| 国境のない地図 作・演出 植田紳爾 |
宝塚大劇場 1995年3月31日〜5月8日 東京宝塚劇場 1995年7月2日〜7月29日 | ||
| ヘルマン・グリーフ:麻路さき//ベロニカ/ザビーネ(2役):白城あやか//スザンネ:一樹千尋//ソフィ:月影瞳//渡瀬仁:稔幸 カウフマン:礒野千尋//ハインリッヒ:真織由季//フィリップ:絵麻緒ゆう 他 | |||
| 東と西とに隔てたベルリンの壁…現在は西側にいるが、東ベルリン出身の世界的音楽家になったヘルマン・グリーフ。かつて幼き日に母の薬を貰いに西側の病院へいたために、一夜にして出来た壁の為に母と生き別れてしまったのだった。そして、その思いから「国境のない地図」と言う音楽を作り出し、母の行方を探す為に東ベルリンの招待を受けるが…。 | |||
| 麻路さきさんのお披露目公演だそうです。「2002年アナタが選ぶBS-デジタルハイビジョン宝塚」の劇部門でも選ばれた作品です。初めて観た麻路さんの印象は、どってことないジェンヌさんだなぁーと(汗)でも、作品を見ていく内に印象がドンドン変わりました…。なんていうんだろう、味わい深い感じ?深みがあるんですよねぇー。だから、こんな作品がマッチしたのかも…。 感想 リアルタイムでベルリンの壁の崩壊を知っている私には、作品的にも感慨深い物がありました。あの衝撃は今でもはっきり覚えていますから…。それを題材に、音楽と愛を絡めた深みのある作品だなーって思いました。麻路さんのなんか、包容力のある暖かな演技がいいなーとも思った作品でした。ベルリンの壁が主題で、愛の話といえば、秘密警察のベロニカとの恋ですが、うーん、なにも恋に落ちなくても良かったんじゃ??とは思いました。急転直下っぽくてイマイチ〜(苦笑)そして生き別れになった双子の妹が西側にいるから、それも絡めたら、ベロニカは殺すしかなかったのか・・っと納得は行きますが…さすがに、哀しかったです。この作品で私が好きだったのは、秘密警察にいながら、ポーランド人で実は味方のハインリッヒさんでした。すっごく冷酷に見えるんだけど、実は何気に助け船出していたりしたんですよねぇー。ラストの第九の独唱がすっごくカッコ良かったんです…。もちろん、最後ベルリンの壁が崩壊するのに、第九の歌が広がっていくのですけど…それが感動的なんです。作品内容的に好きなので、何回か引っ張り出してはビデオを見ている作品です。 | |||
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| ベルサイユのばら〜オスカル・アンドレ編〜 脚本・演出:植田紳爾/演出:谷 正純 |
宝塚大劇場 2001年8月17日〜10月1日 東京宝塚劇場 2001年3月30日〜5月6日 | ||
| オスカル:稔幸//アンドレ:香寿たつき(東京では役代わりで、湖月わたると樹里咲穂)//マリー・アントワネット:星奈優里//フェルゼン:安蘭けい//ジェロデール:夢輝のあ//アラン:真飛聖 他 | |||
| 言わずと知れた作品…ベルばらです。普通のオスカル&アンドレ編ですが…。稔幸さんのオスカルは男装の麗人じゃなくて女性だなーって感じが前面に出ている気がしました。うぅーん、それはそれでちょっとイメージが違うんだけど…。後、すっごい声量があるからその辺でもイメージとのギャップが…(苦笑)逆にアンドレは私はビデオですので、タータンアンドレでしたが、懐が大きくて包容力はすごく感じました。ただ、稔さんの声量に負けてしまって、歌はちょっと食われ気味でしたけど…(^^;)基本的にイメージ通りというのは難しいので、まぁこんなものかなって思えるレベルでした。星奈さんのアントワネットはちょっと少女チックだったけど、さすがに威厳はドドーンと出てて、あぁー娘TOPの貫禄と思いました。東京公演では役代わりでアンドレを樹里ちゃんもやったんだよねぇー。ちぇっ!それが見てみたいよぅ…(苦笑) | |||
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| 室町王朝ロマン 花の業平ー忍ぶの乱れー 脚本:柴田侑宏//演出・振付:尾上菊之丞 ダンシング・ファンタジー サザンクロス・レビューU 作・演出:草野 旦 |
