1.数学
数学に関しては大学受験に使わなかったので、高校受験とテスト対策へのアドバイスになります。
まずテスト対策ですが、中学・高校ともきちんと教科書もしくはワークをやりこむことが大切です。
テスト範囲分を2周もすればかなりの問題が解けるようになります。
1周目は普通にじっくりやりこみます。難しい問題も解き方を見ながらでもいいので解きます。
2周目は1周目で間違えた問題だけやります。これをできるだけ繰り返して解けない問題をなくします。そうしてテストに臨みます。
テストは同じ問題もしくは数字が違うだけで解き方が同じものばかりなので、どれだけ問題を解いたかが点数に影響します。
数学は解き方さえわかれば誰にでも解けます。
「文系で数学は苦手…」という人でも得意教科にすることができると思います。
数学は「公式の理解」と「計算」と「ほんの少しのひらめき」で解けちゃうと思います。
かくいう私も中学生の頃は数学が大嫌いでした。(先生、申し訳ございません。)
どうやって解けばいいのかわからないし、数字はややこしいし、文章問題なんて読む気も起こりませんでした。
数字を見るのも嫌なくらいでした。
それでも、1から基本をやり直して解き方をきちんと理解して、計算練習を重ねていくうちにだんだんと解けるようになっていきました。
数学はパズルのようなものです。1つ1つのピースを組み合わせてたった1つのパズルを完成させます。
最終的に答はたった1つなのだから、国語と違ってとてもはっきりしています。だからテストでも確実に点数がとれるでしょう。
数学はやれば誰でも得意にできる教科です。苦手な人はどうか苦手意識を捨ててもう一度取り組んでみて下さい。
2.日本史
太田すうがく道場に通っていながら私は文系でした。
そういう人も結構いるのではないかという期待を持ちながら、ここでは日本史の勉強法を紹介します。
日本史は覚えることが多いです。
人物・事件・建物等の名称を覚え、古代から現代までの流れを覚え、さらに地図や史料までも細かく覚えなければいけません。
これは手を抜けないし、楽もできません。ただひたすらに暗記しかありません。
しかし、ただ暗記すればいいと言われても厖大な歴史の中のどこから何を覚えていいのかわからないと思うので、
ここでは覚え方なるものを紹介します。
(1)先生の授業はとにかくしっかり聞く。
繰り返しとすりこみが重要な教科なので教わるチャンスは逃さないで下さい。
授業では流れをおおまかに説明してくれるので真面目に受けましょう。テストも真面目に受けて力試しをしましょう。
この段階で必要最低限覚えなければいけない単語を覚えて下さい。これが後の基本知識となります。
(2)時代の権力者を覚える。
日本史は時代ごとに覚えるのが最適でしょう。時代を掴むポイントの1つが権力者です。
権力者を軸に歴史が展開していくので、ここは絶対落とさないで下さい。
古代は卑弥呼から天皇・上皇・武家・貴族・将軍・総理大臣まで頑張って覚えて下さい。
(3)忘れていくので再暗記を。
古代から勉強を進めていき、ある程度まで時代が進むと、覚える量が増えて前のことからだんだんと忘れていきます。
ですから定期的に古い時代の問題を解いたり、ざっと見返したりして下さい。
(4)史料が勝負を分ける。
史料は名称だけでなく、絵画・彫刻・遺跡や文献の中身まで覚えなくてはいけないので、後回しにしがちな部分です。
しかし、史料の絡んだ問題も多く、そこから時代を聞かれ、さらに深いところまで問われたりもします。
みんなが手を抜きがちなところだからこそ、きちんと覚えることをおすすめします。
3.国語
勉強方法がイマイチわからないと思われがちなのが国語です。
現代文の読解に関してはとにかく問題数をこなして問題と文章に慣れることです。
小説なら登場人物を、評論ならテーマを掴んで接続語に注意しつつ文章の全体を捉えられるようにして下さい。
漢字やことわざ、四字熟語なども大変だと思いますが、しっかりと勉強して取れる点数は確実にとっておきましょう。
4.その他
メリハリをつけて勉強して下さい。
勉強するときはして、遊ぶときは遊んで、一つ一つにメリハリをつけ、バランスをとって生活して下さい。
また、生活リズムを整えることも大切なので、自分にあった生活リズムを作ってそれを崩さず生活して下さい。
5.最後に
頑張って勉強しても結果が出なかったり、点数が伸びなかったり、自分の思うようにいかなくなるときがあると思います。
挫けたり嫌になったりすることもあると思います。そこから如何にしてはい上がれるか、どれだけ踏ん張れるかが大切なのです。
どんなに辛くても最後まで諦めずに頑張って下さい。
それから、受験や勉強も大事ですが、学生生活も思いきり満喫して下さいね。
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