(12日目:9/25)バルセロナ→パリ[飛行機がストライキ]
○前日に予約していたタクシーで、早朝に空港へ行ったけど...
 今朝の飛行機は7時10分発のため、昨日の夜、ホテルフロントに5時半にタクシーが来てもらえるように予約していた。
 チェックアウトも無事に終わり、空港に着いて、エール・フランスカウンターでチェックインをする。
 なんと、受付の女性が申し訳なさそうに、我々の便はストライキで飛ばないと言う。一瞬絶望的になるが、次の便には乗れるとのこと。
 でも、次の便まで3時間も待たないといけない。空港のビュッフェの朝食券を貰ってコーヒーとパンを食べるが、まだまだ時間がたっぷりある。段々と開店しだしたお店をブラブラ回って時間を潰す。
 今日は、パリに着いてから、ルーブルに行って買い物もする予定だけど、3時間が無駄に過ぎていく。
 やっと時間になって、空港を飛び立つ。飛行機はあんまり当てにならないなと思ってしまう。
○広いルーブルを駆け足で回る。
 やっとパリに着き、ホテル(前回泊まったのと同じホテル)に荷物を預けて、急いでルーブルまで行く。
 モナリザやミロのビーナスなどのお約束のものをまずチェックして、他の部屋も駆け足で見て回る。 

 それにしても、ルーブルの観光客のマナーはひどい。フラッシュを焚きまくっている人の嵐。彫刻の側で見ていると、写真の邪魔だからよけろと言ってくる東洋人のおばさん。写真なら自分の街の本屋ででも買え。実物を目の前にして、それを自分の目で見ないで、写真ばかりとっている人の気が知れない。なんだか、疲れてくる。モナリザも大変だな。(ガラスで守られているから大丈夫かな?)
 気を取り直して、他の部屋に行く。さすがに写真とりまくりおじさんおばさんは、そこまでは進出してきていないので、一安心である。
 やっぱり、ルーブルの物量はすごい。次から次へと名画が出てくるが、とても全館を見て歩けない残念だ。

(H)ゆっくり見物できると思っていたのに、時間が短くなって本当に残念。
 20年位前に主人はルーブルへ来ているので、とにかく名所だけ連れて行ってもらう。
○ルイ・ヴィトンの商品が総入れ替えで、目的の品物が買えない。
 2日目にチェックしていた、シャンゼリゼのルイ・ヴィトンへ行く。
 子供から頼まれたモノグラム物を買おうと思ったが、店の商品がパステルカラーのものに総入れ替えになっている。店の人に尋ねても、以前の商品はもう扱っていないという。
 Hは、2日目にパリに寄った時に買わなかったのが悪いと、滅茶苦茶機嫌が悪い。そんなことを言っても、まさか商品総入れ替えなんていうことがこの10日ほどの間で起きるなんて、想定できないよな。
 マドリッド以来、戦友のような気持ちでいたが、今は冷戦の相手になってしまった。

(H)今考えればどうと言うこともないのだが、その時はすごいショック。
 旅の疲れがどっと出たような気分になり、通訳兼ガイドもしてくれている主人に「あなたのせいよ」と言ってしまった。
 私の格言その@「欲しいものは、すぐ買うこと」なんてね。
○ヨーロッパ最後の夕食は、プチ・レストランで
 夕食は、「るるぶ」に載っていた「レゾリヴァード」というレストランでとることにして、何とか電話で予約が取れた。

(H)主人の英語もだいぶ上達したようです。


 このお店は、ユネスコ本部の近くにあって、回りは静かでした。
 地下鉄の駅を降りて、このお店に行っている途中で、ちょうどエッフェル塔がライトアップしていたのが見えた。とても綺麗でした。
 南仏プロヴァンス風の食事が終わった後、タクシーでパリの夜景を楽しみながら、ホテルまで帰った。

(H)夜のパリをこの時私は始めて見る。美しい。さすがだ。
 モンセラの岩山とは違った感動がありました。
←ヨーロッパ各地を歩いている様子を中心にアップしています。