私が行ったのは、9月17日2部・9月23日1部・9月24日2部の計3公演です。
この3公演まとめての感想にしてあります。

★全幕歌〜★

原作の映画を見て納得が行きました。要するに映画を忠実にミュージカルとして
再現しているんだなーって感じました。よく考えれば、原作だってミュージカル映画として名高い物ですし・・・。
殆ど、内容も音楽も忠実に再現している気がしました。もちろん、オリジナルティはありますので、
印象は大分違いましたけど。コンサートのMCでなにもあんなにいじりまくる事ないじゃんって思いました。( 笑)

★第1幕★

殆どジュヌビエーヌとギィとの恋のお話。よって藤谷美紀とまーくんが中心に進むんですが、、、
最初に気になったのが、藤谷美紀の声の細さ。すっごく繊細で、大丈夫かな?っと思ったら、
回を重ねるごとにひどくなっていきました。顕著だったのが「お客さんだわ〜♪」と言う所。
実は3公演とも失敗・・・。ちゃんと歌えた事あるんでしょうか?!(←気になる)17日が一番マシでちょっと
声が上がりきらなくて、ひっくり返っちゃった程度でした。しかし、23日、24日はなかなかひどく
(その前に声が出てない)メロディにも乗れない位・・・。こっちまで、一緒に引きつっちゃいました。
(余りにも苦しそうに声を出すから・・・)

それに対して入絵さんの声は安定感があり、安心できました。若干細い声という感じはありましたが
延びのある良い声でした。ギィが戦地へ赴く時、別れ際の「オンボワール、ギィ―♪」の
フレーズがすごく好きです。低めなんですけど、綺麗に声が延びるんですよ〜。

まーくんに関しては安心して見ていました。ただちょっと、藤谷さんとの絡みの所とか、二人して
大分ぎこちなかったのには笑えました。(踊りにしろ、相手に合わせるのが精一杯って感じ)
そんな感じに思えたので、余計にそう感じたのか
まーくんが一人で群舞の人と踊ったり する所ではかなりノビノビとしている様に見えました。
とっても楽しそうだし・・・。やはりこの世界が似合う人なんだなーって思いました。

ギィに召集礼状が来て、結婚がダメになったところから、「モナム〜ル♪モナァムゥ〜ル♪」とメインテーマが
流れ始めるんですが、ここからもうハラハラしっぱなしでした。(笑)いえ、抱き合ったりとかそう言う
のでハラハラするんじゃなくて、藤谷さんの歌が心配で・・・(←余計なお世話?!)
本来なら 別れのシーンでかなり切なくてボロボロ泣けるところのはずなのですが、、、。おかげで泣くどころ
ではありませんでした。予想通りというのか、一番高いところは出ないわ、入りが遅れて
まーくんの歌い出しがずれてハーモニーが崩れるわ。
回を追う毎に声が出難くなっている分、まーくんもかなりハーモニーに気を使っていた様子でした。
(ちょっと早めに曲に入る感じ?)それでも 気の毒な事に、藤谷さんの声はすっかりまーくんと
オーケストラの音にかき消されてしまっていました。

1幕終わってちょっとびっくりしたのが、セットの小道具とか、出演者もちゃんとお片付けするところ。(笑)
次の場面に行くのに、要らない椅子など、一緒に持ってはけて行くんですよ。
必要なら一緒に持って出てくるし。(笑)それが、出演者みんなそう、
藤谷さんもお片づけするし、まーくんもお片付けするし。
主演だからって言うのがないんだなぁーって思って、新鮮でした。
特に暗転してからの少しの時間で場面が全く変わるとき、みんなバタバタしていて面白かったです。

★第2幕★

ここは殆どジュヌビエーヌの心理の移り変わりを描写する幕なので、藤谷さんと母親と結婚する相手の
カサール中心で、まーくんの出番は殆どありませんでした。そのおかげで、藤谷さんにずーっとハラハラ
させられっぱなし・・・・。もぅ、何時声が出なくなるんじゃないかと、心配で・・・。
ところがどっこい・・・この幕は意外とツボな部分が多く、大分笑わさせて頂きました。
なにが可笑しかったかというと・・・・。

まずはまーくんが戦地で手紙を書いているところで、「今日も2人友達が殺された〜♪」
というのがあるんですけど、そこで、まーくんの後ろに座っていた兵隊の人が“パタッ”と
横に倒れるんですよ。その人、ただそれが為だけに、ずーっとまーくんの後ろで、後ろ向きに座ったまま。(笑)
この時まーくんは兵隊の格好しているんですけど、似合ってるんだか、なんだか・・・。
でも最初アカペラっぽい感じで、まーくんの歌声だけが響くんです。それが、かなり延びのある
綺麗なアルトテナー。うっとりもんでした。

