オイル交換

たまにはオイル交換もしよう!
オイル交換の疑問を徹底解明。

 

 

まじっ!

自分の車にあったオイルって?

メカ音痴の私、どうすればいい?

オイル交換は自分でやるほうがいい?

3000円のオイルを3ヶ月に1回交換と、
6000円のオイル6ヶ月に1回交換、どっちがいい?


エンジンオイル以外のオイル交換はしなくていい?

 

えっ!まじっ!

 

オイル交換をしにカーショップに行ったら、オイルがいっぱい。 どのオイルにしたらよいか解らない。自分の車にあったオイルはどれ?


こんな疑問には、まず
オイルの基礎知識から。その上で、あなたの車に合ったオイルを選んでね!


グレード
オイルにはグレードがある。
グレードの低い方から、
SF ・ SG ・ SH ・ SJ (ガソリン車の場合)
グレードが高いほうが、オイルの性能がいいのはもちろん、
燃費が良くなり、地球環境に優しい事を知っておこう。
普通の車でSG以上、高級車やスポーツカーでSH以上を選ぶ事が望ましい。 ただ、実際問題として、カーショップで売られているのはほとんどSH以上なので、どれを選んでも問題ない。 しかし、4リットル980円などの激安品の場合は、必ず確認しよう。
ディーゼルエンジンの場合は、ディーゼル専用の物を使おう。

オイルの粘度
オイルの缶を見ると
「10W―30」などといった数字が書いてある。 実は、オイル選びで、この数字が最も重要な意味がある
始めの「10W」は、寒さへの強さを表している。数字が小さいほど性能がいい。(10Wよりも0Wがよい) オイルは寒いと硬くなる。その昔、オイルのCMで「バナナで釘が打てる状況でも凍らない」といった物があった。 つまり、寒くても固まらないオイルほど性能がいい事になる。実際問題として、冬の朝の始動性能に違いが出る。
夏は10W、冬は5W、スキー場に出かける人は0Wがオススメ。
一方、
右半分の「30」は、高温への耐久性を表している。数字が大きいほど、高温に強い。
オイルは温度が上がると、ネバネバ度が低くなり、オイルの性能がなくなってしまう。(水を入れているのと同じ状態ともいえる。) よって、エンジンを守る事が出来ない。高速でエンジンを回転させるターボ車や、スポーツ走行をする人は、特に注意したい。 逆に、数字が大きくなると、オイルが硬くなる(ネバネバが強い)ので、
燃費が悪くなってしまう。
結局、普通車で30以上、ターボ車で40以上を選びたい。そして、低年式車は少し固めのオイル(数字が大きい)の方がいい。
また、オイルの値段は、「左の数字」と「右の数字」の差が大きい(広い温度に耐えられる)ほど値段が上がる。

化学合成油って?
オイルの缶には、
100%化学合成油」「部分合成油」「鉱物油」のいずれかの表記がある。
性能の良いオイル(寒さにも熱さにも強いオイル)は、化学合成して作られている。 その生成方法の違いを表したもの。
「100%〜」が最も良いわけだが、オイルの性能(値段)と比例しているので、この言葉の違いは、特に気にする事はない。

オイル交換の時期
カーショップでは
3000kmまたは3ヶ月に1度」を勧めているが、実際はそんなにマメにする事はない。 ぶっちゃけた話「1万kmまたは1年」でもいいくらいだ。ただ、エンジンのことを思うならば5000kmまたは半年」くらいで交換したい。 だだ、ターボ車はマメに交換することを勧める。
「オイルフィルター(エレメント)」は2回に1回は交換したほうがいいとされている。
また、オイル交換の際、完全には古いオイルが抜けきらない。 (誰もが、オイル交換の際、車の説明書に書いてあるオイル量分、必要なかったことを経験したはず。) たまには、
「フラッシング(エンジンの洗浄)」をしたい。フラッシングとは、オイル交換の時、古いオイルを抜いた後に、新しいオイルを入れ、少しの間エンジンを回して、エンジの内側に残っている古いオイルを洗います。そして、再びオイルを抜き、最後にもう一度オイルを入れる行程で行われます。通常、洗浄用のオイルには、フラッシング専用オイルを使うのですが、人によっては、安いオイル(通常のオイル)を使う場合もあります。

 

最後に、カー用品店で、新車メーカー純正のオイルを売っている事がある。 それらを見て、「意外に安いな〜。」と思う人が多いはず。
安い理由は、グレードが低いからです。(たいてい「10W―30」です。)
言いかえれば、
性能の低いオイルを使っても、問題ないということの表れなのではないのでしょうか。

 

ずっと前から〜彼〜の事!

