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       登山ルートの紹介

右岸=川の下流に向かって右の岸   右俣=川の上流に向かって右の沢を指す

難易度
初心者向き 標高差が少なく日帰りできるもの
☆☆ 中級者向き 6時間程度で日帰りできるもの
☆☆☆ 健脚者向き 1日の歩行時間が長いもの
☆☆☆☆ 健脚者向き 1日の歩行時間が長くテント泊を必要とするもの
     
杉ヶ越え〜夏木山〜五葉岳〜鹿納山〜大崩山の
 縦走路での水の確保は、権七小屋谷分岐から谷
を100メートル下った(約8分)左側から湧き出て
いる


@
宇土内谷コース大崩山     ☆       道標設置あり 
往復3.5時間程度で初心者向き、最短コースで危険箇所がない。とにかく一度大崩山に
登りた い人向き。特に4月末から連休頃のツクシアケボノツツジは花のトンネルが出来る
ほど見事である。ただし大崩山の意味を成す素晴らしい岩峰群は全く見ことが出来ない。
登山道の尾根約1キロ部分がツクシアケボノツツジの群落であり、途中、鹿納山、お姫山
への縦走路入り口と中瀬松谷入り口(下山口)がクマザサの中にある。尾根の登りが終わ
った地点が,今登って来た宇土内谷コース・湧塚コース・山頂との分岐点である。これより、
山頂尾根はなだらかで露岩で展望のよい石塚をえて一等三角点のある大崩山頂上に着
く。頂上は展望が全くないが、春先一等三角点の標石の先の方でリンドウの花に出合える
(手前の登山道沿いに一箇所見られます)。
槙峰駅:時刻表は高千穂鉄道HP http://www.t-railway.co.jp/をクリックして下さい。

A上祝子登山口袖ダキ往復    ☆☆    道標設置あり
宇土内谷コースと違って危険箇所がある。大崩山の岩峰群が展望できる。湧塚主峰の
一部、小積ダキ、坊主尾根等が見渡せる。袖ダキは一見に値する。
            *下記の湧塚コースを参照のこと

B
祝子登山口⇒湧塚コース山頂坊主尾根
  ☆☆☆
 健脚向き・お勧めコース                 
    
 
 大崩山に登る代表的なコース。大崩山荘より20分程登り、祝子川の丸木橋を渡って、
袖ダキ〜乳房岩〜下湧塚〜中湧塚〜上湧塚の岩峰群を歩き、七日廻り岩(モチダ谷バ
イバス)分岐〜りんどうが丘分岐(道標は坊主尾根と表記)〜小積尾根分岐〜モチダ谷
分岐〜宇土内谷分岐〜石塚をえて山頂に至る。下山は石塚方面へ戻り、宇土内谷分
岐を左に見て右折、モチダ谷分岐〜小積尾根分岐を右折〜りんどうが丘分岐(道標は
湧塚尾根と表記)〜パノラマ展望台〜小積ダキ・下小積ダキ分岐〜小積ダキ〜
小積ダキ・下小積ダキ分岐〜下小積ダキ(象岩)〜象岩トラバース〜岩屋〜見返りの塔
〜坊主岩の「坊主尾根」のハシゴの連続する難路を用心
しながら下り、林道分岐を右に分け急斜面を一気に下るコース。りんどうが丘やパノラマ
展望台では袖ダキから上湧塚までの湧塚岩峰群が手に取るように眺められる。
疲れた足での下山は事故の大きな原因なのでハシゴの降下、木の根っこのつまずき、
スリップ、転落に十分注意すること。
     
坊主尾根を下る場合は、大崩山荘の前で祝子川徒渉地点が渡れることを
確認してから登ること。

        