宝塚大劇場 2001年8月17日〜10月1日 東京宝塚劇場 2001年11月16日〜12月23日 | ||
| 在原業平:香寿たつき//藤原高子:渚あき//藤原基経(高子の兄):汐風幸//梅若(元貴族。市の頭梁:彩輝直//安倍清行(業平の友人):初風緑//藤原常行(良相の息子):安蘭けい//藤原国経(基経の弟):夢輝のあ//秋宗(業平の従者):真飛聖 他 | |||
| 武術にも富、歌才のある文化人として名も馳、眉目秀麗との伝説の残っている在原業平を主人公に、時の権力者藤原一門の権力抗争を絡めた時代劇物。 | |||
| 初めて見た時代劇物でした。星組公演も初めてとあって、さーっぱり見分けがつかなかった記憶があります。(汗) 「花の業平」の感想 時代劇だけど意外と退屈せずに見入ってしまいました。形的には悲恋ではあるけど、どっちがか死ぬわけじゃないし、そんな後味も悪くなかったなーって感じ。ただ、笑える事にみんな同じに見えてしょうがなかったです。あれー?これ誰?みたいな…役柄も良くわかってないし、演じているジェンヌさんもわかってないと来たもんだ…(笑)だからストーリー追うだけで、あまり人物は注意してみていませんでした。って事であまり覚えてないんだよねぇー(汗) 「サザンクロス・レビューU」の感想 舞台が大人しかったからか、これがすごーく勢いあって、みんな楽しそうだなーって思ったのを覚えています。曲は好きですね―、素人でもサビの部分は口ずさみやすいポップな感じ♪ただ、やっぱ記憶には殆どないのは、まだジェンヌさんが全然わかってなかったから、ぼぉーっと見ていたせいと、これを書いている今、既に1年以上の月日が流れているせいです。(汗)機会があってビデオとかで見返せたら、改めて感想を書く事にします。(^_^;) | |||
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| 宝塚グランドロマン プラハの春 原作: 春江 一也/脚色・演出:谷正純 グランド・レビュー LUCKSTAR! 構成・演出 中村 一徳 |
宝塚大劇場公演 2002年4月12日〜5月20日 東京宝塚劇場公演 2002年6月28日〜8月11日 | ||
| 堀江亮介:香寿たつき//稲村嘉弘:彩輝直//カテリーナ: 渚あき//ヤン・パラフ:安蘭けい//ヘス中佐:夢輝のあ//ミロスラフ:朝澄けい//ヤロミール:真飛聖//テレザ:秋園美緒 他 | |||
| 春江一也さん原作「プラハの春」を舞台化したもの。歴史の傍観者でしかなかった外交官からの目から見た「プラハの春」に革命家の女性との恋を絡めたお話。 | |||
| 新聞の批評にも載った作品です。宝塚でこれをやるとは…という批評で、出来の良さがそれなりな絶賛を浴びていました。その証拠にミュージカル専門誌が選ぶ2002年ミュージカルベスト7位にランクイン♪私も観に行って母共々大絶賛して帰った記憶があります。既にBS−ハイビジョンで放映されました。 「プラハの春」の感想 外交官と言うもどかしい立場がタータンさんは良く現れていたと思う反面、ちょーっと悟りきっちゃってるような所を感じてしまいました。もちっと感情が動いてもよかったような…でも、タータンさんがそんな抑えた感じだからか、余計にトウコさんのヤン・パラフは熱かったです。持て余す思想と言う感じ…。秘密警察のノアさんはこれまた恐ろしく、笑う姿は不気味そのもの…。1歩間違えばたんなる偏狂者になりかねないなーと思いつつ観ていました。随所で流れるモルダウの曲がなんとも言えない雰囲気を出してて、効果的だなーと思いました。ちょっと物悲しい、でも秘めた勢い?そんな風に私は感じていました。そして、カテリーナのラジオ番組「ミレナとワイン」…あきさんの声の柔らかさは正に平和を唱えるのに、うってつけだなーと思いました。季節は巡り、また春はやってくる…そんな言葉はとても印象的で、考えさせられる言葉でした…。 「LUCK STAR!」の感想 88期生によるお披露目ロケットで人数が多いし、それなりの時間をとってあるしで、圧巻!でした。やっぱ人数多いだけでも迫力あるけど、初々しさも素晴らしいですねー。でも、すごく短いショーに感じました。それだけ、勢いがあって、楽しめて、あっという間だったんだなーって気がしますが、私はトウコさんの側転が忘れられません。綺麗な側転を披露していて、こんなアクロバットなこともするんだーと感心してしまいました。 | |||
