『太田すうがく道場・学習と思考の手引』を叩き台として作成:2014.6.5
学びの流儀
学びの流儀‐1
知識が集約される快感、常識が転倒する驚き、ロマンに包まれる歓び…
だから学ぶ。学校教育の枠をも超えて、より広く深く学びたいと思う。
それが心を自由にし、豊かにする。
学びに競争原理は要らない。他人と競っても心が乱れるだけ。それは邪念。 
心貧すれば、学び鈍する。
学びの流儀‐2
「わからない」を嫌悪しない。すぐにわからないからこそ面白い。
自分の頭脳は、ヒトの思考とその技術を探究するための実験室。
考えやすくする工夫に心血を注ぎ、苦悩の中で充実感を味わいながら、
「わかった!」の快感を満喫する。
その快感が更なる探究へと誘ってくれる。
学びの流儀‐3
天才的閃きなんて期待しない。凡庸も愚直に熟考できる才能だと思えばいい。
行き当たりばったりやその場凌ぎではなく、理に適ったものの考え方で、
地道に問題を解決していく思考力を構築していく。
華やかな“ホームラン打者”ではなく、着実な“首位打者”を目指す。

学びの流儀‐4
まず、何を学ぶにも骨格作りが第一。
骨格がしっかり出来れば、肉付けは加速的に進む。
薄手のテキストで骨格作り/人為的難問の演習より、まず定理・公式の導出、体系の把握別解を考え、思考の根を広げる

学びの流儀‐5
常に誠実な心を持って学ぶ。
視点を変えれば、面白さが見えてくる。
その先に、知性の飛躍に繋がる扉がある。
目先の利益だけを追い求めるような打算的な学びからは、結局何も得られない。
がらくた知識が残るのみ。

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