C上祝子登山口⇒坊主尾根⇒山頂⇒湧塚コース  ☆☆☆
健脚向き・お勧めコース                 道標設置あ             
      
 大崩山に登る代表的なコース。大崩山荘前から祝子川を石伝いに徒渉し、急坂の坊
主尾根を登り、林道分岐〜坊主岩〜見返りの塔〜岩屋〜象岩トラバース〜下小積ダキ
(象岩)〜小積ダキ・下小積ダキ分岐〜小積ダキ〜小積ダキ・下小積ダキ分岐〜パノ
ラマ展望台〜りんどうが分岐〜小積尾根分岐を左折〜モチダ谷分岐〜宇土内谷分岐
〜石塚をえて山頂に至る。登りはずっと急坂でハシゴの連続コースなのでマイペース
でゆっくり歩くことが肝心。下山は湧塚コースを下る。
Bの逆コース。坊主尾根の壊れていたハシゴは2001年4月15日全面的にアルミハ
  シゴに付け替えられました。
      


D
上祝子登山口⇒三里河原モチダ谷⇒大崩山    ☆☆☆

祝子川源流の中では登り易いコース。三里河原では吐野を含めて3回徒渉しますが、
普段は靴を脱がなくてもよい。三里河原は原則的には右岸を歩くが、徒渉2〜3回目の
間は左岸歩きとなる。春はドウダンツツジが美しく、夏は渓流靴を履き涼しい渓流歩き、
秋は紅葉が素晴らしい。冬場、時には結氷し祝子川本流をアイゼンで歩けるなど大崩山
の隠れた名コースで大滝もある。
  このコースは大概のガイドブックに案内されている。
             
 大崩山荘〜湧塚分岐を過ぎてから少しずつ高度を上げ、周りは照葉樹で薄暗く足元
に気をつけながら先へと進む。途中右上20メートルの所に避難岩屋があり、直ぐ先に沢
水が流れている。程なく水量のある喜平越谷に着く。谷にかかっている木橋は平成4年
高校総体の時掛けられ既に老朽化(H16年8月時点には骨組みだけ)して危なく、渡れ
ないので小さな道標から木山内岳の方にちょっと登って喜平越谷を渡る(道標あり)。

更に高度を上げ、滑らないようにして岩をよじ登ると、突然開け大きな花崗岩の五葉岳
スラブ
が姿を現わす。表土が落ちて花崗岩は美しく細い水流となり小さな滝壺?もあり一
休み格好の場所である。岩場をトラバースするとまもなく。対岸に花崗岩のスラブが現れ
足元が切れてハシゴとロープが取り付けられた危険箇所に着く。急斜面を用心しながら
下り、小谷を2本横切ると国有林を伐採していた頃の作業小屋跡の広場が現れ、今はテ
ント場となっている。

テント場より数秒で清流祝子川/吐野に到着。普段は登山靴を履いたまま石伝いに徒
渉して三里河原の右岸を歩く。雨の後で増水していれば靴を脱ぎズボンを膝上まであげ
ることになる(テント場より左岸側にも登山道はあるので、そちらを歩いて瀬戸口谷出合
いまで行ってもよい)。
  
※沢靴(渓流靴)持参して、水成岩の河床の清流を遡行すれば夏場は最高である。

 約1キロ20分程で瀬戸口谷出合に着くが、出合前の岩は非常に滑り易いので注意す
ること。この出合には道標が木の根っこに設置されている。更に右岸を歩くと二張り程の
スペースのテント場に着き、直ぐ先より徒渉となるが、水成岩のきれいな河床で普段水
量は浅く広がっているので登山靴を履いたまま渡れることが多い。左岸の大きな岩棚
を乗り越して少し行くと川幅の狭まった所で石伝いに右岸に徒渉となる。クマザサの中、
の窮屈な歩きとなり程なく2張りは張れるテント場があり、ツガの美林が迎えてくれる。
生い茂ったクマザサを抜けるとモチダ谷(出合が現われる。
 対岸(左岸)の下方のクマザサの中へ、金山谷・権七小屋谷・中瀬松谷への縦走路
続いている。
 徒渉地点(モチダ谷出合)には小さな道標を設置しています。
          
