立 志 編



1999年 8月8日

日本最大の フィギュアの祭典 「ワンダーフェスティバル」
(通称 ワンフェス )へ行った!

すごい! フィギュアは凄い!

日本に生まれて良かった! オタクになって良かった!

俺もやりたい!!
やるぞ!
とにかく やる!

さっそく 秋葉原 ボークス へ行って
フィギュア作成の本と道具を買ってきた。

やるぜ!



1999年 8月9日


フィギュア 粘土細工 だ!
…とフィギュアの本に載っている。

あの、素晴らしく、美しく、カッチョ良く、
色っぽいフィギュアが、粘土をこねて、作ったものだと!?
本当か?

というより、初心者の俺には、この本に書いてあることを
信じるしかない!

紙粘土 (450円)をこねて、

いきなり、女の子の顔を作る!

紙粘土で 大まかな形を作り、 乾燥させた後、 カッターで削る。
削りすぎたら、また紙粘土を盛り付け、再びカッターで削る



なんじゃ! こりゃ!!
鼻が もげた!



柔らかすぎる! もろすぎる!
紙粘土は扱いずらいぞ!


さらに、素材が なので 表面はガビガビ になるし、
第一、乾燥させても、 を付けると、すぐに フニャフニャ になるし…

何か良い素材はないものか!!

でも、本には「初心者は紙粘土を使え」と書いてあるし…
う〜ん…




1999年 8月10日


エポキシ・パテ だ!

これだ! この素材は便利だ!





エポキシ・パテは、 二つの粘土 混ぜ、

数時間 すると のように 硬くなる ものだ。







二つの粘土を混ぜるのは、二つの成分を混ぜ、化学変化を起こさせ、
これによって、硬化させるというものだ!

この固まるまでの時間で形を作り、固まったら、削るのだ!

さらに、ゆっくり固まってゆくので、
チーズくらいの硬さの時 に削りを入れると、 綺麗に削れるのだ!!

完全硬化した後でも、カッターで削れ(硬いので削りにくいが)、
時間さえかければ、それなりの感じになる!

ちなみに俺が使ったのは、 ミリプット・エポキシ・パテ (750円)というやつ


後は 紙やすり で丁寧に 磨けば、
ツルツルの表面 になる!
(耐水性の紙やすりで 水研ぎ をすると、ほこりも出ない!)

これだ!

難点は固まるまで、3時間くらいかかる事と、
(この時間は、ただひたすら待つだけ)
多く混ぜてしまうと、パテが無駄になるという事だけだ!

やるぜ!



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