セネガル未電化地域の生活
セネガル都市部と村落の生活格差は非常に大きく村落のほとんどは、未だ電気も無く水道も無い地域です。 そこでの人々の生活はとても過酷で、農作業もその年の天候に大きく作用され重労働を強いられています。 基本的な衣食住が満たされなければ、それ以上の生活は望めません。特に子供たちの教育、婦人たちの社会的地位の向上など村落では、そんな事が人間の尊厳として認められることさえ知らない人々がいます。 それでも人々が心豊かに暮らし個人が幸せを感じていれば問題はありません。ですが中には家畜の代わりに女性が望まない結婚をさせられたり人間としての扱いをされない人々もいるのです。 同じ人として生まれながら、その地域に生まれたというだけで人としての尊さの違いが有ってはいけないのです。
本法人は無知や貧困の撲滅を目指し戦争のない世界平和に役立つ活動を目的としています。その為には何より貧困に苦しむ人々への物資等の 援助と共に自立への手助けとなる事業を計画しなければ本当の援助にはならないと考えています。2005年セネガルに視察に行きましたが停電による断水,現代の日本では考えられないような生活の不便さを感じて きました。そして,それらの不便さは衛生面の悪化や婦人や子供達が遠くまで水を汲みに行かなければならないなどの厳しい労働も生み出します。 それは婦人が仕事に参加する機会を奪うことになり女性の自立を妨げ子供達の教育の機会を奪っています。すべての人々が自ら望む幸福を実現させ平穏に暮らす事が出来る社会の実現を目指し世界平和に役立つ一助を担えればと考えます。
日本での活動
広く日本の方達に本当のセネガルを知っていただくために、さまざまなイベントを計画しています。 その一例としては伝統音楽、料理や民族衣装の紹介やセネガルを子供達に教える特別講座なども行っています。
手作り太陽光パネル 完成!!
ありがとうの贈呈式
2006年3月30日コープやまなしクリーン広め隊の方々から太陽光パネルの贈呈式に招待して頂き山梨に行って来ました。 桃の花が可愛らしく、葡萄の季節とは一味違う山梨も楽しみました。ほぼ完成した太陽パネルをみんなで完成させ沢山の真心のこもった 太陽パネルは、きっとセネガルにも暖かな電気の光を灯してくれると思います。
夏休み世界発見フォーラム
地球市民育成事業の夏休み世界発見フォーラムでさいたま市の児童の皆さんにセネガルについて話しました。 セネガルの地理や気候、歴史、音楽や衣装などを紹介し、セネガルで使われている言葉も皆で練習しました。とても 熱心に聞いてくれました。これをきっかけにセネガルのことをより身近に思ってくれたら嬉しいです。
セネガルでの活動
現地のNPOと協力をしながら必要とされるものを必要としている人たちに直接渡そう!をモットーに活動しています。特に現地で出来る事業はセネガルの人達の仕事にも なりますので、特に力を入れて進めています。何よりも自分達の力で働き自立することが生活を安定させることですから、そのことを、 理解してもらう啓蒙活動も勧めています。
日本国内及び現地のNGOと協力しながら、未電化地域のソーラーパネルの設置と指導を中心に活動しています。 地球環境の保全の為ソーラーパネルはこれからのエネルギー資源として欠かせません。小さなソーラーパネルでも電気を 何個か付けることが可能です。今後の活動としては、この活動が現地に根付き住民の手で活動してゆける体制を整えるこ とを目的にしております。