にブラウン管に復活して、視聴者に「あ。まだ生きてたのか」と言われたときが刹那の蘇生である。
敬老の日【けいろう-の-ひ】
     この日以外なら老人を粗略に扱ってもかまわないと定めたも同然の休日。
化粧【けしょう】
     歳を取る毎に厚くなる女性の装甲板,中年女性のそれは紫外線すら完全にシャットアウトするが、ついでに若い異性もシャットアウトしてしまう。[八雲さん]
結婚【けっこん】
     老後の担保として、特定の異性を(時と場合によっては同性を)束縛すること。もしくは束縛されること。子供という別種の担保を生成することが多い。ただし不渡りも少なくない。
血族【けつぞく】
     舌先三寸で架空に殺すことによって、ずる休みという実益をもたらす存在。
仮病【けびょう】
     あらゆる病気の中で唯一、感染者に利益をもたらす奇病。
嫌悪【けんお】
     現象と想像を駆使して、あるものを体質的に嫌うように自分自身を仕向けること。
研究【けんきゅう】
     趣味と、実用性の可能性が混合された行為に関わっている者たちの自称。実用性に乏しい邪道な存在が大多数である。
謙虚【けんきょ】
     「嘘も方便」と同意。
健康器具【けんこう-きぐ】
     軽度の拷問道具。
研修【けんしゅう】
     会社が嬉々として行なう洗脳大会。
懸賞【けんしょう】
     主催者側が、宣伝・在庫品処分・個人情報収集などの目的で、餌の商品をごく狭い範囲にばら撒く行事。集めた個人情報を、保護し続けるか、期間終了後に処分するか、DMのリストにするか、売り払うかは各々の会社の匙加減ひとつである。
幻想【げんそう】
     いいな、と思ったもの。
権利【けんり】
     権力には勝てない小型の権力。
権力【けんりょく】
     人の上に立ち、いつひっくり返されるかと脅える力。
 

 

んちくしょー
恋【こい】
  1. 主に異性を神あるいは奴隷として扱いたくなる一種の精神錯乱状態。
  2. 特定の人物が発声する「好きだ」「愛してる」などの陳腐な科白に何の違和感も抱かぬようになる精神異常。
恋敵【こいがたき】
     友情よりも恋を選んだ、どちらかというと間抜けに与えられる称号。
鯉幟【こいのぼり】
     風を食って屁をこきながら空を泳ぐ魚類。
恋人【こいびと】
     暇潰しの相手。
後悔【こうかい】
     人生に執拗につきまとう必需品。継続的なものと発作的なものとがある。 [mitaさん]
狡猾【こうかつ】
     暴力を使わずに自分を負かした相手を評する語。悪態のつもりで吐いていることが多いが、実質上は賛辞である。
攻撃【こうげき】
     相手に致命的な衝撃を与えることによって自身の優越感を確保しようと試みられた行為。
合コン【合同コンパ・合同company の略】
     参加者である男女をくじに見立てて行われるくじ引き。ハズレも多数あり。宝くじよりは当選確率が高いが、それは「妥協しておまけの当たりということにしておけぬこともない」という曖昧な事態がありうるからである。[原案・佐藤某さん]
香水【こうすい】
     人工的体臭。
校正【こうせい】
     文意の嘘には触れずに、文字の嘘だけをこっそり直すこと。
肯定【こうてい】
     否定を否定すること。
鸛【こうのとり】
     人間の赤ん坊を運んでくると云う鳥。21世紀となった現代でも、この俗信は廃れていない。二人で乳繰り合っておきながら「できちゃった、どうしよう」などと嘆く男女が絶滅していないのがその証拠である。
幸福【こうふく】
     誇大妄想が楽観的な方向に向かって最高潮に達している状態。この類いのものは極度に変化し易く、一度変化したら二度と戻ることはない。
高齢【こうれい】
     悪事から手を引く口実。
五月病【ごがつびょう】
     新天地に対して、こんなはずではなかったと失望あるいは拒絶反応を起こす難病。人生の大半はこの病気の小康状態から成り立っている。
ゴールデンウィーク【the Golden Week】
     遠出して見ず知らずの群集とおしくらまんじゅうをして金を落としていく一派と、その集団にあぶれた一匹狼とに別れる時期。
呼吸【こきゅう】
     二酸化炭素の最も簡単な製造法。
国語辞典【こくごじてん】
     編者が外国語ではないと考える言葉に思い入れをつづった辞典。[大原望さん]
告別【こくべつ】
     既に存在しない人間に自己満足の意味で別れを告げること。
心【こころ】
     瞬間ごとに変化し、人間の過去と現在と未来を区切るための一機能。
乞食【こじき】
     募金団体のライバル。
国会議事堂【こっかい-ぎじ-どう】
     日本一高級な老人ホーム。痴呆防止のため、下手な猿芝居・作文朗読・野次などを上演している。
子供【こども】
     幼少時には親から玩具として扱われ、成長して親を玩具として扱う生物。
子供の日【こども-の-ひ】
     通説では5月5日のこととされているがそれは誤り。学校が休みになる日は例外なく子供が喜ぶ日であり、休日はすべてこれに該当すると解釈するのが正しい。
諺【ことわざ】
     先人達の経験則を短句にまとめたもの。その多くが的確である。なぜなら「三度目の正直・二度あることは三度ある」「急いては事を仕損じる・思い立ったが吉日」「猿も木から落ちる・餅は餅屋」など、正反対の意味のものが併存しているからである。
塵【ごみ】
     生活形態の情報源。ストーカーの好物。
小利口【こりこう】
     「年長者の話を聞くときは意図的に目を輝かせてやると良い」などの社会で健全に生活するための裏法則を知っている、というよりむしろ、それしか知らない者。
今度【こんど】
    約束事を形骸化するための接頭語。
    などと使用する。本当はさほど遊びに来て欲しくはないし、積極的に金を返すつもりなどない。
コンピュータ【computer】
     文明社会の中枢を人間に委託されて制御する存在。その仕事ぶりは、人間の命令ミスも忠実かつ即座に遂行するほど正確無比である。  

     

     


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    Mougen(unless otherwise stated)

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