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| ミュージカル・ロマン ガラスの風景 作:柴田侑宏/演出・振付:謝珠栄 レビュー・アラベスク バビロンー浮遊する摩天楼ー 作・演出:荻田浩一 |
宝塚大劇場公演 2002年11月22日〜12月24日 東京宝塚劇場公演 2003年2月14日〜3月23日 | ||
| 1960年代、イタリア北部のコモ湖が舞台。ヨーロッパ各地の資産家が集まる別荘地では、毎夏リゾート開きのパーティーが行われている。そして今年もイギリスのシモンズ氏がパーティーを開催していた。地元警察の敏腕ミラー警部も招かれていた。そして新しく別荘地の住人となったジョーイ・バクスターという男も…。折角招かれたジョーイだが、先約の為早々にパーティーを後にする。そしてしばらくして…裏庭からは銃声が。駆け付けてみると、1人の男が倒れていて、そばにはシモンズ家の次女クララが銃を手に呆然としていた。殺された男は、最近見かけるようになったいわく付きの男で、なぜクララが銃を手にしていたのか・・・・静かな別荘地は大騒ぎとなる。ミラー警部を始め、管理事務所の人間、噂好きでお喋り好きの姉妹などが真相を暴く為に奔走する。一方、暴走ヨットに乗船したクララを偶然助けたジョーイは姉のローラに会う。助けた縁もあり、ジョーイは真実を探る手助けをするが…。 | |||
| ジョーイ・バクスター:香寿たつき//ローラ・シモンズ:渚あき//クララ・シモンズ: 仙堂花歩//グレゴリー・クレマン:初風緑//リーザ・クレマン:秋園美緒//フランコ・ミラー:安蘭けい//ジョバンニ・クレオ: 鳴海じゅん//ピエトロ:夢輝のあ// 他 | |||
| 初一般電話でチケット確保した公演。席はびっくりの1階2列10番代半ば。銀橋が近く、トウコさんサイドですごーくすごーくイイ思いをしました。 『ガラスの風景』の感想 現代劇の推理物で、実は配役を聞いたときに既に犯人が特定出来てしまいました(^^;)きっとこの人がやる役がそうなんだろうなーってその人のイメージで…(爆)結果当たってたわけで、話の内容としては「なーんだっ!」って言う陳腐な感じですが、現代風の普通の演技って地味な分、宝塚ではきっと難しいよねぇーと思ってしまいます。タータンさんだから出来た作品のような気がします。深みがある、落ち着いた演技が人間味溢れていて、すごくよかったし、退団する人が言う台詞がまた色々重なって現実味を帯びていて、すごく重みのある台詞になっていました。見ているこっちも「あぁー頑張ろう!」とか「自分はまだなにも成し得てない…」とかちょっと反省&勇気付けられる作品と感じました。ローラとジョーイの結び付きはやや強引に思えて、別に恋愛を絡めなくても良かったんじゃぁ…とか思ったけど。(^_^;)おまけに、ジョーイが主というより、推理系なので、やはりミラー警部が主に動いているみたいで、主役が何人もいるみたいな感じでした。 『バビロンー浮遊する摩天楼ー』の感想 クルクル回る万華鏡みたい…そんなイメージが残っています。流れるように場面が変わり、絶えず主要な人物が壇上にいて踊っていたり、歌っていたり…。見ている方は流れるようなスムーズな場の移り変わりと、幻想的な舞台に時間の流れもあっという間でしたが、演じている方はきっと大忙しでしょうねぇ…。トウコさんが大体始めに前説のように歌い、場面が変わるタイミングだったみたいですが…お上手です…そして素敵…。ガイチさんと対で出てくることが多かったですが、二人が歌う上手さは圧巻ですー。私がつい笑ったのはバビロンの象徴イシュタルの門のシーン…ガイチさん、司祭という事ですが、すげー全身金ぴかの衣装に頭もすごい事に。まるで美川○一…(爆)ここのシーンは殆どキンピカの衣装ですので、舞台がキラキラしていました…。内容を考える暇も無いくらい、ボォーッと流れるショーに見入っていました。 | |||
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