神は光あれと仰せになり無からこの世界をおつくりになられました・・・

 

(中略)

 

人は、繁栄を続け科学と言う名の力を用いてその存在を確固たるものへと進化させたと思われていま

 

した

 

そしていつしか神は老い、御使いによる反乱が相次ぎましたが・・・

 

しかし、神に忠実な御使いと正しき人々の力で乱を静め事無きをえていました

 

そんな時・・・外なる神々が、宇宙の深淵より現れ神と人の世界に多大なる被害を与えて去りました

 

ある御使いは地上の生物達はいまだにもろく脆弱であると思い再び外なる神々が来るまでに地上に存

 

在する種達を兵士に育て上げようと(判読不能)

 

こうして神の黄金期は幕を閉じました

 

老いた神は、力ある御使い数名に命じ己の役目を代行させました

 

そして、老いた神は6匹の龍・・・地、水、火、風、光、闇・・・を率いて地上に降り立ち(判読不能)

 

神が去った後、御使い達は誰が神となるかを決めるために争いました・・・

 

この戦争の間、御使いたちを支配した理・・・それは弱肉強食でした

 

弱き御使いが消えていく中、再び外なる神々が現れ大きな爪痕を残して去りました

 

御使い達は考えました・・・自分達を導く新たな指導者を得なければと・・・

 

その頃には、地上にも御使いと同等かそれ以上の力を有する者たちが現れました

 

そう・・地上の種を神の尖兵にしようと地上に放たれた怪物達に打ち勝つために人や亜人達は進化を

 

続け遂には御使い達すら凌駕するものが現れたのです・・・

 

御使いを凌駕した者達は請われ新しき神々となりました

 

    ・・そして、2人の新しき神が争いをはじめたのを発端に御使い達の争いより遥かに大きな・・・

 

戦いが始まりました

 

これが、後の世に創世戦争と呼ばれるようになった戦争の始まりです

 

創世戦争はこの世界全ての者を巻き込む大きな戦争となり多くの命が消えていきました・・・

 

老いた神は、これを憂い6匹の龍に鎮圧を命じました・・・

 

6匹の龍は強大なその力で多くの神や御使いを打ち倒していきました・・・

 

新しき神々は、この強大な新たなる敵に対し協力し合い・・・

 

女神リグラ・レイアが地龍を大地の裂け目へ・・・

 

戦神ギアネスク・レザが水龍を大海溝へ・・・

 

智神ヴィアバール・グゼスが火龍を偉大なる火山へ・・・

 

魔神ネフィリア・エムスが風龍を空中神殿へ・・・

 

魔神ルウェール・ソートが光龍を天上界へ・・・

 

魔神ラフィラス・ラウアが闇龍を冥府へとそれぞれを封じたのです

 

龍を封じた神々は封じる寸前に発した龍の言葉を聞き、自らの所業を恥じ他の神や御使いに戦いを止め

 

るよう説きました

 

こうして、創世戦争は終わりを告げました

 

そして、新たな神々による平和な治世が始まったのです

 

ですが・・・一握りの御使い達は未だ外なる神々の恐怖を忘れられず

 

絶対なる指導者を自らの手で作り上げました

 

それが、今神々の王として君臨している若く雄雄しき神・・・

 

名を(故意に削除した形跡あり)

 

                          ザイン城塞神殿跡後で見つかった古文書より