慰霊巡拝の旅8-シベリア鉄道

 



2004年8月23日(月)
イルクーツクからチタまで1013キロ、18時間シベリア鉄道の旅である。
前年ハバロフスクーシルカ間2080キロ36時間半を経験しているので2度目である。途中標高1000 メートルぐらいの所を通るので2両の機関車で引っ張っていた。
発車して暫くバイカル湖畔を走る。我々は方向が逆で東へ走った訳だが、抑留者が「ダモイトウ キョウ(日本に帰れる)」と騙されてシベリア鉄道に乗せられ、この琵琶湖の50倍のバイカル湖 を見て、日本海と間違え喜んだ、しかし列車が西に向って進んで居ることが判り落胆の涙を流し た話は有名。
前年は2人用、今回は4人用コンパートメント。夕飯は全員で食堂車へ、丁度ウラン・ウデ駅に 停車、ここで乗換えるとモンゴルのウランバートルへ650キロ、北京へ2,000キロで行ける。
チタへは早朝7時に到着、気温14度。