●数学
@太田先生(太田すうがく道場)に軸とする問題集を1冊決めて取り組むようにと言われたので、
その通りに実行しました。
実際にやってみて気づいたのは、ただやみくもに問題を解きこなすだけでは数学の学力は十分には
上がらないということです。
この問題ではどのようなことが聞かれているのか、最終的には何を求めれば良いのかを常に意識しながら
問題を解いていくことで自然と他の問題への応用力がつきました。公式も学習したての頃はどうしても
そのまま覚えがちになりますが、必ず証明していつでも導けるようにしておくと良いと思います。
A国立理系志望の人はセンター直前になるとセンター数学対策をするかと思いますが、センター対策ばかりだと
学力の向上は全く望めません。私もセンター対策ばかりしていたので学力は上がらずかなり焦りました。
●英語
@国立理系志望の人は英語に関しては早めに始めておくと後々楽だと思います。
A英語は河合塾に通っていたのですが、基本的にはまず文法の問題集を1冊終わらせて、それから無理なく
読める程度の長文問題を解きました。文法力がつけば自然と速読力は上がりました。
B単語はまず基本単語を単語帳で覚えて、実際に長文問題を通して「使える単語」として定着させました。
熟語は熟語帳はやらずに長文中で覚えるようにしました。
Cセンターリスニングについては問題集を購入してやりました。その時、ただ問題を解くのではなく、
音読とディクテーションを繰り返すと効果的でした。
●物理
@物理は夏休みの少し前辺りから始めました。
初めのうちは「物理は暗記科目だ」と思いただやみくもに解法や公式を丸暗記していたため、一向に成績は伸びず
全くおもしろくないただ苦しいだけの科目となってしまいました。
Aやはり物理は本質をつかむことが重要で、小手先の知識や公式の丸暗記ではどうにもならない部分が多く、
図を描き、イメージを膨らませて、腰を据えて納得いくまで考え抜くことをして、初めて多少なりとも
理解できるようになりました。
当初、そんな面倒くさいことはしたくないと思っていたのですが、結局この方法が一番てっとり早く確実に
成績を伸ばす方法であると実感しました。
B参考書・問題集について
最初は「○○流に勉強すれば物理は簡単にマスターできる!!」のような言葉に踊らされて参考書を選んで
しまったのですが、どうも物理には著者によって流派みたいな物が多く、自分に合いませんでした。
もちろんバッチリ自分に合ってみるみる成績が上がったと言う人もいるのですが、最初は教科書の内容に
忠実に従ったオーソドックスな参考書が良いでしょう。
【私は河合出版の「物理のエッセンス」が一番教科書に沿っていて取っつきやすい参考書だと思いました。】
●その他
現役の人は普段の学校の授業を大切にした方がいいと思います。内職をするのはかえって効率が悪いです。
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