大崩山へは左岸へ徒渉してモチダ谷沢際を少し遡ることになる。沢(沢沿い)の石はコ
ケが生えて滑りやすいので、あわてず歩幅を小さく、重心を確実に移動させ、十分注意し
て歩いてください。モチダ谷出合から約30分で大滝に着きますが、右側の小さな空沢に
入れば大滝を素通りしてしまいますので、近づいたら気をつけながら歩くことになります。
大滝を眺め一休みしたら、ほんの少しだけ元きた道を戻り、右横に高度を上げながら大き
く巻く
ことになります。巻き終わるとモチダ谷のナメが続き、眺めるだけで気持ちよさそうで
す。更に登ると小滝が二つほど続きます。
左岸のクマザサ沿いに上り詰めて行きますが、時には道がとぎれたりしますので、注意
して赤布を確認してください。
            
横岩屋は注意して行かないと見落とす恐れがある。登山道は岩屋の前を通らないから
である。現在の登山道は岩屋の後ろに付いているので、クマザサの間を注視していない
と気がつかない。一分もかからない位で横岩屋分岐七日廻岩入り口→.上湧塚方面
つきます。                                           
沢の樹木に小さな道標が結びつけられ、左(七日廻岩方面)から小谷が流れているが、
 ここも要注意だ。沢は広がっているので小谷は分りにくい。小谷は七日廻り岩(バイバ
ス)への入り口だ。その小谷出合いには赤布が2,3本しっかり結んであるので初めての
人は湧塚コース(モチダ谷バイバス)へのバイバスを確認しておくのもよいだろう。ここか
ら七日廻り岩の大きな岩峰が仰げる。

 時間切れか、疲労困狽の時は大崩山山頂をキッパリあきらめ、七日廻岩から
湧塚コース
へ廻った方がよいだろう。稜線までは意外と近く500メートルちょっと
で湧塚コースに上がる。

横岩屋分岐から左岸を歩くと俣に着く。流れは真っ直ぐが本流のようだが、右支流入
り口の樹木の枝に小さな道標が吊り下げてある。道標に従って右の沢に入ろう、
沢の中のケルンや赤の目印を見ながらコースを選んで左岸に行ったり右岸に渡ったり
しながら行くと沢は細くなり最後は左側に取り付く。登りは段々きつくなり昭和35年5月
大和航空機の遭難した場所に着く。今でも機体の破片が散乱しており、機長他3名を追
悼する碑がある。岩肌にびっしり付いたコケの道を登ると、歩きづらいガレ場の難路とな
り、最後にクマザサを抜けると湧塚コースの登山道にぶつかる。大崩山頂上へは右の
ルートへ登り、湧塚岩峰群へは左へ下ることになる。
                                 
     

モチダ谷
横岩屋分岐七日廻り岩(バイバス)上湧塚

横岩屋分岐から七日廻り岩が望める小谷に足を踏み入れる。沢水は流れてい
るので歩き易い所を探しながら歩く。谷が狭くなった所より赤布の目印に従い左
に取り付き急坂を上ると七日廻り岩の下にたどり着く。これより直角にクマザサ
の中へ突入し、それが切れると露岩の上を通りロープにつかまって登る。クマザ
サをかき分けて登るとまもなく湧塚コースに飛び出す。左は上湧塚、袖ダキへ、
右は大崩山頂。この分岐までモチダ谷から約500メートルの短距離である。