次のツボはカサールが自己紹介(?)をするところ。ここは笑いこらえられなくて、カサール役の人には
大変失礼なことをしてしまいました。(丁度真正面の席にいたから・・・・)
すごく渋くて良いお声で大好きなのに・・・・もぉ、申し訳なくって。(でも笑う)
なにが変かって、歌がへんとかじゃないんです。歌い始めると同じに右手からひっそりと一人の
ダンサーが出てきて踊り始めるんですけど(歌の内容を表現するダンス)、これが・・・・可笑しいんです。
なんか右手隅っこでこっそり、ひっそり申し訳なさそうに踊っているんですけど、やけにバレー調
でもってめちゃくちゃオーバーリアクション(笑)山場は、カサールが「その名はジュヌビエーヌ〜♪」と歌う所でした。
なんと!!!片足ぴーんとつま先まで延ばした状態で後転するんですよ。”ごろーん”と!!それまで、
求愛のようなポーズをしたり「風に〜風に吹かれ〜」というところでは本当に風に吹かれているみたいに
ユラユラとゆれるダンスをしたり,片思いで傷心のままさすらいの旅に出たという所では
今時それはないだろうって思う振付(木の棒に風呂敷括りつけて担いで旅をしていますって
感じのパントマイム調)と、それでも結構笑いこらえていたのに、
脈絡もなくでんぐり返しをされたら・・・吹き出しました。(爆)
このダンス・・・内容表現の演出なんでしょうけど・・・・意味無い(笑)って思っちゃいました。
無駄に笑いを誘うだけ・・・・。(笑 )そう思ったのって私達だけだったのかしら?!

それから、ジュヌビエーヌがカサールからの求婚を断れず、悩むシーンで、カーニバルの日という
設定らしく、セットの奥で、カーニバルの人達が踊っているんです。それは良いんですけど、
一人悩む歌の時、いきなりその人達がこっち側になだれ込んでくるんですよ。
(いうなれば、いきなり部屋の中に乱入してくるような感じ)ええっ?!って思ってると、まーくんが
右手から、カーニバルの人にまぎれて登場し背後霊の様に後方に回り込んで、若干踊るんです。
それがめちゃくちゃ背後霊くさくて、思い出の中と言うような感じの演出なんでしょうが、
これも演出の意図がイマイチ見えず、変なだけ・・・(苦笑)

散々演出方法で意外に思って(結構語られない部分が演出によって表現されているんですけど)
ツボに来る事が多い2幕でした。それとも、私の感覚が失礼極まりないだけかしら?!(爆)

★第3幕★

実質、第2幕と第3幕の幕間は無いのですが、、、第3幕はギィが戦地から帰ってきてからの話です。
おかげで殆ど、まーくんと入絵さんが中心・・・・。一番安心してみていられる幕でした。
内容はほぼ終盤なので、心情の変化も結構急展開でした。ここで好きだったのは、まーくんが
「ジュヌビエーヌのことは過去の事となってきーえた♪」というところでした。「きーえた♪」って言う所の仕草が好きで・・・(^_^;)
後、この回はコンサートのMCで散々いじられていた「やる気なら受けて立つぜ〜♪」や
「ワイン〜♪」と言うのが出てきました。
この幕は大体明るい感じなので 余計にすきでした〜。入絵さんがまた、お上手で小柄な方なのに、ダンスをしている時は
結構パワーを感じました。ラスト、入絵さんとキスシーンが4連発あるんですけど・・・・・・
全然 違和感ない!と思っちゃいました。外国の家庭の良くある風景って感じで(爆)
子供も一応出てくるのですが、可愛いんですよ〜。「サンタさんに宜しく〜♪」とまーくんが歌いかけると「うんっ!!」
と返事をするんですけど、可愛い!!「元気良く返事すれば良いから」って教え込まれたのかな〜って
思っちゃうぐらい微笑ましかったです。それに、役柄上ですけど、まーくんのパパっぷりがこれまた、
[違和感無さ過ぎ!子供の扱い板につき過ぎ!!]状態でした。
きっとこれを観た何も知らない人に「結婚していて実際子供います」って言っても信じる人多いよ・・・。(爆)

以上が、全3幕の感想(レポ?)でしたが、あぁ・・やっぱり辛口になってる・・・しかも藤谷さんに
対して素人ながら酷評・・・・。だってホントに残念だったんだもん。

そして余談ですが、24日、私の席は8列目だったんですけど、隣の人や、前の人、さらには5列目の人も
みなさんオペラグラス使用・・・。私はそんな視力が良い方ではないので眼鏡使用でしたが
それでも顔の表情までしっかりわかる近さ・・・なのになんでオペラグラス?!
その近さで使用したらそれこそ、毛穴まで見えそうな勢い(剥げかかった舞台化粧までばっちりですわ)
一体何を見ているのやら不思議でした。(苦笑)