2005年の中島葡萄園の様子
vineyard
grapes growing

ぶどう園の様子

5月のぶどう園

蔵王山麓の標高約220mの高さにあり、また山形盆地に入るため気温も高く夜の気温も以外と下がります。

7月のぶどう園

ぶどうの粒も大きくなり房の形も分かるようになってきました。ぶどうには、ポリや紙の傘をかけ雨から守ります。

8月のぶどう園

着色期に入りがや軸から汁を吸うスリップスからぶどうを守るため袋をかけていきます。もちろん病気も防除になります。

9月のぶどう園

いよいよ収穫時期となりました。
1年をかけ栽培して一番うれしいときです。

10月のぶどう園 

収穫も終わり、ブドウの葉も紅葉し始めました。枝は茶色になり、冬の寒さに備え養分を枝にため登熟してきました。

12月のぶどう園 

今年は12月に例年より多い積雪となり早いうちに根雪になりました。40〜50cm位積もり棚の雪落としも大変でしたが、被害もなく済みました。

ぶどうの生育
5/5
ぶどうの房が見えてきたピオーネ
5/5
鮮やかなグリーンの葉の瀬戸ジャイアンツ
6/8
藤稔の花が咲き始めました。
ぶどうの花
7/10
摘粒が終わり、傘のかかった安芸クイーン。
安芸クイーン
8/2
ピオーネに色が着き始めました。
これから糖度が増してきて甘くなってきます。
8/12

ピオーネの色着きが進んできました。夜温が20度以下,温度差が10度以上になると色着きが進むと言われています。。
9/15

収穫間近のピオーネです。今年は粒張りが良すぎて色の着き具合が良くないようです。
9/20

瀬戸ジャイアンツです。
緑色から黄色に変わり甘みも増してきました。
9/20

太陽の光にきれいな鮮紅色を表すロザリオロッソです。
9/30
山の神をバックに安芸クイーン。
ぶどうの手入れ
6/5
デラウェアーにジベレリン処理をしました。
これで種を無くします。
平年より1週間遅れです
6/12
ピオーネから房切りが始まりました。
房尻の4cm位を使い、後は切り落とします。
6/20
新梢誘引
新梢、葉が重ならないように枝をおさえていきます。
6/21
ジベレリン処理
ジベ処理をしぶどうの種を抜きます。1房1房カップでつけていきます。
7/3
摘粒作業
(ピオーネ)

ぶどうの粒を間引き粒を大きくします。1房約35粒にしていきます。
房の姿を作ります。イメージ力が問われます。

上 摘粒前
下 摘粒後
摘粒前
摘粒後
7/10
笠懸作業

ぶどうの病気で1番怖いのが晩腐病です。雨で感染するためポリや、紙の傘をかけていきます。
写真はウィンクです。
ウィンク
8/10
袋懸け作業

全部のぶどうに袋を懸けます。蛾、晩腐病防除になります。
9/15
収穫作業
ハウス栽培、早生品種より順次収穫となります。
9/25
選別作業
箱詰め作業
品質の確認をし
荷造りします。
10/20
肥料散布  
枝や葉の状態、ペーハーを確認し必要とする養分を補充して行きます。化学肥料を使うと実割れを起こしやすくなるので控えています。
12/??
剪定枝の粉砕
剪定した枝をチッパーという機械を使い砕きます。砕かれた枝は、土の微生物の力を借りて分解し土へ返ります。

栽培管理表  2005年
栽培管理 ピオーネ露地

種なしピオーネの栽培管理
ぶどうを栽培していく上での主な仕事など書いてみました

5/中旬 草刈  除草剤は、土手や園地以外は年1回以内。
 果樹園は基本的に3〜4回草を刈ります。
6/6 摘穂  普通ぶどうは1つの青づるに2〜3つの穂をつけます。それを1つにしていきます。
6/22
7/7
1回目ジベ処理
2回目ジベ処理
1回目のジベレリン(植物成長)処理することで種を無くします。
2回目のジベ処理でぶどうの粒を大きくします。
6/20 摘芯 新梢の先端1cm位摘み枝の伸びを止め、ぶどうに栄養が流れていくようにします。 
6/ 新梢誘引   
6/30 摘粒  ぶどうの房1房に約40粒つけます。
 作業の中でこれが1番肩がこる仕事です。タイミングが遅れてしまうと粒が張らなくなります。
7/6 笠懸  晩腐病の予防のために1房1房に紙やポリ製の傘をかけていきます。
6/上旬〜 新梢誘引  新梢が重なると葉に日光が当たらなくなり光合成の能力が落ちてしまうので、新梢が重ならないように配置していきます。
8/上旬 袋かけ 病害虫(スリップス)からぶどうを守ります
9/15 収穫 糖度、酸度、色をみて収穫します。
10/8 肥料散布 脱脂糠、籾がら牛糞、マドラグアノ(コウモリの糞)
12/ 剪定 枝を剪ることにより、樹の樹勢をコントロールします。
12/23終了
ピオーネの管理を記しましたが、作業的には他のぶどうもほとんど同じです。
違いは、種有りと種なしではジベレリン処理の有無などです。
この表以外にも棚の修理、灌水などの作業もあります。

防除暦 ピオーネ露地
露地の種なしピオーネの防除暦です
月日 農薬名 備考 対象病害虫
4/23 石灰硫黄合剤     
4/30 ダイアジノン 殺虫剤  
5/16 モスピラン
マネージ
殺虫剤
殺菌剤
メクラカメムシ
黒とう病
6/4 スイッチ 殺菌剤、 灰カビ、晩腐病
6/24 ゲッター
ホライズン
殺菌剤
殺菌剤
灰カビ病
ベト病
7/3 ミクロデナポン 殺虫剤  
7/29 サニパー
アーデント
殺菌剤
殺虫剤
さび病
スリップス(軸を黒くする虫)
8/12 ボルドー液 殺菌剤  
8/17 オサダン ダニ剤、 ダニ、葉が傷み食味を悪くします
8/28 ランマン 最終散布です ベト病(晩生品種のみ)
10/ ボルドー 収穫後散布予定です  
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