注意点
                                         

 *三里河原(吐野)より源流の道標は手作りで小さいので見落とさないこと。    
 *瀬戸口谷、中瀬松谷、権七小屋谷の出合いは分りますが、金山谷出合い
はクマザサのため見落とし易いので要注意。沢出合い(分岐点)は必ず地形図
で確認して下さい。
 *下りは滑りやすいので登りより大変、下りが苦手な人は特に用心しなけれ
ばならない。沢靴利用がお勧め。                                     
 *沢に初めて入る人は、登りより下りに挑戦したほうがいい。何故かというと
沢登りでは、本流と支流(沢二俣)が分らず、どちらを登ればいいのか迷うこと
がある。強いて迷うとすれば、(1)モチダ谷上部では右の沢に入ること/手作り
の小さな道標を木の枝に下げている。(2)権七小屋谷出合から谷に入っての
沢合流地点だろう。ここでは沢を真っ直ぐ行かず、左岸から赤布沿いに右の
沢(右折)に入り徒渉して最初は右岸を登ることになる。                      


E
大崩山⇒二枚ダキコースを下る/登る
  ☆☆☆

このコースは山頂から案外短い時間で下山できるが展望は二枚ダキの肩のみで面白み
が無い。山頂より鹿川越えコースの方に4、50メートル行きクマザサの中に左折する。
二枚ダキ肩までクマザサのトンネルで雨や雪の場合は最悪のコースである。クマザサは
登山道を一部塞ぎ前が見えないのでとても歩きづらい。                        登る場合は上祝子登山口より町道を更に3,400メートル程進み(雨量観測ロボットより
少し先まで車が入る)〜林道分岐/二枚ダキ分岐(手作りの道標あり)より左折して荒れ
た林道跡を約500メートル入ると右に登山口がある。


F
鹿川越え⇒大崩山   ☆☆☆ 

南北へ稜線を歩く鹿川越えのコースは平成4年に全国高校総体が開かれた
ため総体ルートと呼ぶ人もいる。今村橋を渡ってから鹿川キヤンプ場の案内
に従って入り、しばらくで右手方面のキヤンプ場入り口を分け鬼の目山林道
に入る。登山口は林道左側で道標が立っており、今村から約5キロメートルで
ある。林道はあんまりよくない。コースはしっかりしているがやぶ漕ぎを覚悟す
ること。登山者は少ない。                    


G
大崩山⇒瀬戸口谷を登る
/下る  ☆☆☆

三里河原/吐野で徒渉したら(徒渉しなくてもよい)約1キロで瀬戸口谷出合いなので、
右折となる。石が転がる沢の中を歩き易いルートを見つけながら緩やかに登って行く。
主に左岸を歩くことになり道しるべは赤布である。途中カーブするところで滑りやすい
箇所があるので用心しながら歩く。夏木山分岐に段々近ずくと黒岩滝が立ちはだか
るが、水量は少なく正面右側に取り付きがあり、細いロープが設置してあるのでそれ
を利用して滝を登ることになる。初心者でも大丈夫だろうが、リーダはそれなりの細引
きを必ず準備してほしい。左岸を歩くと程なく一箇所少し高巻きして下りる。そのあと
右岸に渡って更に進むと瀬戸口谷は左にカーブした要山〜夏木山への分岐に着き、
小さな道標が設置してある。沢の真ん中にも道標が吊り下げてあり、右の斜面の転が
る岩の間から少量の水が流れている。沢らしからぬ沢なので見落とさぬこと。
 水流はこの夏木山への分岐点から少し行った左の支沢に出合ったところが最後の
水場になる。上流にも水はあるかもしれないが汲みたくなるほどの場所ではない。
後は沢の中の歩き易いルートを選んで登って行くだけ、途中沢の中にサワグルミの
巨木がデンと居座っている。枯れ沢の中は歩き易いが水流が無いのが寂しい。
 九州の国有林も例外なく伐採が行われてハゲ山と化してしまい、今では稜線にかろうじ
て原生林が残っている状態だ。瀬戸口谷と反対側の大吹谷側は林道が走り伐採が進ん
で見る影も無い。沢があるからと水の補給は安心出来ない。途中から枯れ沢は細くなり
クマザサの群生地を歩くことになり、右側に人が入れる程開けた所のクマザサに赤布が
結んであるので、そこよりクマザサの中へ足を踏み入れる。数分は道らしい道があるが、
突然クマザサが立ちふさがるので、これからが正念場で覚悟してやぶ漕ぎへ突入しよう。
このコースも登山者は時々はあるので獣道?みたいについていると思う。しかし、とても
背丈の高い丈夫なクマザサが密生しているので、その間をすり抜けるのは至極大変で
ある。クマザサのやぶ漕ぎ経験者はまだいいが、初体験者はそのやぶ漕ぎの凄さに圧
倒され躊躇されるであろう。中には、このやぶ漕ぎを突破出来ず上祝子登山口に引き返
した登山者もあるという。それ位難儀するクマザサの密生である。このやぶ漕ぎをクリヤ
出来れば、やぶ漕ぎ卒業証書を授与されてもいいだろう。                                        
五葉岳・お姫山の鞍部(登山道)までは意外と近いのだが最後の難路で疲れも一気に倍
増する。我慢して両手で必死にやぶを漕ごう、このやぶをやり遂げると、どんなやぶでも
恐くないだろう。突破すれば達成感を味わうこと間違いなし。


