ご存知尿酸値が高くなったため、痛風になると騒いでいたイノッチのマメ知識です。実際どんな病気か知っていて損は無いと思いますので、まぁ参考程度に…。
●痛風とは何ぞや?●
「男性の病気」と言われる『痛風』ですが、最近では若年化傾向にあり、30代で発病する人が増えているそうです。気になる症状は、血液中の尿酸濃度(尿酸値)が高い状態が続くと、体内にたまった尿酸が原因で関節炎や腎臓が侵されたりする病気です。痛風になりやすいタイプは行動的・大食い・大酒飲み等行動エネルギーの出し入れが大きい人が掛かる傾向にあります。様々な成人病などの誘引になるので、早期の治療が必要です。
●痛風の原因は?●
痛風の原因となる物質は尿酸と言う物質です。本来尿で体外へ放出される物質ですが、何らかの原因で血液中の飽和濃度を超えると、体内に蓄積されます。するとナトリウム(Na)とくっつき、塩を作り結晶が出来ます。ずーっと結晶が出来ていると、徐々に関節の内面に沈着して行きます。こうなってくると、白血球が反応して攻撃してくるので、そこで痛風発作が起こります。
またその結晶は他の臓器(特に腎臓)にも溜まりやすく、腎機能にも注意が必要です。それだけでなく、成人病などの合併症を起す可能性も増えます。いわば関節などが痛いような発作は、「尿酸が溜まってて、治療が必要だよ!!」と言う身体からの警告ですね。
●原因物質の尿酸って?●
尿酸とは「炭素(C)・窒素(N)・酸素(O)・水素(H)からなる化学物質でプリン体と呼ばれる物質でもあります。プリン体は多様な作用を持っていますけど、最終的に分解されて体外へ捨てられる形になるのが、尿酸です。つまりは尿酸とはプリン体の分解されたなれ果てで、ゴミであり、そのゴミ処理が上手く行かないのが『痛風』という感じでしょうか?!
●尿酸値が上がってしまう原因は?●
様々な要因がありますので、一つ一つ列挙して行きます。
(1) 遺伝的な要因
遺伝的な体質の場合です。大体痛風になった場合、周りを見まわして見ると、近親者にやはり痛風持ちの人がいる場合が往々にしてあるそうです。
(2) 食生活の問題
食事内容によっては当然プリン体の摂取が増えて、尿酸値が上がります。ただ、様々な物にプリン体は含まれていますので、厳密なプリン体制限は困難です。ただ、食べる量を気をつければ良いと言う訳です。何にしたって、食べ過ぎは良くないですからね。適量であればなんら問題は起こらないはずです。
(3) 飲酒
アルコール飲料を飲むと、尿酸値は一時的に上がります。それはアルコールが体内で分解される時に尿酸が一時生産される事と、その際に出来る乳酸が一時的に尿酸を体内に溜める働きをしてしまう事、また一部のアルコール飲料には尿酸の元となるプリン体が多く含まれていたりします。お酒によってかなり違いますが、ビールが一番多くプリン体を含んでいます。逆に少ないのはウィスキー・ブランデー・焼酎等の蒸留酒です。しかし、アルコールが代謝される時に尿酸値が上がるので、どんな種類のお酒でも余り良いとは言えません。
(4) ストレス等
ストレスも尿酸値を上げる一端ですが、過度の激しい運動でも尿酸値を一時的に上昇させてしまいます。(←疲労の原因にもなります)
(5) その他
他には、腎機能が低下したり、血液の病気などがあったりすると、尿酸値は上がる事があります。また、クスリの中にも尿酸値を上げてしまう効果の付随するものがあります。そして健康食品でも「核酸成分」を多く含んでいるものを毎日食べ続けていると、尿酸値が高くなる事があるようです。
●日常生活で気をつけるには?●
上記のことを踏まえると、要するにバランスの取れた食生活を営み、適度に運動して(有酸素運動)、飲酒も適宜にして、ストレスを上手く緩和させて、毎日を過ごせば良いって事ですね。
口で言うのは容易いですが…。
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