この日、チタに早朝到着後ホテルで休息、昼食後ノーバヤ墓地に向い、そこで我々の個人追悼式
を行って頂いた。
今回の慰霊巡拝は厚生労働省の委託を受けて日本遺族会実施の為、参加費は10万円と安くて来れるが、
1回だけだし、埋葬地まで後300キロの地点までしか行けない。遺児の夫・妻や子供(抑留死亡者
の孫)は対象ではない。孫がお爺ちゃんの墓参に40万円以上も掛かる訳である。
団体慰霊・墓参旅行にしてもゲイトウエーがモスクワ・イルクーツク・ハバロフスク・ナホトカとあ
るように、一つには纏められない。何とか家族揃って墓参来たいが・・・
ハバロフスクの2000キロ西、イルクーツクの1000キロ東にあるチタを説明すると、チタ州の広さは日
本より広い、31地区、10市、45村から構成され、人口は130万人。
その州都チタ市は、北緯52度、東経113度、人口35万人、褐炭と水に恵まれた工業都市、古く
はコサックの拠点、デカプリストたちの流刑地。
愛知県知多市とは姉妹都市の関係とか。
|