H
大崩山⇒中瀬松谷を登る/下る  ☆☆☆☆
 
モチダ谷出合いを徒渉したら原則的に源流金山谷の右岸のクマザサの中の歩きとなり
約1.2キロ、50分程で中瀬松谷出合い(金山谷入り口)に着く。金山谷出合いはクマザ
サにさえぎられて登山道から直接見えないので見落とし易い。そのために小さい手作り
の道標が右側に吊り下げてある。これより更に800メートル、30分程歩くとナメの権七
小屋谷出合いである。河床の花崗岩を清流が洗い疲れを癒してくれる。(この出合いよ
り権七小屋谷を1時間15分程遡ると大崩山〜鹿納山の縦走路に到達する。このコース
を利用する登山者も多い。先ほどの出合いからは右岸を歩くがクマザサの中は、はっき
りしない所もあるので注意しながら歩いてほしい。平ら谷出合い上部はきれいなナメが
続き見飽きない。赤布の目印を頼りに右岸から河川の中の歩き易い所を見つけながら
徒渉したり左岸に渡ったりしながら少しずつ高度を上げて行く。途中小滝が幾つかあり、
モチダ谷へのバイバス道を分ける。これからは主に左岸歩きで苔むした大きな岩石が
転がりその間を抜けたり越えたりと気が抜けない。高度を上げるにつれ谷は狭まり歩き
づらくなる。ルートを定め足元をしっかり見据えて歩くと急斜面のガレ場に達する。ジグ
ザグに登って行くと大きな木の枝に道標が付いている。最後はクマザサの中へ入り、
かき分けながら進むと宇土内谷からの登山道にぶつかる。この中瀬松谷入り口より
(7、80メートル下れば鹿納山〜お姫山〜五葉岳への縦走路となり、高千穂山の会の
道標が立っている)、大崩山山頂へは更に450メートル程登ると湧塚からの登山道が
左側より交わる三叉路である。右折して展望のよい石塚へと向かうと、左側クマザサの
中に一箇所幕営地がある。目の前に岩が現われるので、そこを越えると腰掛け
るのに丁度よい露岩があり石塚となる。大崩山山頂は展望が全くきかないので、登頂の
記念写真を収めたら石塚まで戻って昼食を摂るグループも多い。晴れた日には遠く由布
岳、鶴見岳、阿蘇、くじゅう連山、祖母連山等が眺望出来る。


