9月のこと

書く感覚を完全に失う。
音も聞こえない。気配もしない。どうして。

誰にも会いたくない。誰とも話したくない。
仕事にも行きたくない。やめたい。
これは危ない状態。誰かにSOSをださなければと思うのに、電話したくない。とにかく
誰とも接触したくない。

穴を何でこんなことで埋めようとするのか解らないが止まらない。バカなことだ。だがどうしようもない。

テレビの音も嫌。少し前までは音がなくてはおちつかなかったのに、逆の現象が起きている。 時折ひとつだけ聴ける曲。オペラ”ラ・ジョコンダ”のアリア。”自殺”をくりかえすこと有り。

元気。たぶん元気。おもてむき元気。皆の望む通り。

一日中おちつかず、部屋のなかをうろついている。じっと座っていること無理。何かしなければと思うものの、本棚の前を行ったり来たりしても読みたいと思える本をみつけられず。たまにひろい読み。

後期講座の案内来る。興味のあるもの、いくつかあるが、どうしても申し込めない。たとえ申し込めたとしても、行く自信ない。

理由のわからない涙ぼろぼろこぼれ、泣くこと有り。