「髪の見えざる手」編




1999年 8月22日


髪の毛 を作る。
が、どうやって作って良いのか わからず、
エポキシ・パテを 盛って から 削る 作戦に出る。

要するに(ヘルメットみたいな)おかっぱ頭を作り、
後で髪の毛の流れを削り込む作戦だ!

ワクワクしながら、髪の毛を削ってみると…

か…硬い!
エポキシ・パテは
髪の毛を削るには
硬すぎる!!


何の、 根性!! どうだ!?


ぐはっ!! だめだ!
髪の毛のシャープな感じとは ほど遠い、
ガタガタ ヘナチョコ デコボコ髪の毛
なってしまったではないか!

これでは、髪の毛の流れを作るどころではない!

まったく方法論がわからず、髪の毛はガタガタになる一方だ!
…途方に暮れる。




1999年 8月23日

エポキシ・パテは硬すぎて、髪の毛には不向きな気がする。
そこで、 通常のパテ を使ってみる。

ドロドロのシンナーまじりのパテを髪の毛のベースに盛りつけ、
固まったら(約10分、早い!)、カッターで削ってみる。

おおっ! 削りやすいぞ!
この調子なら…

ガガガガガガガーーーン!!!

髪の毛の 先っちょ 削って しまった!!!!!
しかも、4個所くらいを いっぺんに!

自分が思い切り 不器用な ことを 痛感!
何もかも やる気がしない。

恐怖の大王…早く落ちてこい…




1999年 8月24日
一晩寝たら、 冷静 になった!



平面ベース作戦 を 髪の毛に 応用 してみる。


髪の毛の ブロック(一房) を 薄くスライスした様な 平面ベース を エポキシ・パテで 7個くらい作り
これを に合わせて 毛先を調整 する(削る)。



さらに、紙やすりで磨き、各平面ベースを
瞬間接着剤 張り合わせて、 再調整!!

最後にエポキシ・パテで、各平面ベースの 間を埋める という方法だ。


おお!
髪の毛っぽく 見えてきたぞ!

さらに、髪の毛の間を 埋めながら、
髪の毛の 流れを増やしてみる。

なんと、 楽勝 ではないか!

髪の毛の平面ベースがすでに硬化しているため、
この間にエポキシ・パテを詰めても、
流れが変らないのだ!


しかも、髪の毛の 先っちょ
エポキシ・パテの強度のお陰で 無傷だ!

これだ! 行け!
恐怖の大王、落ちてくるなよ!





1999年 8月24日
前髪 の中央部が 完成 する!


ここまでくれば、 出来たも同然、
いや出来た!
(出来てないって!)



ここでフィギュアは一休み、
「正規版シナリオくん」の本格作成に入る。



なぁに大丈夫!

もう出来たも 同然 だから!!





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