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チタ州の慰霊碑のない埋葬地
収容所・埋葬地名: 第25収容所第5支部、厚労省整理番号3030
所在地: スレテンスク地区バレイ、此処は金山で現在も稼動しているものがあるので、
近郊唯一宿泊施設があり、此処に宿をとり、シャフタマヘ往復した。
収骨状況: 2002年全163柱収集済
埋葬地の現況: 全く荒れ放題、と云うより家畜の糞などを含むゴミ捨て場と化している。
2003年7月7日の訪問時、我々親子はその状態を見て怒りが込上げおし黙ったままだった。
この年我々の訪問後、厚生労働省の慰霊団が此処を訪れる事になっていたので、「遺族の心情を考えて
これを見せないように」と手紙を出した。
遺骨は収集されたと言っても、死亡者の血・肉・焼骨後の灰はそこに滲み込んでいるのである。
小さな碑を建立するか、広くたっぷり有るシベリアの土地、公園化し、何とかゴミ捨て場にならない
ようにしたい。
全抑協斉藤六郎氏の碑が有ると記されているが、見当たらなかった。
チタ州にある16箇所の慰霊碑は終わったが、慰霊碑のない埋葬地を数箇所取り上げる。
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