下り
の概要
(1)山頂〜石塚〜宇土内谷登山口〜中瀬松谷入り口(小さな道標)
(2)クマザサの中〜ガレ場をジグザグに下る〜狭い谷〜横岩屋への道〜ヒメシャラと苔
むした岩道〜
(3)ナメと二箇所の小滝で気持ちよい本流〜右岸/左より平谷合流〜クマザサ右岸(こ
の付近迷わぬように気をつけて)〜
(4)権七小屋谷出合〜約800メートルで中瀬松谷出合/金山谷入り口〜モチダ谷出合
〜徒渉〜
(5)直ぐにキヤンプ場に着く/ツガ美林〜左岸へ徒渉〜岩棚〜清流が浅く広がり登山靴
を履いたまま右岸へ徒渉〜テント場〜瀬戸口谷出合/右岸をそのまま〜吐野/徒渉〜テ
ント場〜五葉の尾スラブ〜左岸を上祝子登山口まで
                                


I
金山谷
を登る   ☆☆☆☆

このコースは初心者向きではなく、二俣以降大きな風倒木が沢を塞いでいるので大変
歩きづらい所がある。初めて踏み入れる時は時間に余裕を持って入渓してほしい。稜線
までの後半の急坂は大きな岩が転がっておりとても歩きづらい。   


J
権七小屋谷
を登る  ☆☆☆☆

三里河原をえて鹿納山を目指すコースとして登山者は多い。権七小屋谷出合からは
左岸沿いに進む。沢は緩やかに登り右岸にも徒渉する。左岸の平坦地にクマザサが
まばらになった所がテント場で幕営の場合は適した場所を探すこと。左岸をそのまま
進むと右から沢(権七小屋谷)が合流するので、その沢を徒渉してその沢沿いに上部
を目指す。樹木に赤布が結んであり心配は要らない。最初はいいのだが、高度を上げ
るにつれガレ場と化し歩きづらい。目印を確認しながら本流を滑らないように慎重に歩
こう。稜線(大崩山〜鹿納山縦走路)まで約100メートル地点の谷の右側(左岸)には、
岩の中からが流れ落ちている。100%保障は出来ないが、縦走者でどうしても水が
ほしい場合は下りても損はないと思う。距離にして約200メートルの労費?で済む。
最後の急坂をクマザサにつかまって上ればテントが2、3張り設営できる稜線に出る。
大崩山〜鹿納山〜お姫山の縦走路で鹿納山(鹿納坊主)まで20分足らずの距離だ。                                                   


K
瀬戸口谷から夏木山
へ登る  ☆☆☆

書店等で一般に市販されている地図にはこのコースは記載されていません。
松下作成の大崩山地図には大崩山山域の一般的全ルートが記載されています。
祝子川・美人の湯、道の駅うめりあ、日之影町の河鹿荘、福岡のラリーグラス、
キャンプ大宰府インター店、熊本のシェルパ、熊本紀伊国屋書店
で販売しています。                                 
 *大崩山・五葉岳・夏木山 登山道案内図  縮尺1:25,000 A3×2枚セット 
              国土地理院承認、             \400円で販売中 
             コース案内
 (1)瀬戸口谷左カーブ地点に「要山・夏木山」の道標あり(沢の真ん中にも吊り下げて
ある)。 
 (2)入り口は水量が少しあり石がゴロゴロした沢らしからぬ沢を登ると沢巾が広がり
明るく開ける
 (3)沢が明るく開け腐れた風倒木のある場所が要山・夏木山への入り口なので、
要注意のこと。ここでは、沢を真っ直ぐに登らないこと。クマザサが生い茂っている右側
斜面の方を探すと目印の赤布がクマザサに結び付けてあり、小さく掘れた沢溝沿い
(右側)が登山道だ。
 (4)沢溝から離れ左に取り付きクマザサの中に入り高度を上げるとブナ林が広がり
クマザサ道はなだらかになり短い尾根沿いに変化したコースをたどる。時折シャクナ
ゲが姿を見せる。クマザサの間を抜けると平坦な三叉路に出る、要山分岐だ。          
 (5)左は五葉岳(1時間半)・兜巾岳(2時間)への道。夏木山へは右折で短い下りにな
 り木の根っこを越えて進みツクシアケボノの木が見えると夏木山の山頂は直ぐそこだ。
なだらかで広い山頂部で二等三角点がある。山頂のツクシアケボノツツジが身頃の4月
29日には宇目町が夏木山山開きを行っている。



