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 2014年12月には、昨年11月にSONYから発売された35mmミラーレス・フルサイズ 一眼レフカメラ α7 シリーズの一つとして、α7 U が発売されました。
 SONY α7 U は35mmフルサイズ・センサーの一眼レフとしては世界で初めてカメラ本体に「5軸手振れ補正機能」を搭載した画期的な製品で、ミラーレス一眼の利点であるフランジバックの18mmを活用した各種マウントアダプターの設計が可能なために、オールド・レンズと称される各社の銘レンズを再び手振れ補正で使用出来るという環境を提供したこととなります。 従来、中国製の信頼性の低いアダプターが市場を支配する中で、国産アダプター・メーカーの積極的な参入が少なかった環境が、α7 U の発売を契機に大きく変化することを期待したいと思います。
 SONY α7 U は、従来のα7 シリーズがBody質量が465g〜489gであったのに比べ、599gと「5軸手振れ補正機能」の搭載で大幅な質量増加となりましたが、まだ Nikon Df の765gに比べると軽量と評価出来ます。(2014/12)
  SONYの難点はプロの利用が少ないためか、レンズの選択肢があまりにも少ない点です。 ボディーはミラーレスで小型軽量高性能化が進むのに比べ、レンズが重くてデカイと言う矛盾した開発ポリシーは従来のカメラメーカーに無い不安材料に感じます。(2015/3)





2013年11月には注目すべき2種類の新しいフルサイズ・カメラが発売されました。
 一つは Nikon Df で、フイルム時代の記憶を呼び覚まさせるダイヤル操作の金属的な外装デザインの 35mmフルサイズ一眼レフです。 「Flagship D4 のセンサーを搭載した D610」と言う超現代的・世界最小・最軽量の Df が Flagship D4 の1/2の価格と非常に魅惑的ですが、残念ながらBodyにバッテリーとカードを含めると 765gで、愛用の NEX-7 の約2倍の重量では、決して小型・軽量で老人向きとは言えません。
 もう一つは SONY α7R と α7 で 35mmミラーレス・フルサイズ 一眼レフ です。 どちらを選ぶか、見た目以上の性能の違いは、6万円の価格差より問題です。 NEX-7 と同じ E-mountを採用し、ミラーレスの利点であるフランジバックの18mmを活用した各種マウントアダプターの設計が可能なため、すべての α レンズ群が利用でき,今後 他社レンズ向けの E-mount アダプターの開発が進むことで、オールドレンズの活用が大いに期待されます。 すでにCarlZeiss向けの近接対応アダプターがコシナから販売されました。 Body本体は 465g、474gとミラーレス化での軽量化が評価できます。(2013/12)