ローレンツ変換
宇宙船Rが宇宙ステーションSに対して速度v[m/秒]で飛行して
いる。
宇宙船Rおよび宇宙ステーションSの長さをそれぞれXr[m],Xs[m]
とし、双方の後尾を各座標軸の原点(先頭方向を正)とする。
双方の後尾がすれ違った瞬間に時計の時刻合わせをし、
その後、双方の先頭がすれ違った瞬間の時刻をそれぞれ
t r[秒],t s[秒]としたとき、
Xr,Xs,tr,tsの間に次の関係が成り立つことを説明せよ。 
   Xr=(Xs−vts)/k
   tr=(ts−vXs/c2)/k  
         ここでk={ 1−(v/c)21/2 (c:光速=3億m/秒)
☆ ポイント・ ローレンツ収縮
・ 相対性原理=速度は相対的で、
       宇宙船Rと宇宙ステーションSとは対等の立場にある。
☆ 関連する数学の単元
・ 速さの概念
・ 式の計算

すうがく道場 数学・科学の窓 ☆特殊相対性理論(4)☆

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