・北海道洞爺湖&昭和新山(99年夏’)
支笏洞爺国立公園の中心地である洞爺湖は、周囲45.5kmのカルデラ湖です。 湖の真ん中には大島、観音島、弁天島、饅頭島(まとめて中島と言います。)が浮かび、遊覧船でこれらの島を眺めることができます。また中島には、野生のえぞ鹿を見ることができます。 湖畔には至る所に、彫刻作品が展示されており、「洞爺湖ぐるっと彫刻公園」と呼ばれる野外美術館になっています。 夜の洞爺湖は、観光協会の主催で4月下旬から10月の毎晩、ロングラン花火大会が開催されています。この花火大会は水中花火が有名で、ボートを走らせながら湖に向かって投げ、水につかると、大きな扇型の花火になります。 また近くには、有珠山の爆発を再現した「火山博物館」やえぞしか牧場もあります。 食べ物では、最近「天ぷらアイス」というのが有名で、アイスに衣をつけ揚げた物なんですけど、中のアイスは全然溶けてないのです。アイスの冷たさと衣の熱さが味わうことのできる一品です。 |
・オロフレ峠 |
洞爺湖と登別を結ぶ道路にある峠で、天気の良い日は、遠くに太平洋を見渡すことができる絶景の場所です。 この日も空が青々していて、とても気持ちが良かったです。 ここから登別温泉方面に車を走らせると、バスクリンで有名なカルルス温泉やスキー場などがあります。 |
・登別地獄谷(99年夏’) |
登別温泉の近くにある地獄谷は、直径450m、面積12haの爆裂火口跡です。ここは今でも硫黄ガスが噴き出していて、まるで地獄絵図そのものです。 湯気が立ち込めている側を遊歩道で、散歩することができるので、迫力ある風景が楽しめます。 ただ、硫黄臭が鼻につきます。(1周10分くらいです) 登別温泉の開湯は、安政5年(1858年)。地獄谷で硫黄を採掘していた岡田半兵衛が温泉を掘り当て、その後、商人 滝本金蔵が湯宿を建てたのが始まりといわれています。 |
・大湯沼 |
地獄谷の遊歩道は、道々350号に入り、大湯沼へと向かいます。 ここは、大正時代の小爆発により誕生した湯沼で、約10日周期で湯量が増減するそうです。湯量が減少した時には、地底から轟くような地鳴りが聞こえるそうです。 この大湯沼までは、車で直接行くこともできますが、ぜひ遊歩道を歩いて行く事をオススメします。 |