時間の遅れ |
宇宙船Rがあなたの乗っている宇宙ステーションSに対して 速度v[m/秒]で飛行している。 宇宙船Rと宇宙ステーションSがすれ違った時に 双方の時計の時刻合わせを行い、 その後宇宙ステーションS内の時計でTs[秒]が経過したときに あなたが宇宙船R内の時計を観測すると、 まだTr [秒]しか経過していなかった。 TsとTrとの間には下記の関係式が成り立つことを、光時計を用いて説明せよ。 Tr={ 1−(v/c)2}1/2 Ts (c:光速=3億m/秒) ※光時計: 対向する2枚の反射鏡AB間を光が往復する回数により 時間を計測する時計 |
☆ ポイント 光速度不変の原理 =光源との相対速度にかかわらず、光の速度は一定である。 |
☆ 関連する数学の単元 ・速さの概念 ・式の計算(平方根等)・ 三平方の定理 |
すうがく道場 数学・科学の窓 ☆特殊相対性理論(1)☆