7月上旬

 いくつか嫌な夢をみる。そのうちのひとつは最悪だった。目覚めても感覚抜けず。おぞましくてたまらない。不快感に追いたてられる。
 波長があった本しか購入できない。そのなか、帰宅後、波長がずれ読めずに放置されたものがいくつかある。さらにそのなか、読めば自身追いつめ精神的に傷つくであろうものがあり、そういうときに限って、このタイプの本しか手にとることができない。
 わかっていても、読み、精神的に深みに嵌る。そして突然、なにひとつ、何もできなくなる。することのないできないその数時間の恐怖、恐怖感に襲われる。なにかないかと必死で探るがなにもわかず、押しつぶされそうだ、跡形もなく裂けてしまいそうだ。怖い。怖い。怖い。
 ゆっくりとではあるが、私は過去から一歩ずつ前へ歩んでいるはずだ。だが、日々のなか、いったいなにができるようになったというのだろう。私の日常にあるのは、時々の鑑賞と読書のみ。時間が自分を置いてながれていく。そして望みもしないのに時折傷口がばくりと開き、苦しめられる。前へ歩んでいるはずななのに、おかしいね。
 少しでも前へ。けれど方法がみつからない。臆病なのだろう。

7月下旬

 夏用の敷物を購入。イグサへの薬品使用を抑えたものを購入したのだが、残念ながら軽い頭痛と気管の腫れを感じる。シックハウス恐るべし。ダメだったか(やはり)。家のなかに置いておけない為ベランダにだし、丸二日天日干しにする。臭いをとばし、使用可能に。

7月の事

 残念ながら、けっきょく書けず。机の前に座ることもできず。
 合唱団の練習、行けずに終わる。

 夕刻の買い物。食品売り場。
 ヨーグルト売り場にて、ふいに足が止まる。
脳内の会話。
 「ん?どうした?」
 「ヨーグルト」
 「プレーンヨーグルトですね」
 「だな。食いたいのか?」
 「ん」
 「そういえば、うけつけなくなってからかなりたちますね」
 「ためしに買ってみるか」
 「これが妥当でしょうが…。これでいいですか?」
 「ん。それがいい」
 かくして、プレーンヨーグルト復活。