L
喜平越谷⇒木山内岳  
☆☆☆

入り口は水量のある谷の左岸を登ることになる。小さな道標があり、いきなりの登
りであるが、少し行くと岩屋があり沢の直ぐ横をたどる。樹木には時々赤布が下げて
あり登山道の目印である。見落とさないようによく確かめて歩くこと。中間地点を越す
頃水量の少ない小沢に出合うので、それを渡って上部を目指すと右前方に空沢が
見えるが、そちらには行かぬこと。登山道は少し左に寄ってから少し登り、左の巾の
ある沢に下りることになる。水は左岸側に流れている。ここまでの5〜10分間の登
山道が迷い易いので十分注意すること。沢には赤布やケルンがあるのでそれに沿っ
て登って行く。直ぐ水も無くなり空沢になり歩き易い。谷は急に狭まり勾配も急になり
土砂に埋まっているので滑らないように一歩一歩着実に高度を稼ぎ、途中から左の
樹林帯に這い上がって(谷を直登してもよい)一気に鞍部を目指すと10分もしないで
クマザサ生い茂る観音滝からの登山道に出る。観音滝、藤河内渓谷は鞍部からクマ
ザサの中を左方向へ120メートル行き右折して谷を下るコースである。
 喜平越谷から登り上がった鞍部は、クマザサが密生し木山内岳はこれより右へ急
坂を登ることになる。一休みしたいところだが適当な場所がないのでゆっくり登り樹林
が切れた辺りで休憩しょう。シャクナゲが群生している所を抜け山頂を目指すと広葉樹
の大木が生い茂っている。山頂には三等三角点が埋設されその回りは切り開かれて
いるがクマザサに囲まれ展望は全くきかない。鞍部から山頂までゆっくりで30分である。
山頂は宮崎県と大分県に位置し主稜は東を桑原山に、北西から北に向かって夏木山、
鋸切尾根、新百姓山、杉囲大明神/杉ヶ越え(下はトンネルで日之影・宇目線が走って
いる)をえて、アップダウンの激しい尾根が傾山に連なっている。    
周 回 コ ー ス 十分な体力と早立ちがを要求される。                                    


M
宇土内谷登山口〜縦走路分岐〜大崩山山頂〜縦走路分岐〜鹿納山〜鹿納谷
登山口〜比叡山林道〜宇土内谷登山口             ☆☆☆
宇土内谷登山口より最短コースで大崩山山頂に登った後、宇土内谷方面に戻り、
高千穂山の会が設置した道標を見て縦走路に入り、新たに伐採されたクマザサ
の稜線歩きとなる。アップダウンがあり短い急登だが少々堪える。やせ尾根で鹿納
谷登山口を左に見送り、下りとなり露岩付近では足元に注意して歩くこと。ここから
鹿納坊主が眼前に姿を現す。展望を楽しめるコースで、最後に鹿納山(鹿納坊主)
のテッペンに登り360度の眺望は大崩山湧塚岩峰群、祝子川源流の谷、七日廻り
岩、お姫山方面の縦走路が一望できる。4月末頃にはミツバツツジ、ピンクのツクシ
アケボノツツジの名花に会える。早発ちすれば出発した宇土内谷登山口に一回りし
て戻ることができる。歩程距離は約15キロ。  


N
湧塚コース(または坊主尾根〜りんどうが丘)〜モチダ谷バイバス分岐〜七日
廻り岩〜モチダ谷横岩屋〜大滝〜モチダ谷出合〜三里河原/瀬戸口谷出合〜
吐野〜大崩山荘〜上祝子登山口                ☆☆☆☆