 

カー用品店に行ったら、たくさんのオイル。メカ音痴の私には何がなんだか。そんな私はどうしたらいい?


そんな経験、誰にでもあるはず。
そんな時は、
迷わず店員に任せよう
だだ、オイル交換の時は、これだけは調べておこう。
「車の名前?」「ガソリンorディーゼル?」「前回の交換はいつ?」「そのときフィルター(エレメント)は交換した?」「1ヶ月に何km乗る?」
また、オイルフィルターの交換もするなら
「年式」「車の正確な形式」も必要だよ。 (先代セド/グロを通称Y33と呼んでいても、エンジンの違いにより、HY33・PY33など形式が数種類存在します。)
わからない時は、
車検証を店員に見せて、全てを任せてしまおう。悪いようにはしないはず。

 

ずっと前から〜彼〜の事!

 

オイル交換は、自分でやったほうが徳なの?


結論から言うよ。
「ショップに任せたほうが、あきらかに徳。」
大手カー用品店の場合、
交換工賃は500円です。 さらに、多くの店でオイル会員制度があり、年会費1.000円程度払うと、1年間何度交換しても工賃無料になります。 つまり、年2回交換すればもとがとれます。
一方、自分で交換する場合、交換方法自体は簡単なのですが、交換設備がない為、かなりの
重労働になります。 さらに、古いオイルを処分する際に、オイルを薬品で固めて捨てるのですが、それが500円近くします。 (だからって、古いオイルを川に捨てるなんて事をしないように!) 結局、ショップでの工賃分かかってしまい、重労働が無駄になってしまいます。
たしかに、オイルは、カー用品店で買うよりディスカウントストアで買えば安いかも知れませんが、その差は少なく、重労働に見合うことはありません。
だから、オイル交換は、ショップに任せましょう。ただし、ガソリンスタンドや新車ディーラーは高いので、オススメ出来ません。

 

ずっと前から〜彼〜の事!

 

ターボ車に乗っているが、3.000円(10W―30・SG)のオイルを3ヶ月に1回交換するのと、6.000円(5W―50・SJ)のオイルを6ヶ月に1度交換するのはどっちがいい?


この問題は難しい。とくに、カーショップのオイル会員に入っていると、何度やっても交換工賃が同じ事から、すごく迷う。
実際、ショップの店員に聞いても答えが分かれる。
高いオイルだろうが安いオイルだろうが、使っているうちに性能は低下していく。 よって、安いオイルをこまめに交換したほうが良い様に思える。
しかし、安いオイルは、性能や燃費に影響してくる。とくに、スポーツ走行をする人は、いくら新しくても、安いオイルだとエンジンを傷めてしまう。
結論として、
車の性能や走行方法に見合うグレード以上のオイル使う事を前提に、出来るだけこまめに交換するのがいい。
言い替えれば、必要以上のグレードのオイルを、使う事はないということです。
この予算の人の場合、ターボ車に乗っているが、そんなに飛ばさないと言うのなら、「10W―40・SJ」(約4.000円)のオイルを4ヶ月に1回交換するという事になる。

 

ずっと前から〜彼〜の事!

 

エンジンオイル以外のオイル交換はしなくていいの?


車には、エンジンオイル以外にも、オートマチックフィールド、ブレーキオイル、パワステオイル、デフオイルなど、さまざまなオイルがある。
もちろんこれらのオイルの交換も必要だが、そんなにこまめにやる必要がなく、2万km〜5万kmに1回行えば良い。
車検(24ヶ月法定点検)の時に、整備工場と相談しよう

 

そこはダメッ!

 

 

もうっ!えっちなんだからっ!

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