北京→蘭州→清蔵鉄道 |
8月12日(日) |
なんとか蘭州行きの飛行機に間に合いました。
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中国の運転マナーはあまり良くない。
運転に必要なのは、「免許」と「勇気」といわれているらしく、相当強引な運転をしている
北京市内から空港に向かう高速道路で、多重追突で渋滞が発生した。
飛行機に間に合うか心配だったけど、何とか間に合って蘭州へ。 |
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多重追突の一部です。
自己主張の激しい皆さんの間で、ちゃんと和解が成立するのでしょうかね? |
蘭州中川空港に到着
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北京首都空港の一番端っこに停められていた蘭州行きの飛行機に乗って、約2時間で
蘭州中川空港へ着いた。ここは、日本のODA(円借款)により整備された空港。
この空港は、中国で市街地から2番目に遠いところにある空港とのこと。ちなみに1番遠い空港は、ラサのゴンカル空港。今回の旅行で両方とも利用します。 |
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蘭州中川空港の男子トイレにあった標識
トイレの利用時は、「出来るだけ朝顔に近づいて、綺麗に利用して下さい。」ということでしょう。 |
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蘭州の街もマンション建設ラッシュ
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蘭州の山には、近くを流れる黄河から水を引き上げて、灌漑しています。 |
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黄河が現れてきました。水はさすが黄河という色をしています。
蘭州にもマンションがどんどん建っています。 |
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蘭州名物の牛肉麺を食べました。
結構あっさりしていておいしい。大根も入っています。 |
いよいよ清蔵鉄道に乗り込みます。
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プラットホームは階段の上
エスカレータはありません。ポーターのような人がいますが、何だか怪しそうで皆自分で荷物を持ち上げて乗ります。キツイ |
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プラットホームの掲示板
17時15分発です。 |
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車両に付けられているサイドボード。
さあ、これからラサに行きます。
ここは標高1,500m。5,072mのタングラ峠を越えて、3,650mのラサに向かいます |
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乗ったのは、「K917」
これは、デッキ掲示されていた時刻表。
これから、2188kmを29時間35分かけて走ります。
ちなみに、この距離は、JRだと鹿児島から青森までと殆ど同じ。新幹線を使って走ると、約12時間で行けます。 |
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切符は、席毎のカードに取り替えられ、下車時に返される。
これで、それぞれの席の乗客がどこまで行くのか個別に把握できる。
切符の入手は相当難しいようで、ヤクザが暗躍したり、殺人事件が起こったりしているそうです。
後日、使用済みのこの切符が欲しかったのですが、現地ガイドの方は「会社に提出しないといけない。」とのことで、もらえませんでした。 |
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寝台車
軟臥(二段ベッド)は、確保できなかったようで、硬臥(三段ベッド)になりました。中国の若夫婦と同室です。
通路には、椅子が付いていて、ここに座って外の景色がじっくりと見れます。 |
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ベッドにはカーテンが付いていません。
添乗員の方が、持ってきた布を就寝時にガムテープで貼ってカーテン代わりにしてくれました。
朝には、すっかり落ちていましたが。 |
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ハンディキャップのある方用のトイレ
一般用がひどい状態のときに、申し訳ないけど使わせていただきました。
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こちらは、一般トイレ
飛行機のトイレのように、使用後に汚物を吸い込むような仕組みになっています。
アジア風の造りは、この仕組みにはあまり適していない。
まだ、出発直後なので綺麗ですが、だんだん悲惨な状況になってきます。
全部洋式にすれば良いのに、と思いました。
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洗面所
こちらは綺麗です。
(H)食堂車に行かない人々は、カップラーメンを食べる人が多く、この洗面所に残りを捨てる人もいて、結構汚くなってきます。 |
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食堂車
予約をしてから、交代に食事をします。
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夕食です。
食事の途中です。もう少し品数は出てきます。
このあと、翌日の夕食まで殆ど同じようなメニューでした(朝食を除く)。 |
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22時消灯 真っ暗闇の中を走ります。 |
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まわりは真っ暗、すぐ近くに見える沢山の星に囲まれて、ゴルムド目指して走っていきます。 |
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←ヨーロッパ各地を歩いている様子を中心にアップしています。 |
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