ミュージカル・ロマン
哀しみのコルドバ
作・演出:柴田 侑宏

ファンタスティック・ショー
メガ・ヴィジョン〜はてしなき幻想〜
作・演出:三木  章雄
宝塚大劇場
1995年1月1日〜16日
( 阪神大震災の為中断)
劇場飛天特別公演
1995年3月18日〜3月27日
東京宝塚劇場
1995年4月3日〜4月29日
エリオ・サルバドール:安寿ミラ//エバ・シルベストル:森奈みはる//アンフェリータ・ナバロ:純名里沙//ビセント・ロペス:愛華みれ//アントン・ナバロ:海峡ひろき
リカルド・ロメロ:真矢みき//フェリーペ・マルティン大尉(ロメロの甥):紫吹淳
ペペ: 匠ひびき//ソニア(エリオの妹):渚あき// バシリオ:初風 緑//マリオ:伊織 直加//ゴンザーロ:春野寿美礼//助手:朝海ひかる 他
かつて恋人同士だったエリオとエバ。しかしある日突然何も告げることなくエバは消え、その恋は無理やり終わった…。今やエリオはスペイン中誰もが熱狂的に支持する花形マタドールの栄光を掴み、師匠アントンの娘アンフェリータとの結婚も間近で幸せの絶頂に居た。そしてエバは貴族の仲間入りをし、未亡人ながら、マドリード実業家のリカルドの愛人でもあった。そのリカルド家のパーティーで2人は再会する。何事もなく平気と思っていた二人だが、かつてのくすぶっていた愛に火がついてしまう。しかしその恋は決して許されない理由を持っていた…。
阪神大震災で本公演は中断してしまった公演だそうです。しかも安寿さん退団公演でもありました。非常にファンもジェンヌさんにとっても色々想い出もある作品になったんじゃないでしょうか?下端役には現TOP(2003年現)の方々などがいらっしゃいますが、見つけられきれないーーー(苦笑)

「哀しみのコルドバ」の感想
スペイン舞台の為華やかでありながら、なんかどっか物悲しい雰囲気もあります。作品的に悲恋だからそれが色濃く出ていたのかもしれませんが…。話のオチは結構悲惨…なんでそうなる前にもっと早く手を打ってやれない?!と私は親を恨んだね…。当人達はあまりにも悲劇的過ぎです…。良くある禁忌オチって所ですが、ラスト、エバには何も知らせず、覚悟の自殺(しかも牛に引かれる・・マタドールならではの自殺)の瞬間のヤンさんがすっごく鬼気迫ってカッコ良かったです…。マタドールの世界と貴族の世界で華やかなお衣装も綺麗でした。でも、基本的にストーリーはあまり好きじゃない・・・・(苦笑)

「メガ・ヴィジョン」の感想
安寿さんの色々な姿をあらゆる角度でお見せしようといいう退団集大成のショーということらしいです。で、肝心の安寿さんは…これでもかっ!って位踊りっぱなし!!!すごい迫力と魅力が積めこまれた作品で、退団にふさわしい見ごたえあるショーかなって思いました。とくに圧巻なのは、安寿さんとバックに海峡さんとリカさんが居る3人で踊ってる時です、なんて上手なんだろう…そしてカッコ良いんだろう…と溜息が出る程でした。
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宝塚グランド・ロマン
ミケランジェロ〜神になろうとした男〜
作・演出:谷 正純

グランドショー
VIVA!
作・演出:三木 章雄
宝塚大劇場
2001年7月6日〜8月13日
東京宝塚劇場
2001年9月29日〜11月11日
ミケランジェロ・ヴォナローテ:愛華 みれ//ルイーザ・デ・メディチ:渚 あき//コンテッシーナ・デ・メディチ:大鳥 れい//ジュリアーノ・ブジャルディーニ:匠 ひびき//ラファエロ:春野 寿美礼//メンドリーニ:樹里 咲穂//アスカニオ:瀬奈 じゅん//アントニオ:彩吹 真央//ニッコロ:蘭寿とむ 他
愛華みれさんの退団公演の作品であり、私が樹里ちゃんを知った公演でもありました。樹里ちゃんが出てきた時、ひときわ拍手が大きくて、「人気のある人なんだなぁー」と思ったんです。んで見たら、歌は上手いし、踊りはメリハリあって好きなタイプだし…良いじゃないーこの人♪って。(笑)

