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日本の楽しみ方

ここでは、普通のガイドブックには書いていない(と思う)、今の日本を楽しむポイントと、そのコツを書いています。特に、外国人の方必見だよ!!


いち、電化製品を買う
多くの外国人が、日本で電気製品を購入する際に訪れるのが、秋葉原。外国人にとっては、秋葉原は今でも電気製品を買う場所として残っているようです。

しかし、都心に住む日本人の秋葉原のイメージといえば、「オタクの聖地」というもので、しかも割安感も薄れたため、電気製品を買う場所としてのNO1ではありません。

では、どこで買っているのでしょうか?それは、「ヨドバシカメラ」「ビックカメラ」という、主要大都市のターミナル駅前に立地する2大家電量販店です。私も以前は掘り出し物を買うために、秋葉原をぐるぐる回ったものですが、今ではまずは「ヨドバシ」に行き、次に「ビック」で比較をし、どちらか安い方で買います。

皆さんも、旅行の際の時間節約の意味で、電化製品を買うときには秋葉原ではなく、この2店だけに絞ってはどうでしょう。(ただし、オタクカルチャーを体験したいときは、絶対秋葉原だよ!!)





に、マンガやアニメ関連グッズを買う
アニメの殿堂といえば、もちろん秋葉原ですが、外国からの旅行者の中には、残念ながら東京に立ち寄れない人もいると思います。

しかし大丈夫。秋葉原に行かなくても、アニメのフィギュアやマンガ本をお手軽に手に入れる場所があります。

アニメ関連のフィギュアなら「まんだらけ」。東京だけではなく、札幌や名古屋、大阪、福岡に支店を持つこの店では、かなりマニアなマンガ本から、様々なアニメグッズが手に入ります。

もう一つは、「BOOK OFF」。中古の本を販売している全国チェーンなのですが、日本のマンガ本を豊富に取り扱い、しかもかなり安く、1冊100円から買えます。本のコンディションも上々なので、私もよく活用していますよ。



さん、ラーメンを味わう
アジアを中心に、日本のグルメ番組が流されているせいか。日本旅行の中で、ラーメンを楽しみにしている人も多いようです。

ラーメンは全国それぞれに独特の味があり、これがいわゆるラーメンというものはありません。例えば九州地方では、細麺にトンコツ(豚の骨)ベースのスープで合わせたラーメンが一般的ですが、京都ではトンコツベースのスープに醤油を加えた醤油トンコツのスープが多いようです。

でも東京でば、全国各地の名店の味が楽しめますので、目に付いたお店にトライしてみてください。

以下のお店は、私が普段良く行くお店です。これらは有名店で、支店も充実していますので、清潔で入りやすそうなお店を見つけたらどんどん入ってみてください。

A. じゃんがらラーメン(原宿の他、赤坂や秋葉原に支店があるトンコツラーメンの有名店。香港や台湾では既に有名店のようで、週末になると多くの中国語のガイドブックを手に、列に並んでいる彼らを見かけます。)

B. 一蘭(福岡発祥の、カウンターのみで一人一人敷居で仕切られた面白い造りのラーメン店。クセのないクリーミーなトンコツスープが癖になります。)

C. むつみ屋(北海道発祥の味噌ラーメンの有名店。十数種類の野菜をじっくり煮込んだスープをベースとした、味噌ラーメンとは思えない上品な味わいが楽しめます。)







よん、回転寿司を味わう
最近、世界的な健康ブームに乗って日本食が注目されるようになり、その代表格が寿司だと思います。

日本では、カウンターに座って、板前さんにじかに握ってもらう寿司は高級品で、それほど一般的ではありません。しかも、外国の人にとっては、言葉の問題もありますし。

しかし、全国のあちらこちらに見られる回転寿司なら、こうした悩みは不要です。多くの店では、最も安い寿司ネタは。一皿100円ほどですし、ネタの名前を覚える必要もありません。くるくる回るレーンから、美味しいと思った皿を取り出せばいいだけですから。

日本食の一端をリーズナブルに味わう上で、回転寿司は、日本旅行をするときに、外せないアイテムだと思いますよ。



ご、定食を味わう
わたしが10年ほど前、イギリスに滞在していたとき、多くの現地の友達に、日本旅行に行きたいと思うかと聞くと、その多くは"Yes, but....,"というものでした。そのButの中身は大きく2つ。

一つ目は移動時間の長さ。彼らにとって、飛行機で10時間以上移動するというのは、想像しがたいことのようです。そしてもう一つが、"Expensive"つまり物価が高いというものです。日本の高物価神話は多くの人の心の中に健在なのです。

でも、個人的には「本当かな?」と思っています。旅行の際の主な支出源は、食費、宿泊費、交通費の3つです。このうち交通費はJRパスを使えば安く上がりますし、宿泊費は、ビジネスホテルやOrange Innのようなドミトリーを使うことで解消します。では食費は?

