運転免許証の自主返納




 最近、頻繁に高齢者の関係した自動車事故が社会面を賑わす高齢化社会となって参りました。
 私も自動車を運転をする後期高齢者の一人として気に掛けて居りましたが、昨年のクリスマスに丁度保有する自家用車の車検が切れるのを好機と捉まえ、マイカーを廃車処分し、この1年近く全く車を運転しておりまん。
 昭和41年(1966)に普通自動車の運転免許所を取得して以来、幸いにも半世紀以上に亙って常にマイカーのある快適な人生を過ごすと云う戦後日本の経済復興の波に乗った豊かな生活を享受して参りました。
 今まで大きな事故に遭遇することもなく自家用車のある人生を過ごせた事に感謝し、車のないこの1年の経験から、運転で晩節を汚す事の無い様に「運転免許証の自主返納」を決断致しました。 私の場合は不便であっても、車の運転が不可欠で無かったことが幸いでした。
 お住まいの各自治体での免許自主返納への優遇処置は異なりますが、我孫子市の場合は、2年間のバスの運賃半額割引とタクシーの料金割引(¥200x10回)の特典があります。
 手続きには「運転免許証」を自主返納して「運転経歴証明書」の交付を受けることが必要ですが、最寄りの「運転免許試験所」で費用¥1,100で即日「運転免許証」の返納で交付されます。
 交通事故のリスク回避は、後期高齢者にとっての社会的責務と考えます!
 (2018/12/23)