「ミケランジェロ」の感想
はっきり言って…良くわからない話だった(汗)いや、話はわかるんだけど、心情?それがわからないんだよねぇー。特に自己完結しちゃうコンテシーナの愛が…はい?って感じ。なんで愛しているからってミケランジェロと同じ生活サイクルをして衰弱死せなならんのだね?!?!私には理解不能な愛の形でした…。(汗)後、要所、要所で姉のルイーザ役で出てきた渚あきさんの方が私は正直好きだな―って思ってしまった…。決して大鳥れいが下手って訳でなく、雰囲気がなんかあきさんの方が好み〜。次期星組の娘TOPになると知って、納得しました。愛華さんのオッサン役は意外とはまり役?と思いました。庶民的でちょいと偏屈っぽい所は雰囲気が上手くでていたなーって。そしてやっぱメンドリーニ役の樹里ちゃん♪出番は少ないものの、良い役だなーって。ピエタを一目見たくて捕まっちゃうけど、「ま〜どわされ〜るな〜♪」のフレーズがしばらく抜けませんでした。でも、私が見に行った時、樹里チャン、台詞噛んだんだよねぇー(苦笑)後、もう1人一目を引いたのがオサさん、ラファエロが歌うシーンで余りの声の深みに注目せざる得ない状況になりました。ラファエロとしての姿もちょっと気品溢れる(芸術家風情には見えなかった)姿はカッコイイ人だなーって思いました。

「VIVA!」の感想
これは途中ちょーっと眠くなっちゃったんだよねぇ…。(汗)音楽の神様の所で悪魔(?)に扮したあさこさんがもぉーすごい美形で単純に「この役いいなぁー」と思ったかな。後はやっぱ樹里ちゃんしか記憶にないです(汗)とにかくメリハリのあるダンスはパッと人目を引き、しっかりとした安定した歌は小難しい曲もさらりと歌っているように聞こえてしまうのが素晴らしい…。
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三井住友VISAミュージカル
エリザベートー愛と死の輪舞(ロンド)−
脚本・歌詞 :ミヒャエル・クンツェ
オリジナルプロダクション:ウィーン劇場協会
潤色・演出:小池修一郎 //演出:中村一徳
宝塚大劇場公演
2002年10月4日〜11月11日
東京宝塚劇場公演
2003年1月2日〜2月9日
トート(黄泉の帝王):春野寿美礼//エリザベート:大鳥れい//フランツ・ヨーゼフ:樹里咲穂//ルイジ・ルキーニ:瀬奈じゅん//ルドルフ:彩吹真央//ルドルフ(少年):望月理世//ゾフィー:夏美よう//エルマー:蘭寿とむ//ヴァンディッシュ嬢:遠野あすか 他
19世紀オーストリアが舞台。イタリアのアナキストに殺害されたハプスブルク家后妃でヨーロッパ随一の美貌と言われたエリザベートの生涯をベースにした愛と死が絡み合ったお話。
何が良いって…オサさんのトート姿に惚れ惚れしました。怪しい雰囲気、氷のような冷たい表情、でも静かに熱く訴えるエリザベートへの愛…。その雰囲気にしてあの深みのある歌唱力…素晴らしくて最初鳥肌が立ちました。さすがは歌唱力に定評のある方だなーっと改めて感心。素人の私が言うのもなんだけど、深みのある声量は、すらりとした細身な身体のどっからそんな声が出るの?って感じでした。外見も一見冷たく秀麗で、まさに美しき死の神・・って感じだし…。私は過去作品を知らないので、イメージはオサさんので定着してしまいそうです。圧巻なのは、アンサンブルまで歌が素晴らしかった事!オサさん1人でも素晴らしいけど、コーラスが加わると更にグッと深みが増し、リアルになる感じが好きで、難所ぞろいの楽曲と言われていると聞いていたので、感動しました。今の花組は…歌の上手な方が多いのね〜♪
そんな中ちょっと弱いなって思ったのが樹里ちゃん…低音が出ないと散々色々な雑誌で知っていましたので、どうかなーって思っていたけど、うーんやっぱ弱い…。キーが高くなるとすごく綺麗なだけにもったいないなぁと思いました。演技は…気の弱い王子様って雰囲気もばっちり。ラストのヨボヨボっぷりには「良く化けたな!」と思いました。さらに最後の銀橋の「愛と死の輪舞」の独唱…何気にオサさんと違うフランツならではの柔らかい優しい感じの曲に聞こえて好きでしたー♪
他、あさこさんのルキーニはちょっと悪役ってよりお調子モンの小悪党レベルに見えてしまいました。でも基本的には歌も上手だし、お髭もお似合いだったし、好きでした。ゆみこさんはルドルフ以外では色々チョコチョコ出てたけど、探しきれず…やっぱメインはルドルフの印象です。オサさんと歌う所は…どっちもお上手で微妙な声質の違いが良い感じに聞こえました〜聞きほれましたね…ビジュアルも並んでて美しくて…。正直ルドルフ自殺のシーンは「あぁーっ!!(悲)」と思うほど、思い入れて見ていました。
とにかく、今までにない、すごく良い作品を観たなという充実感と感動が見終わった後、占めていました。そして機会があれば、2回、3回と見たかった作品でした…。
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