東村山むさしの第二認定こども園
(保育所型認定こども園)
 2011年10月。いよいよ保育部の建設計画が動き出し、2013年4月に開園を迎えることができました。

 預かり保育部の独立、幼稚園型認定こども園の認定を受けるなど、ここに至る何年もの間、預かり保育をはじめとする子育て支援事業の必要性と拡充を進め、教育に付随し連携した形での保育事業の計画を推し進めてきました。

 未だに、幼保の行政は、各々の役割や理念を守りつつ、それぞれ独立した形で社会に対し機能しています。そして、それぞれの環境を必要とするご家庭に対し役割を果たしています。根本的に役割が異なるものの、社会にとっては必要な両施設。しかし、昨今では、異なる機能が混同され、互いの理念や役割が歪む懸念を抱く部分も…。

 しかしながら、保育を必要とするご家庭と子どもの中にも就学前幼稚園教育を望む方も多い事は事実でもあり、むさしのでは、その願いを叶えるため願いを叶えるため、また、その両施設の役割をさらに明確化し、理念を遵守しつつも、互いにに連携を取ることで、相互の機能を高めることができると考え、その環境の構築に臨みました。

 幼稚園の隣に併設された、認定こども園を構成する学校法人立の認可保育所は、「私立認定保育所」と呼ばれ、新たな法制度の下での運営となります。一般の認可保育所とは異なる点も多く、私立認定保育所の利用については、利用児童や利用料の決定に関しても、法律上、直接契約によることとされており、市町村が利用児童や利用料を決定することはできません。その理由としては、教育・保育に対する需要の多様化に対し、施設の理念や教育内容といった特色に応じつつ、柔軟に対応することを目的として創設されたという背景があることが伺えます。
 さて、このように、「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律」に関わる省令・告示・通知等では定められているのですが、柔軟な利用児童や利用料を施設で決定することは軒並み管轄の市町村との協議により困難な状況であり、各施設の様子では、これまでの認可保育所へ右へならえの様子を感じています。その理由は、認可保育所のおおもとの管轄が厚生労働省であり、前例の少ない私立認定保育所は、今まであった認可保育所の規則に当てはめられている部分が多いからだと感じています。様々な施設形態を持つ幼稚園や保育園が、国の進める認定こども園へ向けて準備を進めようとしている中にあっては、そこにはもちろん、様々な施設や環境が存在します。そのうえで、地域の実情に応じ、施設の特色に応じつつ、柔軟かつ的確な形態により、環境やサービスに応じた利用形態を決定することは、とても大切であり適切な設定要素かと思われます。
 長らく、様々な資料提供等も経つつ、保育機関・教育機関・行政の担当とも意見交換も重ねて来ました。そして、関連法案、また、それに関する省令・告示・通知等を熟読し、東村山市とも協議を重ねた上、多大なご理解とご協力、そして、先々に対する真摯な視線のもと、独自の利用児童の決定および利用料を設定することに至りました。市内に存在する様々な教育・子育て施設とのバランスはもとより、様々に存在するニーズに対し、多様に準備された受け入れ施設を用意する必要がある事と思われます。その観点においても、幼稚園か保育園の選択肢しかなかった中で、「既存の幼稚園」-「保育環境にも充実した幼稚園」-「教育環境も備わる保育園」-「既存の保育園」という選択の枠が実現できると考えています。

 園の環境構築に際しましては、保育と教育、両施設に関わるその前に、まず、学園の地に足を運び入れた瞬間、「心地が良い…」、「気持ちが良い…」、そして、「素敵なところだ…」、と、園を訪問される誰にとっても、そう感じて頂けるような施設づくりが、教育や保育以前にある、「日々生きている中での心の豊かさ」を育む大切な要素だと捉えています。

 多大な経費の掛かる多くの木々や自然環境の維持は、貴重な環境の維持と大切な育みや感性に対する素材を与えてくれるものであり、建物に関しても、軽量鉄骨、壁はクロス貼り、建具は既製品…。建設補助の枠内で定員を満たす建物を作ろうと思えば、それは可能かもしれません。しかしながら、良きものを大切にしつつ、歴史とともに風合いは増し、愛着の心が育まれるような施設づくりを、一つの大切な理念として心がけています。

 計画の進行とともに、未だ続く縦割りの行政構造は、幼保の理想的な連携に際し、様々な壁をもたらすことにも直面していることも事実。しかしながら、より良き幼保の連携環境の構築の為、創意工夫とともに、課題の提言なども積極的に行いつつ、環境向上と教育要素の維持に努めたいと思っています。

 今後とも、携わるすべての皆様のご理解とご協力は大いなる力。何卒宜しくお願い致します。

幼保連携検討室へ 総合施設パンフレット 建設経過


編集中
保育内容   本園の特色ある教育活動の紹介です。
行 事   四季折々、行事の紹介です。
お散歩   お出かけ先の公園マップ。
制 服   4歳児からの制服のご案内。
課外教室   保育時間中に課外教室を受講できます。
地域子育て支援 未就園児も参加できる行事など。(pdf)