特に高いといわれる食費の悩みを解消するのが、定食(諸外国ではOne Plate Dish)です。定食を扱うお店は、どんな小さな町にも必ずあり、栄養バランスが取れたボリュームたっぷりな食事を、1000円以下という極めてリーズナブルな価格で味わえます。

なるべくお金を使わずに日本旅行を楽しむために、「定食”TEISYOKU”」の文字は必ず覚えてきてね!!



ろく、お酒を楽しむ
フランスやイタリアに行けばワイン、ドイツに行けばビールというように、外国を訪問するとき、現地のお酒を楽しむというのは、大きな楽しみの一つです。

日本に来たらぜひ味わってもらいたいお酒は、日本酒と焼酎ですね。

日本酒は、米を発酵させて作った、アルコール度数16度ほどのお酒ですが、ブランドの数は全国に数千、辛口から甘口まで味も様々です。

一方焼酎は、麦やサツマイモ、米などの原料を発酵させ、蒸留して作った、アルコール度数25度ほどのお酒です。これもブランド数は全国に数千、原料や用いる蒸留手法により、様々な味や香りを楽しめます。

最近日本では、健康にいいとか、日本酒よりも二日酔いしないということで、焼酎が人気です。Orange Innでも、代表的な銘柄の焼酎を安価で提供していますので、ぜひTryしてみてください。



なな、野球を観戦する
世界で最も人気のあるスポーツはサッカー。日本でも最近サッカー人気は高まりを見せていますが、サッカーと並ぶ人気を維持しているのがプロ野球です。

もし、あなたが野球に興味があり、かつ4月から10月の間に日本を訪問するのであれば、是非野球のスタジアムに足を伸ばしては如何ですか?

チケットも最も安いもので1500円〜と極めてリーズナブルですし、2006年春に開催されたWorld Baseball Classicで世界一に輝いただけあり、実力も折り紙つきです。

公式戦が行なわれるスタジアムは、全国主要都市に立地していますので、ぜひTryしてみてください。



はち、相撲を観戦する
外国人が日本の伝統的スポーツとしてイメージする相撲。でも、最近事情が大きく変化してきています。

イギリスのプレミアリーグのように、相撲力士の国際化が進み、幕内力士の多くが日本人ではなく、モンゴルや東欧諸国出身の力士で占められているのです。

とはいえ、相撲のルールやマワシを締めた独特なスタイルはそのままですから、日本の伝統もしっかり体験できますよ。

相撲の本場所は毎年、1/5/9月は東京、3月は大阪、7月は名古屋、11月は福岡で開催されます。チケットも以前とは違って当日券でも入場可能なようなので、是非日本の伝統的な格闘技をじっくり味わってみてください。



きゅう、サッカーを観戦する
2006年ワールドカップで、1次予選で敗退してしまい、世界との実力差を露呈してしまった日本サッカー。

でも、日本国内でのサッカー人気は高まる一方ですし、スコットランドのセルティックで活躍する中村俊介や、ドイツのフランクフルトのストライカー高原直秦のように、世界で活躍する選手もどんどん出てきていますので、サッカーに興味があるのであれば、是非スタジアムに足を運んではいかがですか?

各国のプレミアリーグに当たるJリーグは、全国各地を本拠地とする18チームで構成され、2007年のシーズンは3月から11月にかけて開催されています。

また、毎年12月に世界6大陸のクラブ王者が集まって開催されるClub World Cupも、2007年までは日本で開催されますので、こちらも如何ですか?



じゅう、ジャズを鑑賞する
こう書くと、「日本で何故に・・・?」と思われる方もいるかもしれません。

しかし、日本は世界に名だたるジャズ王国。サックスの渡辺貞夫や、ピアノの秋吉敏子に始まる世界的なジャズプレーヤーを生み出し、現在でも数多くのプレーヤーが世界中で活躍しています。

しかも、日本はジャズのCDセールスでも世界有数で、毎年多くの著名アーティストが来日し、東京南青山の「ブルーノート東京」などでコンサートを行なっています。もちろん、国内のアーティストのコンサートも全国各地のライブハウスで聴くことができます。

私も、ニューヨークやニューオリンズなどのジャズの聖地ののみならず、ロンドンやパリといった世界中の大都市を旅行した経験がありますが、ジャズを聞ける会場の多さから言うと、東京はニューヨークをも上回ると思います。

世界のジャズ好きの人は、日本でジャズ三昧っていうのもいいかもよ。



じゅういち、ミュージカルを鑑賞する
これも、「日本で何故?」といわれてしまいそうですね。

しかし、日本には、「劇団四季」というミュージカルカンパニーがあり、「キャッツ」や「ママ・ミア」などの世界的に著名なミュージカルの版権を買い取り、国内の主要都市で興行を行なっているのです。

更に、およそ100年の歴史を持ち、世界でも珍しい女性だけで構成されている、「宝塚歌劇団」の興行も見られます。

そのほかに、日本語がある程度理解できる方なら、様々なタイプの演劇が、東京や大阪を中心とする数多くの劇場で、一年中見られます。

ニューヨークやロンドン程とは言いませんが、日本でも、演劇三昧楽しめますよ。ただし、チケットを取る競争は他のイベントよりも激しく、事前に予約しておく方が無難ですよ。