健全な学びへの新たな展開を目指して
太田すうがく道場は、子供たちをちっぽけな一元的価値観の殻の中に閉じ込めてしまうような次元の低い進学競争とは一線を画し、思考の迷路から脱出した時の爽快感や、真理の美しさ・不思議さへのときめきこそを学びの原動力としなければならないという教育理念の下、健全な学力・重厚な思考力を育てることを目指しております。 教育理念というものは結局、人生の価値観に直結するものであり、したがっていろいろな考え方があるでしょうが、学びの本質、本来あるべき姿は人生の実相を真摯に見据えたときに自ずとそこに浮かび上がってくるのであり、当方は常にそれを拠り所として学習指導・教育活動を行い、ひいては真に充実した人生の礎となるような本物の知性の育成に貢献していきたいと考えております。 |
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活動理念 | |
1. | 自由な学びの場としての塾を活動・思索の拠点とし、 如何なる権威にも基づかず、あくまで自らの誠実なる観察と認識に基づいて、 実際の学習に役立つ実践的な学習・思考の方法論を確立する。 |
2. | 知的好奇心の高揚を目的として、 学校教育の枠を超えて、 総合的、あるいは奥行きのある学習テーマ・教材を発掘・創作・提供する。 |
学習指導本科(教室) |
■自立学習・答案作成演習の指導 初学者の思考の観察、問題点(基本的な思考の型、意味・本質を考える力の欠如など)把握・矯正 理に適った学習・思考方法に関する提言・指導→より高度で安定した問題解決力の養成 ■受験数学・入試戦略の指導 1)受験を通じて、問題解決のための戦略戦術力を構築する。 志望校の出題傾向分析→合格への学習計画・戦略の指導 2)受験によって人生の実相を見失うことのない冷徹な眼と知性を養う。 入試問題に対して批評・逆評価(良問・悪問の判定)ができるレベルの思考力を目指す。 |
人の思考に関する研究,自主・自立的学びへの提言 (教室・ネット発信) |
1.ヒトの思考に関する研究 ■『ヒント学』の確立 「わかった!」(aha)を喚起するヒント(問題提起)の収集・整理を通じて、わかるための思考技術を確立する。 ※「わかる」≡「自分の考えの中に同化し、その内容を自在に表現できる状態」 ■『問題解決力養成としての数学教育』の提言、指導理論の確立 ◆数学演習における問題解決事例の収集・整理、解決の型の分類 ◆ものづくりにおける問題解決事例の収集・整理、解決の型の分類 →双方の関係・共通性の検討 ★ヒトは限られた能力・情報の中で如何に問題解決を図るか。 →問題解決力養成の視点に立脚した数学教育を提言し、その指導理論を確立する。 ■専門バカに終わらないための『教養力』の追求 思考の階層性・直観性に着目し、下位の学習・経験から上位の思考へ跳躍するための学び方を追求する。 2.自主・自立的学びへの提言 ■『学びのロマンティシズム』の創出 自らの中に潜在する知的好奇心に気づかせ、学び本来の原動力を誘発する教育の探究、 常識を問い直し、しなやかな知性を養う学びの実践。 ◆プチ研究課題(小さな不思議・疑問)の提示⇔調査・研究し、カードにまとめる。 ■『学びと人生』についての思索 自分にも必ず訪れる「死」と真正面から向き合い、限られた命を生きることをしっかりと自覚する中で、 先人の思想等とも重ね合わせながら、 自分自身の切実な問題として、如何に学び、如何に生きるべきかを真摯に考え、発信していく。 |
(2013.1.28)