さよならそして有り難う

1年8ヶ月、楽しい思い出を有り難う。そして・・・・さようなら

tenshi-ham

平成9年3月のうららかかな日、某ペットショップのゲージの中で「ちょろちょろ」と落ち着きのないハムスターがいました。
仲間は皆睡眠中なのに、一匹だけ、まるで「私をここから出して」と言いたげな表情をして。
そっと指を差し出してみると、匂いを嗅ぎ、軽く噛む。手のひらに乗せ頭をなぜてみる。
さしたる抵抗もせず、まるで昔からの友達みたいに甘えて・・・・・
それが私と「しろしろ」の出会いでした。
毎日毎日朝の4時頃から回し車を回して、人の睡眠を妨げる。
腹が減ると、ゲージをガリガリとかじる。トイレの砂は蹴散らかす。ひまわりの種を顔が倍になるくらい頬袋に詰め込んで走り回る。

そんな「しろしろ」が平成10年11月17日23時頃に星になってしまいました。
くしくも夜空には33年周期のしし座流星群の流れ星。
10月に入ってから毛に艶がなくなり、おしっこも決まった場所にできなくなった「しろしろ」を見て、老化が進んでいると感じていましたが、11月10日頃から下腹部が膨らみ出し、日に日に大きくなっていました。
間違いなく腫瘍だと思いますが、近くにハムスターを見れる動物病院も見当たらず、見守ることしかできない日々でした。
11月17日朝寝床を見るとつらそうに息をしている「しろしろ」がいましたが、夕方仕事から帰ってきてみると、半ば冷たくなっており、それでも息はしているので部屋を温かくして様子を見ましたが、夜11時頃に息は止まりました。
2年から2年半と言われているハムスターの寿命からすると、平均的な死の訪れです。
しかし、病死したことに対して、偏った食生活をさせたからではと飼主として申し訳ない気持ちでいっぱいです。
本当に1年8ヶ月、色々な思い出を作ってくれてありがとう。
そして

さようなら

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