岩峰群を楽しんだ後、モチダ谷と大滝、三里河原の渓谷を楽しめるコース。山頂を
パスしモチダ谷も沢の中間から入っているので時間的にも大分短縮できる。


O
上祝子登山口〜大崩山荘〜吐野/三里河原〜権七小屋谷〜鹿納山〜お姫山
〜五葉岳 〜瀬戸口谷〜吐野/三里河原〜大崩山荘〜上祝子登山
   ☆☆☆ 

山中一泊コースです。体力と豊かな経験、ルートファインディングの能力が要求される。
ロングコースで健脚向きです。権七小屋谷登りのガレ場、瀬戸口入り口からの大変な
クマザサやぶ漕ぎがあります。しかし‘案ずるより易し‘かもしれません。               早発ち・早足の人は日帰りで一周出来るしょう。瀬戸口谷の要・夏木山分岐〜尾根取り
付き
で注意して登れば(K瀬戸口谷から夏木山を参照のこと)大丈夫でしょう。後は下りで
瀬戸口谷入り口のクマザサやぶ漕ぎが待ちかまえています。短い距離ですので頑張って
下さい。また夏木山分岐の下流で左岸を一箇所高巻きした後、黒滝がありますので左
岸より用心して下りて下さい。細引きがセットされています。ここを過ぎれば後はスリップに
注意しながら主に左岸歩きとなります。登山靴はまず脱がなくていいでしょう。  


P
祝子登山口 〜大崩山荘〜三里河原/吐野〜瀬戸口谷〜五葉岳〜お姫山〜
ブナ巨
木 〜鹿納山〜権七小屋谷〜三里河原/吐野〜大崩山荘〜上祝子登山口
 

Oの逆コース ☆☆☆☆


Q
上祝子登山口 〜大崩山荘〜三里河原/吐野〜瀬戸口谷〜要山・夏木山分岐
〜(往復)
〜夏木山〜五葉岳〜瀬戸口谷〜三里河原/吐野 〜大崩山荘〜上祝子
登山口
    
        
 KGの説明を参照のこと。早発ちすれば日帰り出来ます。      ☆☆☆☆ 


R
上祝子登山口 〜大崩山荘〜湧塚コース(又は坊主尾根)〜大崩山山頂〜縦走路分岐〜
鹿納谷分岐〜権七小屋谷分岐〜鹿納山〜お姫山〜五葉岳〜瀬戸口谷〜三里河原/
野 〜崩山荘〜上祝子登山口                          ☆☆☆

S
上祝子登山口 〜大崩山荘〜湧塚コース(又は坊主尾根)〜大崩山山頂〜縦走路分岐〜
鹿納谷分岐〜鹿納山〜お姫山〜五葉岳〜要山・夏木山分岐〜(往復)〜夏木山〜瀬戸
口谷〜黒滝〜瀬戸口谷出合〜吐野〜大崩山荘 〜上祝子登山口
    ☆☆☆    

大崩山魂の主峰に登り、祝子川を囲む山々を縦走する超ロングコースです。グループで
テント持参の山行が行われ、幕営地は権七小屋谷分岐か鹿納の野となる。逆コースでも
計画されている。

*権七小屋谷分岐から谷に100メートル約8分下ると左岸の岩より湧き出ている
      
 

バリハイコース 


小積谷コース
       岩登り経験者のみ。2004年6月:台風6号、7月:7号の影響か、
小積ダキ北面が崩壊し、小積谷に落石のため入渓危険。
                        ※2005,4小積谷遡行をご覧下さい  

小積ダキ中央稜登攀  岩登りの技術が卓越した人、岩登り熟達者


小積ダキ中央稜登攀2 西都山岳会「NAMAさん」の貴重なレポートです。
               なおこのページは水流渓人さんのHPに直接リンクしています。
                            水流渓人さんには心から感謝いたします。