建築レポート:震災支援

4月8日

住宅点検2日目。今日は青年委員会のS君が来てくれた。普段会の活動には忙しくて出られないようだが、こういう時にさっと現れる彼に感動を覚える。
今日はS君と地元の大工さん1人、工務店に勤める青年(名前忘れた…)の4人で回る。
途中点検を抜け出して本部に戻る。というのも昨夜、打ち合わせをしていた時に、輪島支部の相談窓口のほかに、県の要請による相談窓口が、別の会場で行われている事を聞き、責任者である財団の理事長が明日来られるというので、窓口一本化の話をしに、輪島支部長、輪島建築組合長と共に、相談窓口に向かった。というのも理事長は県の建築OBのため、自分が話をしにいくという事になったのだ。
窓口に行くが、非常にわかりづらい所にあり、入ってみると・・・。

!?☆×△※

一瞬戻ろうかと思うくらい、入るのに躊躇してしまった。というのも広い相談会場に、コの字型に机を並べて、相談員が10数名いるではないか。半分くらい知った顔ではあるけれど、一般の人が来たら絶対引くなと思うくらい、入りづらい雰囲気。窓口と一言で言っても、いろんな団体から来ているので、大人数になってしまうのだ。もちろん建築士会本会からも来ているし。

それはともかく、理事長に相談すると、みんなを呼んでいきなり協議が始まった。しかし、理事長は、「分かった。窓口が二つあるのは紛らわしいから、市役所に行って一緒にやろう。」と即断し、他の団体もこれにならった。Tさん(理事長)の決断の速さに感服する。しかも皆を市役所に向かわせ、その会場の後片付けや窓口を広報した手前夕方までそこで待機していたというのだから、本当にえらい人だ。
午後からも他団体との調整を行い、その後各班が戻ってきてから報告を受けた。今日は調整で疲れた。
帰りはS君の車に乗せてもらい、いろいろと話をしながら金沢へ向かった。これからどういう活動をすべきなのか・・・?
 報告会の状況

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